ファシリテーション・サミット名古屋2023 ワークショップセレクションⅡ

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ワークショップセレクションⅠ(1日目:6月17日(土)13:00〜15:00)はこちらをクリック!

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ワークショップのテーマとファシリテーターは下表のとおりです。
※詳細は下表のワークショップのテーマ名をクリックしてください。
【ワークショップ2-4】は事前資料を郵送するため、申し込み期限は6/11(水)23:59までとなります。

2日目:6月18日(日)10:00〜12:00

対面開催(名古屋国際会議場)

No.

ワークショップのテーマ / ファシリテーター

2-A

新価値創造のためのマインドセット「Do&Learn」のファシリテーション / 加藤夏来(かとうなつき)

2-B つまづいても、また自分の足で歩こう。挑戦と、つながりを信じて / 加藤慎康(かとうしんやす)
2-C 目指せ未来のファシリーダー! / 谷益美(たにますみ)
2-D ファシリタティブ表現者から学ぶ、「共感力」と「離見の見」/ 西川千雅(にしかわかずまさ)・上井靖(うわいやすし)

2日目:6月18日(日)10:00〜12:00

オンライン開催

No.

ワークショップのテーマ / ファシリテーター

2-1

コミュニティ・オーガナイジングにおける仲間のリーダーシップを引き出すコーチング / 木山侑香(きやまゆうか)

2-2

災害時の連携を促すファシリテーション(体験型ワークショップ) ~○○町での災害時の話し合いに参加してみよう~ / 平山猛(ひらやまたけし)

2-3 実効性の高い答えを引き出すために~NLPミルトンモデルで質問をブラッシュアップ / 楯岡かおる(たておかかおる)
2-4 【体験版】職場の基礎代謝®改善ファシリテーション/実力発揮マネジメントカード / 白井旬(しらいじゅん)
2-5 SDGsのゴールと企業活動をつなぐワークショップ体験 / 加藤彰(かとうあきら)
2-6 ことばの焚き火タイワ〜共鳴する場としての対話を体感する〜 / 大澤真美(おおさわまみ)
2-7 ホワイトボード・ミーティング®デジタル入力ver. / 前田孝裕(まえだたかひろ)
2-8 ~あなたのファシリテーションを進化させる~ サイレント・コミュニケーション「他己紹介」 / 橋詰敦樹(はしづめあつき)、南部優子(なんぶゆうこ)
2-9 AIは人間ファシリテーターを駆逐するか / 小野澤興平・増平貴之(ますひらたかゆき)
2-10 自分と社会の探究学習 未来マップ授業 / 秋田稲美(あきたいねみ)

<ワークショップ 2-A> 【対面開催】
新価値創造のためのマインドセット「Do&Learn」のファシリテーション

メインファシリテータープロフィール / 加藤夏来(かとうなつき)
大阪大学フォーサイト株式会社 プロジェクトマネージャー。
修士号取得後、大阪ガス行動観察研究所(株)にて行動観察・リサーチを担当。2022年に創業メンバーとして大阪大学フォーサイトに参画。新価値創造のためのコンサルティングを行う。クライアントと共創するためのワークショップ設計・ファシリテーションを実践。九州大学非常勤講師。

ワークショップの概要
ファシリテーションには様々な方法がありますが、私たちが実践するのは、行動してから学ぶ「Do&Learn」のワークショップです。
当社が目指す新価値創造・イノベーションでは、絶対に成功する方法論が存在しません。成功確率を高める方法や、過去の成功・失敗事例からある程度学ぶことはできても、実際に新価値を作るときはその時々固有の壁にぶつかります。その際に必要なのは、失敗を恐れずに行動することと、行動から気づきを得て学び、次の行動に繋げる力です。
そうしたマインドも含めて新価値創造の方法論として当社代表:松波晴人が日本で始めたのが、「行動観察」 です。実際の現場で『場の情報』を収集し、学術的な『知見』と統合して『インサイト』を生み出す行動観察は、まさしく「Do&Learn」を実践する方法です。
私たちはこの「Do&Learn」のマインドをワークショップファシリテーションにも取り入れて、参加者が実際に体感できるようにしています。
当日は行動観察の概論紹介と、実際に「Do&Learn」のファシリテーションを参加者に体感いただきます。最後にこの方法を体感した皆さまとのふり返りワークも予定していますので、是非やってみて得た気づき・学びをまた次のワークショップに活かしていきましょう。
皆さまとファシリテーションについて学びを深めていけることを楽しみにしています!

