【※テーマ名】
[ 本×WS第9弾 風の谷のナウシカ 」
【開催日】2021年3月27日
【※会場】Zoom
【ファシリテーター・企画運営担当】
大嶋友秀、ニシイサチコ、東憲治(以上FAJ会員)
【※参加者数(会員)】9名
【※参加者数(一般・見学)】0名
【※本テーマの主目的・検証したかったこと】
長く読み継がれれている物語を話し合うことにより、ファシリテーターとして必要なものを見つけたり、自分に足りないものや自分の強味を見つけることができるか?
【※主目的・検証したかったことについての実施結果】
長く読み継がれれている物語を話し合うことにより、ファシリテーターとして必要なものを見つけたり、自分に足りないものや自分の強味を見つけることができ、さらに対話を深めるために焚火などを使うことも大切なことが分かった。
【※実施内容(非参加者にもわかるように)】
2020年から始まった、コロナ禍で感染・戦争・国の考え・人類の未来などの不安がひろがりました。
この時代に貴方は、読み継がれている物語を話し合うことにより、
ファシリテーターとして必要なものを見つけたり、自分に足りないものや自分の強味を見つけること。
【プログラム】
・チェックイン
・企画者がこのテーマを取り上げた想い
・対話1:この物語の好きなシーン・好きな登場人物
・対話2:ナウシカはあなたと考えるよいリーダーだと思いますか?
・対話3:今、この物語はどんな意味があるでしょうか? あなたはこの物語からヒントをえて、どんなことを活動したいですか?
・ハーベスト
・チェックアウト
【ダイアローグから出たキーワード】
コロナ
怒り
リーダー
つないでいく人
戦う
Fのマインド
小さきものの声を聴く
非言語的コミュニケーション
世界観
【アンケートから参加者の声】
問いをワークの中で設定するなど柔軟な構成は良かった。
ナウシカをテーマにいろいろな話を聴けて良かった。
追い立てられることなく、穏やかに対話できた。
ゆっくり対話できて良かった。
怒りをポジティブにとらえてコントロールしていきたい。
リーダー、利他、怒りのパワー・コントロール
本を使った対話の方法
【企画者チームメンバーの気づき】
・ぷーさん
今回はダイアログをするにあたり、問い作りを参加者とともにしたことがよかった。なぜなら、参加者がどんなことを期待しているのかが詳しくわかった。また、その時点で、参加者の参加意欲を高めることにもつながったように感じた。ダイアログは、ゆったりした中で物語について語ることができた。企画サイドも参加できたのもよかった。これは企画に回ると終始ファシリテーターの立ち位置を意識し、参加者になれないけれど、今回は参加者にもなれたのもよかった。実験的に、Youtubeの炎の映像を共有しながら行ったのも効果的だったと感じた。深みのある物語をダイアログする会をまたやりたいと考えました。
・ニシンさん
当日は、対話の場のファシリテーターを担当しました。zoomで各々の顔を見ながらではなく、画面共有で焚き火の映像を視聴しながらですので、緩やかな対話が生まれました。定例会後に、ある場面について「あそこで待ったのは驚いたけど、あれはあれでありだと思った」という感想をいただきました。介入について、互いのスタンスが現れたのがとても興味深かったです。介入すべきタイミング、介入の際に投げかける問いかけは、今後も実践から学びたいと思いました。また、各ファシリテーターのスタイルが違う中でつくりあげていくプロセスも勉強になりました。各々の大事にしていることが毎回の打ち合わせで浮かび上がり、ナラティブに語ることでプログラムの骨格が現れてきました。構成そのものはどのような場にも対応できるようなものですが、その一つ一つは丁寧に考え抜いたもの。そのこだわりポイントは自分にない部分であり、今後取り入れようと思いました。より生成的ダイアローグへと導くオンラインの場を探求していきたいです。
あず
事前と当日まで運営関連中心に関わる
・今のような時代にナウシカを語り合うは意味がある。なぜなら、コロナ禍で答えない時代だからです。
・ダイアログのルールを丁寧に説明したことが学び深まった。
・問を参加者が考え進めるので、参加者がより積極的に参加できた。
・出された、問いをジャムボードで整理して、問いが生成する過程を見える化するので、問により納得度がでる。
・参加条件の7巻全て読み終えるは、最後の対話に墓所の破壊潰す話ができないので、正解だったと思う。
・焚火を見てのダイアログはゆったり優しい気持ちなりよかったと思う。
報告日
2021年4月12日
報告者
東憲治(FAJ会員)