2020年7月定例会3レポート『論理学で質問力をアップしよう』東京支部

調査研究:東京支部 2020年7月度定例会

テーマ

『テーマ3:論理学で質問力をアップしよう』

開催日

2020年7月25日(土)

会 場

オンライン

講師・ファシリテーター

前田卓也

参加者数(会員)

28名

一般・見学者数

なし

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

【テーマ詳細】
「あの人の質問は鋭いね」「あの人の質問で会議が深まったよね」
そう言われるとうれしいですね。質問力を高める方法の一つに「論理学」を利用する方法があります。
このワークでは、まず「論理学」の世界に軽く触れたあと、論理学を使って質問力をアップする練習をします。
論理学を難しく考える必要はありません。「逆に言うと?」なんていう質問も実は論理学を応用した質問だったりするのです。
質問力をアップして、充実した会議や、実りのある対話を行いましょう。

【プログラム】
①なぜ論理学を学ぶと質問力がアップするのか?
②命題、逆裏対偶、定義の説明
③量化子、二分法、ベン図の説明
④推論(演繹、帰納、類推、仮説的推論)の説明
⑤推論の真理保存性と情報量について
⑥総合演習

【参加者のコメント】

・質問する際の幅が広がります。勉強になりました。
・論理学という権威を利用する
・今日学んだことを活かしていきたい
・論理学は使えると思いました
・今日の話を参考に、質問力を磨いていきます
・質問のバリエーションを増やしたい
・質問の仕方を変えていきたい
・論理的な考え方。定義の確認方法。
・論理学の活用によって「伝わる表現」があることを学びました。
・用語の定義には論理学的な検証が非常に馴染むこと
・最後にまえたくさんのおっしゃった、水平・垂直のメリハリの中で今回のセッションをうまく活用する、大変大きな気づきで、できるようになりたいです。
・命題の対偶で質問するという視点
・それは本当だろうかと思った時には対偶を確認してみる
・対偶や量化子を使って質問すること。
・相手に対する問いの立て方はもとより、自分がなにかを感じたり考えたりしたときに、脊髄反射的に価値観を決めるのではなく、自分に対して問いを立ててみようと思った。
質問を怖がらずに出来るようになると思った。ただし、相手がどのように受け取るか、何を意図してその質問をするのかを質問者側が持っていることが関係性において前提になると思う。
・インタビューなどで困ったときに無意識に使っていたこともありました
・「定義」とはどういったものなのか、頭において会議に進行ができるようにしたいと思います。
・論理学の視点で話し合っている内容を質問によって評価すると、MECEや思い込みなどのリスクがあぶりだされて、合意内容の質が高まると思いました。

【スタッフの振り返り】
・論理学は質問力アップに役立つことが分かった
・一人は大変だった
・オンラインは人が集まるが企画側のモチベーションが大事
・オンラインではリアル以上にワークの時間をゆったりとったほうがよい

報告者

前田卓也

報告日

2020/7/26