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ワークショップセレクションⅡ(2日目:6月18日(日)10:00〜12:00)はこちらをクリック!
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ワークショップのテーマとファシリテーターは下表のとおりです。
※詳細は下表のワークショップのテーマ名をクリックしてください。
1日目:6月17日(土)13:00〜15:00
1日目:6月17日(土)13:00〜15:00
メインファシリテータープロフィール / 上井雄太(うわいゆうた)
・2008年大学生時代にFAJに入会。2013年フューチャーセッションズ入社。
・未来思考による対話の場により、企業の新規事業創造や組織変革、行政の社会課題解決、Jリーグ社会連携プロジェクト、ラグビー共創プロジェクト、TOKYO UNITEなどスポーツと企業、行政、NPOを掛け合わせ、新しい社会価値を創造するプロジェクトに従事。
・株式会社フューチャーセッションズ スポーツ共創ファシリテーター
IAF Certified™ Professional Facilitator
慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究所研究員
TOKYO UNITE 社会貢献検討チームメンバー201
ワークショップの概要
◆ファシリテーターの皆さんに問いたいこと
「2020年のコロナ禍が起き始めた年、どうでしたか?」
私はリアルの対話の場を失い、ファシリテーターとしての仕事も拠り所も一時は失いかけました。
なんとかその後、オンラインのファシリテーションに順応していったものの、正直、リアルで行う対話の力を感じるまでには至りません。
オンラインでファシリテーションが当たり前になった昨今、空間を越えたファシリテーションの新たな可能性を感じています。
一方で、オンラインとリアルを融合が前提となる時代において、リアルの対話の場のファシリテーションの進化が求められていると日々感じています。
リアルで集まって対話する必要ってあるの?? オンラインでよくない?
そんな声が聞こえてくる中で、私たちファシリテーターがリアルの対話の場だからこそ発揮すべきスキルやマインドは何だろうか?
この問いを皆さんと深めていきたいです。
◆スポーツ、ツーリズム、アウトドア
現在私は、スポーツ、ツーリズム、アウトドアなど、リアルだからこそ五感で感じる体験 × 対話の場づくりに挑戦しています。
今回は実際のリアル対話ファシリテーションのプロジェクトの事例をご紹介させていただきます。
これからのリアルだからこそ価値のある対話の力、ファシリテーションの力を、参加される皆様と一緒に探究していきます。
ワークショップの実施内容詳細
STEP1:事例インプットタイム
- イントロダクション
- チェックイン
- リアル対話ファシリテーションの3事例共有(スポーツ、ツーリズム、アウトドア)
STEP2:対話セッションタイム
- フィッシュボウル
- 問い1:「リアルの対話だからこそできる価値は?」
- 問い2:「リアルの対話の場で求められるファシリテーションのスキルやマインドは?」
- 問い3:「あなたはどんなリアルの対話の場をデザインしたい?」
- チェックアウト
- クロージング
メインファシリテータープロフィール / 加藤正樹(かとうまさき)
2010年ケンブリッジ入社。様々な業種・領域のコンサルティングに従事。大規模システム導入など様々な立場のステークホルダーが混在する中でクイックに課題解決を進めるファシリテーションが得意。現在、社内で「8つの基本動作の先にある中級ファシリテーション技術」の形式知化に取り組む。
ワークショップの概要
異なる立場の人たちが集まり、ひとつの問題について結論を出さなければならない。こういうシーンで、ファシリテーターである皆さんは「参加者全員にとって納得感のある結論」を決め切るために、どのような工夫をしますか?
議論のゴールとアジェンダをあらかじめ決める? 「Aさん、なにかご意見は?」「それに対してBさんは?」など参加者全員に水を向ける?