<ワークショップ 2-B> 【対面開催】


つまづいても、また自分の足で歩こう。挑戦と、つながりを信じて

メインファシリテータープロフィール / 加藤慎康(かとうしんやす)
名古屋市中川区生まれ。リンナイでリコール対策本部を経験し、これからの生き方を変えていこうと独立を決意。大ナゴヤ大学初代学長→名古屋テレビ塔にて栄エリア再生の社会実験事務局→農業実習生→美濃加茂市まちづくりコーディネーターを経てまちづくり会社と電力会社を設立。業績悪化による経営危機を経て、業態をシフト中。里山でヤギ達と暮らすとともに「木曽川流域」を中心にした循環型社会の創出をライフワークとしている。

ワークショップの概要
心の「さざなみ」を大事にして、気づいたらキャリアも経験もドリフトしてきた気がします。
この文書を書いている最中も、会社は経営状況悪化の最も悪い状況で、廃業するか、廃業にともなって自己破産をしなければいけないかの分水嶺。そこに光が刺している気もします。
「変えよう」と想ったことから、「共感」してくれた仲間達、先輩・上司・業界の先人達を巻き込んで立ち上げた会社時代の活動、ソーシャル系の市民大学「大ナゴヤ大学」、地域づくりの循環。
人に出会い、新たなことや機会を知り、「変えていこう」「こうなるとワクワクする」ということを進めてきました。
まちづくり会社のスローガンは、「まちと実験する」。
そんな世界で小さな「さざなみ」が「大きなうねり」になったことを、みなさんとシェアし、お互いの取り組みをフィードバックし合えればと思います。
時間が推してしまわないように努力しますが、とにかく提供する話題がたくさんありますので、そこで気づいて、つまづいても歩いていく、仲間達とともに今、未来を考える時間を共有しましょう。

ワークショップの実施内容詳細
基本はベーシックにお話と会場とのトークでできたらと思います。
合わせて、出てきたキーワードなどをよかったらスタッフの方で
拾っていただければと思います。質問やドヤも大歓迎です。

<ワークショップ 2-C> 【対面開催】


目指せ未来のファシリーダー!

メインファシリテータープロフィール / 谷益美(たにますみ)
1974年香川県生まれ、株式会社ONDO代表取締役。早稲田大学ビジネススクール非常勤講師。建材商社営業職、IT企業営業職を経て2005年独立。専門はビジネスコーチング及びファシリテーション。企業、大学、官公庁などでさまざまなテーマの対話型研修やワークショップなど、年間約200本の実践的学びの場作りを行う。2015年&2019年、優れた講義を実施する教員に贈られる 「早稲田大学Teaching Award」を受賞。著作、雑誌やウェブへの記事寄稿、取材依頼等多数。

ワークショップの概要
ファシリテーターは中立であるべし。...とはいうものの、チームを率いるリーダーが常に中立という訳にはいきません。リーダーとしてどのようにファシリテーションを活用し、メンバーとチームの成長を引き出していくのか。会議はもちろん、普段のコミュニケーションやプロジェクトの生み出し方など、実際にビジネスを進める中で実践している 「リーダーとしてのファシリテーション」についてお伝えします。
伝える、と書きましたが、もちろん本講は参加型。参加くださった皆さまとの対話を通じ、ファシリテーティブなリーダーとしての在り方を言語化する時間にしたいと思っています。

ワークショップの実施内容詳細
・現場リーダーのお悩み共有
・リーダーとしてのファシリテーション「ONDO」の実践エピソード
・ファシリーダーの道具箱「ハッタリ・節目・区切り」の効果
・私は一体何者か?リーダーとしてのキャッチフレーズ
・感想共有

