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★Faj富山サロン 2025年1月 例会レポート
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◆開催概要
・テーマ:ファシリテーション4つのスキル ②「対人関係のスキル」編
・開催日時:2025年1月11日(土) 13:30~17:00
・場所:救急薬品市民交流プラザ
・メインファシリテーター:さとっぺ(佐藤重範)
・担当チーム・サポート:富山サロン運営スタッフのみなさん
・参加人数:12名(内非会員4名)
・案内文
https://www.faj.or.jp/base/toyama/event/2025111/
◆概要
ファシリテーションの4つのスキルの内、今回は「対人関係のスキル」を取り上げました。話し合いの場でメンバーとの対話の中で生じる問題や悩みを「交流分析」の理論を交えながら、改善に向けて参加者と考え、深めていきました。
①「対人関係のスキル」には、傾聴力、質問力、観察力があり、今回は観察力に焦点を当てる。
②ファシリテーターは、参加者同士の相互作用を観察し、適切に介入する必要がある。
③介入の際には、相手の"今ここ"の「自我状態」に気づき、そこに向けて返すと相手は受け取りやすい。
④「自我状態」の機能を理解し、自分のエゴグラムを知り、自己理解を深める。
⑤相手の言動からその人の「自我状態」を理解するためのワークに取り組む(ドラえもんに登場する5人のキャラクター)
⑥交流分析の「やりとり分析」から具体的な介入方法を考える。
◆参加者の感想(アンケートより)
・やりとり分析という考え方があることを知れてよかった。
・「観る力」、人や場を観察することの重要性がよく理解できた。
・誰もが知っているドラえもんのキャラクターで自我状態を分析するワークが面白かった。
・これから人と場の雰囲気をよく観察していきたい。
◆MFより
今回、私が12年間学んできた「交流分析」をファシリテーションに活かせないか、皆さんと一緒に考えることを試みました。「交流分析」の理論ばかりに偏らず、ファシリテーションの勉強会としてデザインすることに苦心しました。参加された皆さんとの対話を通じ、自分が今まで学んできた「交流分析」がファシリテーションという対話の場に活かせることを確信できました。ありがとうございました。
例会風景