これらの工夫はもちろん大事である一方、「こうした基本動作だけで結論を決め切るのは難しい」と感じる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ケンブリッジのファシリテーターが会議時間内に結論を決め切るためにどのような「準備」と「ふるまい」を心がけているか、お伝えします。
例えば、準備段階での問いの立て方、ファシリテーターとしてのふるまいのコツ、参加者との向き合い方や距離感など、押さえるべきポイントがたくさんあります。
「8つの基本動作」の先にある中級ファシリテーションノウハウに触れてください。
ワークショップの実施内容詳細
講師による「8つの基本動作」の先にある中級ファシリテーションノウハウの説明
参加者によるケーススタディ(こんな時、あなたならどうファシリテートする?)
特記事項
会議ファシリテーションにおける最低限の基本動作を修得している方向けの内容です。具体的には、『世界で一番やさしい会議の教科書』に書かれた「8つの基本動作」を日頃から実践できている方、など。
メインファシリテータープロフィール / 大木浩士(おおきひろし)
OOKIWORKS・代表/『まずは小さくはじめてみる』著者/企画プロデューサー
東日本大震災をきっかけに、会社で働きながら200以上の個人プロジェクトを形にする。主に、人が持つクリエイティブの力を引き出しながら、学び合いの場づくりを行ってきた。
2022年11月、博報堂を退職し起業。
とちぎ未来大使/キャリア教育アドバイザー/出羽三山の山伏などの顔も持つ。
著書は他に『対話型授業のつくり方』『プレゼン指導の基礎ガイド』がある。
ワークショップの概要
アイデアは生まれるけれど、それがなかなか形にならない。
もしそう思われるなら、ぜひ「最初の小さな一歩」を意識してみてください。
できて当たり前の簡単なことからはじめてみる。いつかやりたいことを、今できることに分解し、小さな初動をつくってみるのです。
私はそのようにして、10年間で200以上の個人プロジェクトを形にしてきました。また、ワークショップや研修などを通し、数多くのプレイヤー(実践家)をつくってきました。
この講座では、著書『まずは小さくはじめてみる』の内容に触れながら、アイデアを形にするためのコツをお伝えします。
「発表」で終わらないワークショップをつくりたいファシリテーターの皆さま。
アイデアを形にできる人をつくりたい研修講師の皆さま。
ぜひご参加ください。
ワークショップの実施内容詳細
◎事前課題:「いつかやりたいことを1つ考えておいてください」
◎「0を1にする」ための考え方と行動のコツ
◎いつかやりたいことを、今できることに分解する。(体験ワーク)
◎「種をまいて果実を得る」という考え方について。
◎「種まき記録シート」のワーク。(体験ワーク)
◎大きな気づきは、小さな気づきの先にある。
◎自分に気づくための問い。(体験ワーク)
◎人の課題やニーズを知る。(体験ワーク)
◎できることがあるなら、やってみる。
※上記内容は暫定版です。当日、内容を変更する可能性がございます。
特記事項
参加されるにあたり、「いつかやりたいこと」を1つ考えておいてください。
著書『まずは小さくはじめてみる』『対話型授業のつくり方』をご持参いただいた方には、当日、サインをさせていただきます。
メインファシリテータープロフィール / 白松俊(しらまつしゅん)
名古屋工業大学 情報工学類 教授。人工知能学会 市民共創知研究会 主査。Code for Nagoya名誉代表。合意形成や市民共創を支援するシステムの研究開発に従事。
メインファシリテータープロフィール / 水本武志(みずもとたけし)
ハイラブル株式会社 創業者・代表取締役。カエルの合唱や音響信号処理の研究に従事。小学校から大学、企業までこれまで6万人以上の話し合いを分析してきた。空間の会話、動物の音声分析も始める。
ワークショップの概要
最近流行りの言語AIの ChatGPT と話し合いの可視化技術を、ファシリテーションのトレーニングに使ってみませんか?