<ワークショップ 2-D> 【対面開催】
ファシリタティブ表現者から学ぶ、「共感力」と「離見の見」

メインファシリテータープロフィール / 西川千雅(にしかわかずまさ)
日本舞踊家、西川流四世家元、70年以上続く「名古屋をどり」を主宰。日本舞踊の公演・指導、ミュージカル、歌舞伎、ドラマに出演。2005年愛・地球博開会式出演。岡崎市・葵武将隊をプロデュース。2014年より名古屋市「やっとかめ文化祭」ディレクター。2016国民文化祭総合プロデューサー。NOSS認定インストラクターを養成。藤田医科大学修士、名古屋外国語大学客員教授、愛知芸術文化協会 理事、FAJ会員

メインファシリテータープロフィール / 上井靖(うわいやすし)
A-sessions代表、学び・ライフキャリアコンサルタント/ファシリテーター/ジェネレーター/愛知みずほ大学特任教授/FAJフェロー

ワークショップの概要
◆表現者の西川千雅さんは、大規模ワークショップのファシリテーターの上井さんと出会い、ファシリテーションに魅了される。その後、芸能文化のプロデュースなどにファシリテーションを取り入れ、その活躍は注目を浴びています。
◆多様なコミュニケーションを駆使することを通して、私たちファシリテーターに必要な「想像力」「共感力」を高めることによって、自分らしさを解き放ち合い、化学反応を生み出す!をねらいとしました。
◆前半は、アイスブレイクにも使える「数字だけでの会話」「非言語コミュニケーション」などを体験することで、自分を解放。
◆後半は、ペルソナを想定し、キャラクターになりきって演技。例えば、ちょっと不登校気味の小学3年生、最近肺がんで1ヶ月入院している87歳男性になりきって、演技しながら対話します。これらは、エンパシーを高めるトレーニングや、ファシリテーターとしてのインスピレーション、アドリブ力、瞬発力を高めることにもつながります。
◆西川千雅さんは、ファシリテーションを知ってから、世阿弥の風刺花伝での「離見の見」が意味する「離れて見る」つまり、演技しながらも離れて自分を見ている自分がいる→幽体離脱して、自分を見ているかのようで、ファシリテーターの時の自分も同様であると感じられています。「この感覚こそがファシリテーターの感覚と重なっている」を、上井さんとのインスピレーショントークをもとに、参加者のみなさんと気づきの対話ワークにつなげていきます。

<ワークショップ 2-1> 【オンライン開催】
コミュニティ・オーガナイジングにおける仲間のリーダーシップを引き出すコーチング

メインファシリテータープロフィール / 木山侑香(きやまゆうか)
東京生まれ、大阪育ち。高校卒業後は、祖母が住む福島県福島市に住む。19歳の時に3.11を経験し、原発事故による避難地域のコミュニティ支援に携わる中で、一人ひとりの主体性を引き出すことに悩んでいた時に、コミュニティ・オーガナイジングに出会う。現在は、福島市にある子ども・若者を支援するNPOで、若者の就労支援や居場所づくりのコーディネーターもしているNPOダブルワーカー。

ワークショップの概要
コミュニティ・オーガナイジング(CO)とは、仲間と思いを共有し、それぞれが持っている力を合わせて行動することで社会を変えるための方法です。こんな悩みはありませんか?「自分が動かないとチームが止まってしまう」「もっとたくさんの人とやりたいのに気づいたら少数精鋭になっている」など...。日頃、感じているモヤモヤをオーガナイジングの視点から捉え直すと活動をより良くするヒントがあるかもしれません。
COは、20世紀初頭のアメリカで、社会的弱者の声を社会に届ける取り組みや実践から生まれました。現在では、様々な国や地域でコミュニティ・オーガナイジングの実践がなされています。体系化したり、書籍にまとめたりしている人や団体が複数ある中、私たちはマーシャル・ガンツが体系化したものをベースに、この手法を届けています。「LGBT成人式@埼玉」や「刑法性犯罪改正ビリーブキャンペーン」、大阪府での「保健師、保健所職員増やしてキャンペーン」など様々な実践事例が生まれています。
一人ひとりが力を発揮し力を合わせれば、モヤモヤを解決できるかもしれません。今回は、オーガナイジングとはどんなものなのか、「その人」のリーダーシップを引き出すコーチングを是非学んでみませんか?