例えば、話をしたがらない人たちをどう会話に入れるか?参加者が鋭く対立した場をどうするか?なんてことはファシリテーションをするうえでよくある課題です。しかし、そんな難しい場を何度も経験するのは難しいですね。
本ワークショップでは、ファシリテーションの場面を ChatGPT にシミュレーションしてもらい、ロールプレイする方法を提案します。この方法でAIを活用すれば、何度も経験できない「困った場面」を何度でもトレーニングできるようになるはずです。
まずは、「困った会議」をロールプレイ課題として出題します。ここからグループごとに協力しながらファシリテーションをロールプレイしてもらいます。最後に結果を比べることで「困った会議」がどんな結末を迎えたのかをグループごとに比べてみます。
ただし、ChatGPT のロールプレイに集中するあまり、たとえロールプレイがうまくいっても実際のグループワークでうまく協力できていないかもしれません。
そこで、話し合いを可視化する技術を使って、グループワークで参加者の皆さんが話し合う様子も分析します。これで、「このファシリテーションはだれが主導したのか?みんなの意見を反映できたのか?」も振り返ることができます。
「言語AIや可視化技術を活用すれば誰もがファシリテーションができるようになる未来がくるのか?」を考える機会になればと思います。ぜひご参加をお待ちしております。
ワークショップの実施内容詳細
ChatGPTによる模擬会議(困ったちゃんの仕込みアリ)を、グループでファシリテーターとして介入し、その後の会議の展開をChatGPTにシミュレーションしてもらいます。
その時の、グループでの話し合いの様子もハイラブルという話し合いの見える化システムで可視化します。
模擬会議と実際のグループワーク、双方の結果を見ながら、ファシリテーターとしてのトレーニングをします。
特記事項
グループワークで使うので、できればPC持ってきてください。
メインファシリテータープロフィール / 元吉由紀子(もとよしゆきこ)
行政経営デザインラボ代表。特定非営利活動法人自治体改善マネジメント研究会理事長。
神戸出身。大手鉄鋼メーカーの知的財産部で、新技術の成功には部門を越えて協力する組織体質が重要と認識し、企業風土改革を支援する株式会社スコラ・コンサルトへ。プロセスデザイナーとして実績を積む。
阪神・淡路大震災の被災経験から、地域内外と官民をつなぐコーディネーターの重要性を痛感し、自治体風土改革に軸足を移す。行政経営デザイナーとして、時代最適の価値を創造し続ける経営を実現するため、立場を超えた対話から協力関係を築き、変革を進めるプロセスを首長や職員と一緒に創っている。
著書:『どうすれば役所は変われるのか』、『地方を元気にする自治体経営を変える改善運動』他
ワークショップの概要
激変するVUCAの時代、先行き不透明な課題には、個々の担当や自組織内の取組だけでは有効な解決策を見出すことができなくなっています。いかに「越境」しながら「変革」していくか、この二軸で仕事を進めていくことが求められています。
また、時代に応じた変革を果たすには、新しい価値を創造する「革新」にチャレンジする一方で、過去の延長線上にある仕事をスリム化して「現状維持・改善」するアプローチも欠かせません。
特に、少子高齢化・人口減少する自治体では、地域の個性を活かし、独自の魅力を打ち出して地方創生を競い合う時代となりました。それでも、全国一律の法律事務はミスできない、捨てられないことから、業務増大の難しさを抱えています。まさに「攻」と「守」二刀流の技を身に着けていくことが今後とても重要になっているのです。
そこで、本ワークショップでは、長年企業や自治体・行政に関わり、変化するプロセスを伴走支援して見出した「変革キャリアマップ」をツールとして用いながら、参加者のみなさんが、現状維持・改善や革新など、自らどんな変革経験を持っているのかをふり返るワークを通じ、今後自分と組織がいかに変革キャリアを積んでいけばいいのかについて考え合う対話をしていきたいと思っています。
企業や自治体に関わる方はもちろん、どんな組織に所属する皆さんにもご参加いただけます。みんなで現状維持・改善も、革新もしなやかにこなせる二刀流の組織づくりを目指して、楽しく聴き合い、語り合いましょう。
ワークショップの実施内容詳細
1)VUCA時代に求められる「変革×越境」スキルとは?
2)「変革キャリアマップ」で対話する。自身の経験をふり返り、強みを知り合おう!
3)二刀流を実現できる組織づくりを考える
特記事項
ご自身がこの1年間で最も「よく頑張った!」と思える仕事の経験(地域や家庭の仕事でも可)を思い浮かべてご参加下さい。
参考図書は、『自治体を進化させる公務員の新改善力~変革×越境でステップアップ』(公職研、元吉由紀子編著)です。7人の改善キャリアステップを紹介しています。ワークショップの事前学習・事後の実践にご活用ください。
(書籍紹介のページはこちらから)
https://gyousei-design.jp/book/
メインファシリテータープロフィール / Pepe Nummi(ペペ・ルンミ)
Grape People代表 フィンランドファシリテーション協会の初代会長IAF(国際ファシリテーター協会)においても注目されているトップ ファシリテーター 20か国以上で15,000人以上のファシリテーターを育成。画期的なファシリテーション手法Idealogueの開発者。 ・著書 『Handbook of Facilitative Leadership』 『Beyond Brainstorming-Idealogue』『Breakthrough Decision Making』 『Handbook of Professional Facilitation - Tools, Theory, and Design』他
ワークショップの概要
ファシリテーションはやりたいけど、難しい。どう会議を企画したらいいんだろう。
課題に対して、みんなの知恵を創発し、実現策を決めるには、どうしたらいいんだろう?
そんなことを考えている人にフィンランド式ファシリテーションを紹介します。
フィンランド式ファシリテーションは今までのファシリテーションの通年を活気に変化させます。それはシンプルでパワフルだからです。
シンプルとは、企画のための簡単な構造があり、簡単なツールがあり、それを使えば、かなりの会議やワークショップを充実させることが出来る方法があるということ。
パワフルとは、企画した会議が成功するということです。参加者の全員が話したと感じ、新しい知恵で、課題の解決策や、狙った姿の実現策を考えることが出来るということ。
「まとめようとして調和に陥る」のではなく、「個人を尊重しすぎて何も決まらない」のではなく、全員が知恵だしして、「共に変容するファシリテーション」をする際のシンプルでパワフルの具体策を提供します。
ワークショップの実施内容詳細
【情報提供】
知恵だしを基本に考えるフィンランドの教育の特徴
フィンランドから生まれたファシリテーションとは
【フィンランド式ファシリテーションの体験】
Pepe Nummiの開発したIdealogue(アイデアログ)の一部を体験していただきます
テーマに関して・・
参加者全員の知恵を創発し、磨き上げるプロセス
最適な知恵を選ぶ、合意形成するプロセス
特記事項
協賛:グローバル委員会
メインファシリテータープロフィール / 日山敦生(ひやまあつお)
コンピュータ技術者として、弱点克服をベースとした日本のビジネス社会に疑問を感じていました。元気をなくします。 その時に、ポジティブ心理学を応用した問題解決法に出会いました。それは、原因究明しない問題解決法であり、 失敗からの学びではなく、成功からの学びでした。 現在、ポジティブ心理学を応用したコーチングやワークショップを開催しています。
ワークショップの概要
人や組織の問題って、難しくないですか?コンピュータ機器の障害では、原因究明ができれば、スムーズな問題解決が 期待できます。物や技術の問題解決に有効なロジカルシンキングの世界ですね。 もうひとつは、有名ではありませんが、人や組織の問題解決に有効なシステムシンキングがあります。システムシンキングの 世界観は、関係者全員が原因なので、原因究明は有効ではないとする世界観を持っています。 人や組織の問題は、原因が判らなかったり、原因と思われるものが判ったとしても、原因を取り除くことが出来ない 問題だったりしませんか?ビジネスの世界では、絶えず早期の問題解決が求められています。 