<ワークショップ 2-2> 【オンライン開催】
災害時の連携を促すファシリテーション(体験型ワークショップ) ~○○町での災害時の話し合いに参加してみよう~

メインファシリテータープロフィール / 平山猛(ひらやまたけし)
<日本ファシリテーション協会 災害復興委員会>委員長
 2011年3月11日に東北・関東地方を襲った地震・津波・原発事故の複合大災害直後、FAJ内に災害復興支援室が設置され、ファシリテーションの専門性とNPOとしての組織力を活かして被災地への支援活動が始まった。2018年に災害復興委員会となった以降も、西日本豪雨や佐賀豪雨など多くの被災地において、「地域コミュニティの再構築・住民主体の復興支援」「支援機関同士のネットワーク強化」を柱に活動を行っている。

ワークショップの概要
災害時には、被災地の行政や社会福祉協議会はもちろん、災害支援のNPO/NGO、地域のボランティア団体、青年会議所、生活協同組合、企業、学校など、多様な団体同士が協働し、互いの強みを生かしながら被災者を支援することが求められます。これらの団体が連携して被災者に抜け漏れなく支援を届けることを目的に、近年、災害が発生した際に被災地域で情報共有会議が開催されることが定着してきており、災害復興委員会ではこれまでに多くの被災地での情報共有会議を支援してきました。
 被災地での話し合いでは、行政・社協が持つ情報に加えて、様々な団体が被災地での支援活動を通して得た情報を共有し、連携・協働に繋げる話し合いの場にするために、会議の進行だけでなく情報の見える化や課題の整理等を行います。断片的な情報を集めて全体を俯瞰することで、行政への一方的な要望や社協への過度な依存に終始することなく、被災地で求められている支援は何かを参加者全員で確認できます。

 本ワークショップでは、私たちがこれまで被災地での話し合いを支援してきた経験をもとに、被災した○○町(仮想)での話し合いの場を想定しています。参加して頂く皆さんには、与えられた役割(行政職員、社協職員、町内会役員、学生、外部支援団体など)になって、実際に話し合いを行って頂きます。

 ワークを通して、被災地の話し合いの場を体感して頂くとともに、災害時に多様な人たちが連携・協働していくためのファシリテーションのヒントが得られるでしょう。また、いざ身近で災害が発生した際に、一人ひとり何が出来るかを考えるきっかけになれば嬉しいです。

ワークショップの実施内容詳細
①オリエンテーション
②被災地での話し合いの場(災害復興委員会の支援事例紹介)
③○○町での話し合い体験(グループワーク)
④体験ふりかえり
⑤クロージング

<ワークショップ 2-3> 【オンライン開催】
実効性の高い答えを引き出すために~NLPミルトンモデルで質問をブラッシュアップ

メインファシリテータープロフィール / 楯岡かおる(たておかかおる)
ワークショップトレーナー
電気通信大学通信工学科卒業、㈱東芝でシステムエンジニアとして働いたのち
キャリアチェンジ。コーチングやNLPをベースにしたコミュニケーションワークショップの企画、運営、講師を務める。

ワークショップの概要
話し合いで質問をされたとき、なんとな~く操作されてるような感覚になるときと、素直に受け取って答えられるときがあるのは、なぜでしょう? 

実は、問いの中には発している本人が無自覚にもっている考え方の枠組みや、指示が含まれている事があります。魔法使いとも称された天才的な心理療法家ミルトンエリクソンは、クライアント自身が回復に必要なリソースを全て持っているという考え方に基き、そのリソースを引き出すために独特な言葉の使い方をしていました。 それらをまとめたのがNLPミルトン・モデルです。 相手の中から答を引き出すという部分はファシリテーションにも通じています。  今回のサミットでは、ミルトンモデルのいくつかを紹介し、問いが参加者や場に与える影響について深堀りします。

※Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)の略。 人間が見たり聞いたり体験したことを、各人がどのように認識し、どう考え行動するかを研究し、体系化したもの。 元々は欧米を中心にセラピー(心理療法)の分野で急速に広がり、現在では、ビジネスシーンでも幅広く活用されています。