ところが、ビジネスの世界では、出来ない事をできるようにする問題解決法であり、解決に時間が掛かる失敗から学ぶ 弱点克服が主流です。しかし、人や組織の問題は、システムシンキングの世界観からすると、関係者全員が原因なので 原因究明は有効ではありません。 そこで、問題が起きたときではなく、問題が起きそうな状況にも関わらず上手く対処できた時に注目し、成功から学ぶ 事により、瞬時の問題解決が期待できます。 ワークショップでは、関係者全員が原因とするシステムシンキングの考え方や、問題が起きそうな状況にも関わらず、 上手く対処できた時の見つけ方をご紹介し、参加者の皆さんが抱える人や組織の問題解決を、参加者自身で体験 していただきます。
ワークショップの実施内容詳細
アイスブレーク
システムシンキングの説明
ポジティブ心理学(解決志向アプローチ)の説明
参加者が抱える人や組織の問題を解決してみよう
振り返り
メインファシリテータープロフィール / 市川力(いちかわちから)
一般社団法人みつかる+わかる代表理事。慶応義塾大学SFC研究所上席所員。長年小学生を対象に探究力を育む学びを研究・実践。現在は、全国各地で多様な人たちが持ち前の好奇心を発揮してともに成長する場をつくるジェネレーターとして活躍。主な著書は『探究する力』『クリエイティブ・ラーニング 創造社会の学びと教育』『ジェネレーター 学びと活動の生成』
ワークショップの概要
ヒトは誰でも好奇心を持ち、学びたい気持ちを持っています。しかし、教わり慣れし、一つの正解を求めるよう仕向けられて、大人も子どももその扉を閉じてしまいます。閉じた扉を再び開くには、大人とか子どもとか、年齢とか立場とかの隔てなしに、ともに「面白がる仲間」になれる場が必要です。そんな場を生成する人を「ジェネレーター」と名づけ、研究と実践を積み重ねてきました(参考文献:市川力・井庭崇『ジェネレーター 学びと活動の生成』学事出版)。「ファシリテーター」が場を俯瞰的に眺め、判断し、問いを投げかけ、コミュニケーションを活性化するのに対し、「ジェネレーター」は、参加者と同じたくらみに身を投じ、率先して「面白がる」存在です。今回のワークショップでは、オンラインで Feel度Walk という活動をすることを通じてジェネレーターの「面白がりマインド」について体感的に理解します。Feel度Walkとは、家の近所のような身近な場所を、なんとなく気になるもの・こと・ひとを追い求めてあてもなく歩くことです。すると私たちの感度=Feel度がUPして思わぬもの・こと・ひとが見つかってしまいます。だからFeel度Walkと呼びます。ささやかでなんでもない発見を集め、描写し、みんなでワイワイシェアする場を持つことで見えてくる「面白がる」ことの本質と「ジェネレーター」のあり方について考えてみませんか。
ワークショップの実施内容詳細
①はじめに
②Feel度 Walk を各々参加されている近所で15分くらい実施
③発見スケッチタイム
④ブレイクアウトルームで発見の共有
⑤全体共有
⑥ジェネレーターとは?(力さんのレクチャー)
⑦ファシリテーターに活かせることは?(ブレイクアウトルーム)
⑧全体共有
⑨振り返り(チャット)
メインファシリテータープロフィール / 成田有子(なりたゆうこ)
成田有子(ゆうちゃん):株式会社ユナイト代表取締役。臨床心理士。公認心理師。
メインファシリテータープロフィール / 村瀬寿子(むらせひさこ)
村瀬寿子(ひさちゃん):NPO法人くるくるディビジョンマネージャー。公認心理師。サービス管理責任者。
メインファシリテータープロフィール / 中能由佳子(なかよくゆかこ)
中能由佳子(なかよくさん):島根県教育委員会スクールカウンセラー。島根県教育センター浜田教育センター相談員。学校心理士。
メインファシリテータープロフィール / 岩上弘史(いわかみひろし)
岩上弘史(百番さん):島根県教育センター浜田教育センター指導主事。公認心理師。
ワークショップの概要