ワークショップの実施内容詳細

・NLPミルトンモデルとは
・問いにどのような前提や指示が入っているか解読するワーク
・ミルトンモデルを使った問いを実際に作ってみるワーク

<ワークショップ 2-4> 【オンライン開催】
【体験版】職場の基礎代謝®改善ファシリテーション/実力発揮マネジメントカード

メインファシリテータープロフィール / 白井旬(しらいじゅん)
(特非)沖縄人財クラスタ研究会 代表理事/(株)職場のSDGs研究所 代表取締役
経営戦略に沿った「誰もが実力を発揮できる組織づくり」の伴走型支援・ファシリテーションを得意とする。そのノウハウをまとめ2018年に上梓した『生産性を高める職場の基礎代謝~社員の「不」を解消し、能力を引き出すヒント』は、発売後1ケ月で増刷し、現在も人気を博している(4刷)。「職場の基礎代謝🄬改善ファシリテーター養成講座」は管理職・人事担当者・社労士・コンサルタントなど150名以上が修了し全国で活躍している。

ワークショップの概要
全国に先駆けて2013年度から開始した沖縄県「人材育成企業認証制度(働きやすさ×働きがいを両立)」の事務局(支援・審査業務)を通して「働きやすさ」と「働きがい」を両立できている企業の特徴を発見したのが、当メソッド(職場の基礎代謝/不の解消マネジメント)のきっかけです。

部長が「経営戦略から人事施策まで理解」か「経営者の考え方が不浸透&不理解」なのか? 課長では「職場がご機嫌・健康・安心な状態」か「職場が不機嫌・不健康・不信感な状態」なのか?若手は「モデルとなる上司や先輩がいる」か「先輩が多忙でコミュニケーション不足」なのか?など。
「働きやすさ」と「働きがい」を両立できている企業(持続可能性が高い/生産性が高い/社員の定着率が高いなど)は、職場全体に「不」が少ない。あるいは「不」が発生しても、すぐに解消する取り組みを実行している。ということが分かりました。
それは、いくら優秀な人材を採用しても、職場に「不」が多いと、保有能力(スペック)を実力として発揮(パフォーマンス)できていない。ということにも繋がり、これは身体の仕組みで考えるとイメージしやすくなります。
睡眠不足や運動不足、不摂生な生活や不安な出来事など「不」が増えてくると「基礎代謝」が下がり、身体のパフォーマンスに影響がでます。参考までに「メタボリックシンドローム」(生活習慣病と関連)の「メタボ」とは日本語で「代謝」と訳されます。
人の身体に「基礎代謝」があるように、職場にも「基礎代謝」があると考え、その「基礎代謝」が下がってしまうことで、様々な部署や人材が機能不全を起こしてパフォーマンスに影響が出る。

そこで「職場の基礎代謝」を下げる原因である「職場の不」を「見える化」し、少しずつ取り除いていくことで「保有能力」をいかんなく「実力発揮」できるようにファシリテーションしていこうとするのが「職場の基礎代謝メソッド」です。

ワークショップの実施内容詳細
(職場の基礎代謝-基本講座)45分~60分【進捗状況により】
-人材育成・人材輩出・人材滞留・人材流出企業の違い
-平成25年度開始「沖縄県人材育成企業認証制度」
-「働きやすさ」と「働きがい」を両立する企業の特徴
-能力(スペック)と実力(パフォーマンス)の違い
-能力×不〇〇=実力低下(不機嫌・不明瞭・不安感など)
-VUCA時代に求められるのは「人材育成」×「組織開発」

(実力発揮マネジメントカード-体験ワーク)60分~75分【進捗状況により】
-1ケ月を振り返ってのライフ&キャリアの「見える化」&「言える化」
-1ケ月を振り返っての仕事での感情の「見える化」&「言える化」
-1ケ月を振り返っての仕事での状況の「見える化」&「言える化」
-カードから選ぶ(自己決定する)課題解決へ向けた行動

(注意)講座の5日~3日前までに、基礎講義資料と実力発揮マネジメントカードをレターパック(青色)で、沖縄人財クラスタ研究会より直接お届けいたします。
エントリーの際に、お届け先の郵便番号・ご住所・会社名・お名前・電話番号が必要になります。

特記事項
<参考アニメーション動画>
◆職場コミュニケーションUP!組織活性化&1on1に効く!実力発揮マネジメントカード
https://vimeo.com/638326140

事前に参加者へワークショップで使うカードを郵送します。(郵送代は先方負担)