「愛ある事例検討法」と言われるPCAGIP(ピカジップ)は、カール・ロジャースのPCA理論に大きく影響を受けた村山正治先生が考案した事例検討法です。臨床心理士の育成、学校管理職の部下指導、看護職のカンファレンス、企業の管理職研修、など様々な場面で取り入れられるようになり、2012年に 「新しい事例検討法-PCAGIP入門」が出版されると、この本を読んでPCAGIPを実践してみる人が増えていきました。私もこの本の出版前から村山先生のPCAGIPワークショップに参加し、その魅力に取りつかれた一人です。その後、福祉、教育、心理、医療、産業、でPCAGIPファシリテーターの経験をしてきましたが、参加した人が元気になる!(エンパワメント)、抱えていた問題が問題でなく感じる!(パラダイムシフト)、問題解決のヒントが見えてくる!(ソリューション)、といった効果がある不思議な対話手法です。2020年から 「PCAGIP☆er Project(ピカジッパー プロジェクト)」を立ち上げ、仲間とともに、PCAGIPer(PCAGIPをする人)を広めようと活動しています。
対面のPCAGIPは必ずホワイトボードを使いますが、オンラインでもホワイトボードを使って、同じように見える化しながら進めていくことができます。オンラインPCAGIPは、遠く離れたところにいる人とも簡単につながれるところが強味だと思います。何の準備も要りませんので(Zoomのアップデートだけはしておいてくださいね)、ぜひお気軽にご参加ください。
ワークショップの実施内容詳細
チェックイン→ PCAGIPの説明→ 事例文の作成→ PCAGIP1回目(金魚鉢方式)→ PCAGIP2回目(小グループ)→ ふりかえり
特記事項
Zoomのアップデートをしておいてください。参加者はできるだけビデオオンでご参加ください。
メインファシリテータープロフィール / 石川肇(いしかわはじめ)
2019年にFAJに参加させていただき、この年から科学技術の社会実装の活動を立ち上げて、ことしで5年目になります。
SFプロトタイピングの導入については2020年あたりから着手しています。国内のSFプロトタイピング コミュニティの中心的な方である宮本道人先生(東京大学)のご指導を受けるなどしながら手法をブラッシュアップしています。
ワークショップの概要
リモートワークにワクチン接種、化学肥料や高層建築、21世紀に生きる私たちは科
学技術の成果を利用しない日はないでしょう。
これまで科学技術は人類が抱えた諸問題を解決し続けてくれましたし、これからもそ
うであって欲しいと思います。
その一方で、人工知能やゲノム編集は、使い方によっては天使にも悪魔にもなるなん
てことも言われたりします。
私たちはどのような未来の社会を想定して、今後生まれてくる科学技術を活用すれば
良いのでしょうか。
そんな話はどこかのエラい人に任せておけば良いのでしょうか。
多様な人たちが参加することでいろいろな価値観を反映しながら未来の姿を創り上げ
ることこそ意味があるのではないでしょうか。
そんな対話の場はきっとファシリテーターに支えられているはずです。FAJの科学技
術の社会実装研究チームではそのような考えに基づいて活動しています。
でも正直いうと未来の社会を考えることは少し難しい、ましてやそれをファシリ
テートするなんて。。。
多くの人はそのように考えられるかもしれません。そこで今"SFプロトタイピング"
という手法を使って参加しやすい対話の方法を模索しています。
SFプロトタイピングのワークショップは何度かFAJの定例会でも開催していますので
聞いたことがある方もおられるかもしれません。
テーマに基づいて"ありたい未来"を発想し、それをストーリにまとめるものです。
そして、ただ未来を創るのではく、
創った未来から今日までを逆算でたどります。この逆算部分は"SFバックキャスティ
ング"という呼び方をされることもあります。
これらをワークショップで実施すると、数回のワークをこなす構成になります。今年
のサミットでは、全体構成からいくつかのワークを切り出して、
その部分を深耕する構成を考えています。これまでの定例会で実施した構成とも違う
内容になります。詳しくは当日のワークショップで。
メインファシリテータープロフィール / 大国兼道(おおくにかねみち)