<ワークショップ 2-5> 【オンライン開催】
SDGsのゴールと企業活動をつなぐワークショップ体験

メインファシリテータープロフィール / 加藤彰(かとうあきら)
日本ファシリテーション協会フェロー。㈱日本総合研究所シニアマネジャー。経営コンサルティングに従事し、日々の業務でファシリテーションを活用している。企業の戦略策定、業務再構築、新規事業開発、サステナビリティ経営浸透、人材育成が主なテーマ。著書に「ロジカル・ファシリテーション」PHP研究所、「ファシリテーション・グラフィック(新版)」「ワークショップ・デザイン」(共著)日本経済新聞出版社等。

ワークショップの概要
サステナビリティ/SDGsが注目されるようになり、どの企業も自社が何に貢献しているのかを謳うようになりました。しかしながら、中には単に流行に乗った素振りを見せているだけで、その会社の活動・事業が本当に社会的価値に寄与しているのかいささか不明瞭なケースも少なくありません(「SDGsウォッシュ」と呼ばれています)。ここで求められるのは、自社の活動をインプットとして捉え、それがどのようなアウトプット(製品・サービス)を生み出すかだけでなく、そのアウトプットがどのような社会的変化(ゴール/アウトカム)につながるのかを丁寧に、誠実につなぐ思考です。さらに、ゴール起点で、自社はどのような活動をすべきなのか、どんな外部プレーヤーと協働すべきなのかを考えることも重要です。本ワークショップでは、この思考のベースとなる「ロジック・モデル」を理解し、それを使って考える体験をし、皆さんの職場ではどのような思考の態度が求められるのか考えてみましょう。

扱う場面・テーマは企業を想定して進めますので、そこはご了解ください。ただ、思考方法そのものは、まちづくり、教育、医療等様々な領域で役に立つものと思います。

またパワーポイントを使う場面がありますので、PCから参加でき、また画面を共有したときに、細かい文字がちゃんと読める環境でご参加ください。ただ、パワーポイントを使うスキルそのものは必須ではありません。

ワークショップの実施内容詳細
1.サステナビリティを考える際に求められる視点:アウトカム
2.ロジック・モデルと、その2つの使い方
3.使ってみようロジック・モデル①
4.使ってみようロジック・モデル②
5.ふりかえり

<ワークショップ 2-6> 【オンライン開催】
ことばの焚き火タイワ〜共鳴する場としての対話を体感する〜

メインファシリテータープロフィール / 大澤真美(おおさわまみ)
ハウツーではない対話の本「ことばの焚き火」の著者。 貿易会社勤務、研究員、日本語教師(ドミニカ共和国)、看護師・保健師などを様々な職業を経て、対話に出会い、仕事や家族との関係、生き方が大きく変化。現在は、対話のプログラムや場づくり、執筆を中心に活動。母、娘と三世代で三浦半島の葉山町に在住。家を「半開きの家」として、多くの人が交流する場にもなっている。葉山町制100周年(2025.01.01)に向けて、様々な企画や出版を予定。

ワークショップの概要
人間は古来より、ことばを使って、人と共鳴してきました。アイヌのウコチャランケ、ハワイのホ・オポノポノ、トーキングサークルのベースとなったマオリの対話。いずれも、輪になって参加者の上下を作らず、あたかも焚き火を囲んで薪をくべるように、真ん中に声を出す、そんな話の仕方です。
 ここ数年、学習指導要領に対話という言葉が使われたり、医療、企業活動、様々な現場で「対話」の重要性が謳われて来ました。しかし、「対話とは何か」はなかなか言葉で説明しがたいものです。
 このワークショップでは、日本各地で対話の場を開いてる「ことばの焚き火」の著者が、対話の場づくりの実践経験をシェアすると共に、実際に対話を体験する場を設けます。ファシリテーターも中に入って、ファシリテートしないファシリテーションを体験することで、共に響き合うとは何か、共鳴するとはどういうことか、を感じ合います。

ワークショップの実施内容詳細
・対話とは何か、場づくり経験のシェア
・対話の体験

<ワークショップ 2-7> 【オンライン開催】
ホワイトボード・ミーティング®デジタル入力ver.