2020年よりグローバル委員会委員長。FAJのメンバーが侍ジャパンのように世界に向けて活躍する支援活動をしてきました。2005年より研修ファシリテーターとして教育会社と業務委託契約を結んで以来、企業研修(企業教育体系コンサルティング、リーダーシップ研修、セールストレーニング、社内講師育成研修等の講師や開発・翻訳等)を実施しています。受講者の方々の研修前後の行動変容を促すことを信条としています。
ワークショップの概要
【背景】
・グローバル委員会ではこれまでクロスカルチャーな交流親睦を狙いとしてグローバルファシリテーションに取組んできました。(IAF支援・協業、バーチャルカフェ、英語でファシリテーション、フィンランド式ファシリテーション)
・あうんの呼吸でコミュニケーションできるハイコンテクスト民族である日本人がグローバルな舞台で英語を自然に話せるようになるために実践を重ねてきました。
・2015年より実施してきた「英語でファシリテーション」するノウハウを真摯に英語を学びなおしたい皆様と共有する機が熟しました。
【参加対象者】
英語学習にはいろんなメソッドがあり、まじめにやればどんどんうまくなります。しかし三日坊主になりがちなあなた、TOIECの点数は高いけど英語で話せないあなた、いつまでも学びをあきらめないあなたに贈るセッションです。
【内容】
「英語のハノン 初級」と呼ばれる教本があります。これは学校文法をはじめからやり直し、口頭で使えるようにする本です。
そこで私たちは「英語のハノン」を信じてやってみました。
大人の学び直しとして、習慣化するテキストとして評判も良いのでやりきってみました。
とにかく1冊終わらせることが肝要です。
そのためには、仲間の励ましがとても重要です。このワークショップを契機として、このあとワールドカフェなどの国際舞台にデビューされることを応援しています。
【プロセスと成果】
そのためのスタートアップミーティングを開催します。5-6人のチームを作り、2-3か月で1冊やり切ってみませんか?SNSにコミュニティを作って、お互いに励ましあうのもいいですね。この初級を終えるころには、口と舌を自在に動かし、少なくとも知っている英文法は自由に英会話で使いこなせるようになっています。
ワークショップの実施内容詳細
・「英語のハノン」プロジェクトとは?:プレゼンテーション
・英語を学びなおす目的と英語が話せるようになるには?:グループ討議
・「英語のハノン」プロジェクト進捗報告
・今後の活動計画立案「GROWモデル」&チーム結団式
・全体振り返り
メインファシリテータープロフィール / 大島友秀(おおしまともひで)
大島友秀:株式会社スピーキングエッセイ代表。研修講師、スピーチコーチ、ファシリテーター。企業、NPO、自主活動などにワークショップやトレーニングを行う。FAJ(2004年~)、東北支部運営委員(2020~2023)、FAJグローバル委員会、IAF(国際ファシリテーターズ協会)、IFVP(インターナショナル・フォーラム・オブ・ビジュアル・プラクティショナー)メンバー。ワールドカフェ・コミュニティ財団、理事。
ワークショップの概要
日本においてワールド・カフェはある一定の広がりを見せ、いろんな場合に使われいます。会話の力が生かされ、人と人が繋がる集合知を作り出し、課題や問題解決に寄与することも見られます。それと同時に、ただ話すだけ、おしゃべりだけだと言われるように、本来の可能性が引き出せない場合もあるようです。
このセッションでは、あらためて、ワールド・カフェが作り出す、生成的な対話の力を考えていこうと思っています。今、人と人が繋がる可能性は、これまで以上に求められるのではないでしょうか。しかし人と人のつながりが希薄になってしまっている傾向も見られます。そんな中で、人は話し合うことで、集合的な英知を見つけることができるのでしょうか。これからの可能性を考える機会を設けたいと考えました。
そのような想いを込めて、タイトルを「ワールド・カフェから時代は創られる!?」と題しました。最後の文末に、エクスクラメーション・マークとクェツション・マークをつけているのは、一緒に考えてみましょうという問いかけであり、私たちは話し合うことで出口を探れるのかを探ってみたい呼びかけです。