メインファシリテータープロフィール / 前田孝裕(まえだたかひろ)
ホワイトボード・ミーティング®認定講師。沖縄県(オンライン担当)と宮崎県でホワイトボード・ミーティング®気軽な勉強会を開催中。

ワークショップの概要
ホワイトボード・ミーティング®とは、ホワイトボードを活用して進める会議の方法です。進行役をファシリテーター、参加者をサイドワーカ ーと呼びます。ファシリテーターが参加者の意見をホワイトボードに書くので、何を話しあっているのかが明確になり、効率的、効果的に会議が進みます。2003年にちょんせいこ(株式会社ひとまち)が開発し幅広い分野で取り組まれています。2020年4月以降は、デジタル版もスタートしています。今回は、そのデジタル版を体験します。ワーク中は、グーグルスライドに文字を打ち込みます。タブレットやスマホでの参加はできません。PCでのご参加をお願いします。

ワークショップの実施内容詳細
1. ホワイトボード・ミーティング®とは
2.オープンクエスチョンの説明
3.ペアトーク
4.基本的な考え方
5.定例進捗会議①
6.定例進捗会議②
7.ふりかえり

特記事項
Googleスライドを使用します。

<ワークショップ 2-8> 【オンライン開催】
サイレント他己紹介、声を使わないからこそ、解る相手の姿がある

メインファシリテータープロフィール / 橋詰敦樹(はしづめあつき)
バリアクラッシュ研究会共同代表、FAJ広報委員会委員。大手印刷会社企画部門に所属する編集ディレクター。南部が作成した「他己紹介」のプログラムをサイレント版に修正。
メインファシリテータープロフィール / 南部優子(なんぶゆうこ)
FAJ広報委員会委員。編集ライター。専門書や防災・危機管理、環境、ESG/SDGs関連するライティングを得意とする。本ワークショップ「他己紹介」のプログラムを作成。

ワークショップの概要
 他己紹介とは、相手をインタビューし、その方の紹介記事を書く、「他人」の「自己紹介」です。私たちはこれを、声を使わない「サイレント・コミュニケーション」で実施します。声を使ってしゃべらない、筆談中心のサイレントで進めるワークショップは、「言葉」で得られる情報が少ない分、相手の表情や仕草に注意を払わなければなりません。同様に、自分の表情や体の使い方にも充分な配慮が必要になります。実はこれって、コミュニケーションの基本であると同時に「場の読み方」そのもの。ファシリテーターにとって、こんなに良い訓練はありません。ろう者の方も参加されるこのセッション、多くの方のご来臨を心待ちにしています。

ワークショップの実施内容詳細
 簡単なレクチャーをはさみながら、1グループ/3人でワークを進めていきます。1人目がインタビューする方、2人目がインタビューを受ける方、3人目が両者の様子を観察し気が付いたことを伝える方です。順番に役割を交代しながら3回繰り返し、各自が一通りの役割を体験します。もちろんミュート、全てサイレントで実施します。
 インタビューが終わった後、個人ワークで「他己紹介」の記事を書き、その文章をインタビュー相手に読んでいただき、お互いに感想を伝えあいます。伝えたかったこと、伝わったこと、驚いたこと、感動したことなど色々な感想が出てくると思います。最後に、本ワークショップを参加者全員で振り返って、終了です。

<ワークショップ 2-9> 【オンライン開催】
AIは人間ファシリテーターを駆逐するか

メインファシリテータープロフィール / 小野澤興平(おのざわこうへい)
某情報通信サービス企業勤務。各種会議・ワークショップのファシリテーター、セミナー講師、ファシリテーター育成に従事。昨今のAIの目覚ましい発展に大きな興味と脅威を感じ、AIファシリテーターの作成を企みつつ、自身のようなファシリテーターが不要となる未来と、今後必要とされるファシリテーターの未来を妄想する日々を過ごす。国際ファシリテーターズ協会元日本支部理事。日本ファシリテーション協会元東京副支部長。
メインファシリテータープロフィール / 増平貴之(ますひらたかゆき)
某メーカー勤務。営業マンとして活動する傍ら、勉強会ファシリテーションをはじめよう、ファシリテーショングラフィック勉強会等、ファシリテーションの自主勉強会を数多く開催。AIの進化を業務でも感じつつ日々ファシテーター活動と会社員生活をおくっている。ホワイトボード・ミーティング®認定アドバンス講師。特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会会員 元東京支部長。