ワークショップの実施内容詳細
詳細は検討中です。
しかし、対話を行うこと、そのやり方は、ワールド・カフェをコンパクトにした形になると思います。
また、鍵になるインスピレーショントークを、ワールドカフェの実践者を招いて行っていくことを考えています。例えば、香取一昭さんとか田坂さんとか。
メインファシリテータープロフィール / 高野仁美(たかのひとみ)
高野仁美(認定あんこ女子 あんバサダー)
大学卒業後、業務用パンメーカーに勤務。「小倉トースト100変化」「小倉トースト飲み会」などの取り組みを通して、名古屋の喫茶店文化を盛り上げる。
名古屋の喫茶店文化とまちづくりを掛け合わせることで、より多くの地域課題を解決できるのではないかと考え、現在はまちコーディネーターmachicoとして商店街の活性化にも取り組む。
ワークショップの概要
はじめましての人と仲良くなりたいとき、
よく知った人ともう一歩踏み込んだ話をしたいとき、
「お茶しよう」という誘いをしたことがある人も多いのではないでしょうか。
お茶をする場=喫茶店・カフェに関わり続けて丸10年。
初デート、商談、女子会、男子会、打ち合わせに役立つ喫茶店ファシリテーションを、ワークを通して考えます。
どうして喫茶店は会話が弾むのか?
そして最後は、喫茶店の店内全体をホールドし、各テーブルを渡り歩いてお客さん同士を繋いでいく、ちょっぴりおせっかいなスーパーファシリテーター「喫茶店のママ」についても考察していきます。
ワークショップの実施内容詳細
詳細は検討中です。
特記事項
ほっとリラックスできるお飲み物のとお菓子をご用意してご参加ください。
メインファシリテータープロフィール / 渡辺恵里(わたなべえり)
piglyph(ピグリフ)は、リコーの新規事業創造プログラムで採択されたプロジェクトです。
社内スタートアップとして、言語の壁を越えて自由にコミュニケーションができる世界を目指し、コミュニケーションを可視化するシステムの開発に取り組んでいます。
リアルタイムなグラフィックレコーディングをシステムがサポートすることで、参加者の発言を引き出し対話の場を活性化させ、創造性の高いコミュニケーションの実現を模索しています。
ワークショップの概要
piglyphは、""対話を視覚的に扱う""をコンセプトに、イラストを活用して対話をグラフィカルに可視化するコミュニケーションシステムです。
リアルタイムに可視化されていく対話内容をもとに相互認識を揃え、コミュニケーションを活性化します。
対話をしていても相互認識が取れず対話が弾まない、
頭の中のアイディアを具体化して伝えられない
といったコミュニケーションのお悩みを抱える方におすすめのシステムです。
・piglyph 公式ホームページ:https://piglyph.com/
・piglyph コンセプトムービー:https://youtu.be/GL7xyokDDGo
これまで、定例会などでFAJの皆様にたくさんの実証検証の機会やフィードバックをいただきながら進化してきましたpiglyph(ピグリフ)が、
ついにより幅広い領域で活用いただけるシステムとして提供できるようになりました。
このシステムを対話の場で活用いただくこどんな効果があるのか、実際にみなさまに操作していただきながらご体験いただければと思っています。
本ワークショップでは、オンラインでpiglyphを実際に触っていただき、その特徴をご体験いただくとともに、実際にいくつかのワークで活用してみます。
必要なものは、PCのWebブラウザのみです。
是非、新感覚コミュニケーションをご体験いただきながら、デジタルとアナログの融合でどんな未来が実現できるのか一緒にイメージを膨らませていただけると嬉しいです!
ワークショップの実施内容詳細
オンラインシステムpiglyph(ピグリフ)を使ったオンライン×グラフィックを活用したグループワーク/個人ワーク/対話の可視化のご体験
https://piglyph.com/