ワークショップの概要
AI(人工知能)は、近年ますます進化し、様々な分野での利用が進んでいます。その一方で、「AIが人間の仕事を奪う」という不安もあります。この不安の一つに、「AIが人間ファシリテーターを駆逐する」というものがあります。
本ワークショップでは、このテーマについて深く考え、議論を行います。まず、AIがどのような仕事を人間ファシリテーターから奪い取る可能性があるかを明確にし、その影響について検討します。また、AIが持つ可能性がある優位性や、人間ファシリテーターが持つ強みについても考えます。
さらに、この問題に対してどのような対策が考えられるかについても議論します。AIと人間ファシリテーターが共存する方法や、人間ファシリテーターの役割を再定義する方法などが考えられます。また、人間ファシリテーターのスキルアップや新しい価値提供の方法を模索することも必要です。
本ワークショップでは、AIと人間ファシリテーターが向き合う未来について、多様な視点からの意見交換を通じて深く掘り下げます。講演やグループディスカッションを通じて、参加者の皆様には、AIと人間ファシリテーターがどのように共存することができるのか、また人間ファシリテーターがどのように変わっていく必要があるのか、といったことを考えていただきます。
AIと人間ファシリテーターが向き合う未来について深く考え、知見を共有する機会となります。ぜひ、皆様のご参加をお待ちしています。
*この告知文はChatGPTにより生成されました。

<ワークショップ 2-10> 【オンライン開催】
自分と社会の探究学習 未来マップ授業

メインファシリテータープロフィール / 秋田稲美(あきたいねみ)
「あらゆる人の一番の幸せをさがそう」を経営理念に掲げるひふみコーチ株式会社(代表・秋田稲美)は、独自のコーチングメソッド「ひふみコーチ」を用い、コーチングをコミュニケーションスキルではなく、幸せな人生を生きる哲学として広めることに尽力している。
親や先生のためのコーチング、ビジネスパーソンのためのコーチング、プロフェッショナルコーチ養成講座をオンラインワークショップで提供。また、小・中・高校生に、自分と社会の探究学習
未来マップ授業を届ける活動も積極的に行う。

ワークショップの概要
ICTを活用することで、1ファシリテーター:多(9クラス360名)を実現したり、ファシリテーターは自宅に居ながら遠方の公立小中高校の授業を受け持ったり、不登校児童生徒は自宅から参加するなど、これまでの学校教育には無かった、政府が進めるGIGAスクール構想(2019年に開始された、全国の児童・生徒1人に1台のコンピューターと高速ネットワークを整備する文部科学省の取り組み)に則った授業を実現しています。
<未来マップ授業とは>
ICTとアクティブ・ラーニングを組み合わせた学習法により、自分を理解し、自己肯定感を育み、未来に向けてどのように進めばいいかを自分で考え、その目標に向けて進んで行くことを目的としたキャリア形成プログラムである。
<授業概要>
3冊のワークブックを使い、5つのステップを踏みながら進行。「今後のキャリア選択に関してミスマッチを防ぐ」「社会を変革するのは自分であるという当事者意識の醸成」「SDGsを通して社会課題を知り、夢を現実的に探索する」を学習目標とし、主に総合的な学習の時間を使いキャリア教育領域で実施する。なお未来マップとは、自分が描いた未来のイメージを台紙やタブレット上にビジュアル化することで目標達成を促すツールである。
<特徴>
小学校4年生から高校生まで幅広い年齢を対象とし、キャリア教育の4つの能力を育む内容となっており、継続的に行うことで、キャリア・パスポートにも活用可能である。ワークブックは、パートごとに開催が可能で、オンラインにも完全対応しているため、コロナ禍のような不確実な状況でも、柔軟にプログラムの実施が可能である。
<効果・ねらい>
ICTスキルの習得/基礎科目の学力向上/イメージをビジュアル化する力/協同で目的を達成する力/キャリア形成/多様性の理解と受容といった効果が期待できる。「何を知っているか」から「何ができるか」へ学びのシフトチェンジを目指し活動している。

ワークショップの実施内容詳細
実際に、未来マップ授業の一部をご受講いただきます。