2008年度05月定例会 立場の悪いファシリテーター 〜こんなときどうします?〜東京支部

■ 2008年5月17日 FAJ東京支部定例会 『立場の悪いファシリテーター 〜こんなときどうします?〜』


■ 企画チーム

大木豊成さん 田代純子さん 西野亜希さん(当日欠席) 東出和矩さん(当日欠席) 松尾公博さん 長橋良智さん 檀野隆一

■ セッティング


・会場セッティングは、机1に対して椅子6個(1グループ6人)のセッティング×12
・机毎に飴(色違い)を置いておき、受付時に参加者に飴を取ってもらい、同じ飴の机に座ってもらう。


■ 導入


●5月チーム自己紹介
●本日の内容の紹介
・立場の悪いファシリテータを体験するための、前提となる内容の紹介
・1グループ毎にチームとなって、立場が悪い状態でいかにファシリテーションをするかを考えてもらう。
・今日のコンテンツの内容は、リアルな現場環境を伝えるため、実際の会社で起こったことをそのまま伝えるため、具体的な団体名等は、参加者の皆さんには守秘義務について説明し、守ってもらうことをお願いした。
・コンテンツの概要は、買収された会社の従業員に対して与えられた仕事の内容について、買収した会社の従業員がファシリテーションを行い、仕事を進めるための意識付けを行うという内容である。


■ アイスブレイク


・今日の意気込みを、各参加者が紙に書いて、チーム内で発表を行う。
・チーム内の結束を深めて、その次のグループワークに繋げる効果を期待する。


■ グループワーク1


・1時間程度かけて、買収された会社の従業員に対して、どのようなファシリテーションを行えばいいか、チームで話し合う。
・各チームが、ホワイトボードや模造紙を用いて、現状の問題点、ゴールイメージ、コンフリクトしそうなところ、等を話し合ってまとめていった。


■ ロールプレイ


・ロールプレイ(役割を決めた人たちが役になりきって、演技を行う)をするため、会場前面にスペースを作る。
・3チームに実際にロールプレイを行ってもらった。3チームの決め方は自薦とした。
・買収された側の従業員の役は企画チームが選び、部長役(男)、課長役(男)、平社員役(男)、お局様役(女)、派遣社員役(女)の5人とした。(この人たちは、参加者チームの中には入っていない)
・買収された側の従業員は、わざとファシリテータに対して協力しないように行動することを方針とした。
・ロールプレイは1チーム7分とし、それぞれコミュニケーションがとれないまま終了した。


■ グループワーク1の発表


・ロールプレイを行わなかったチームについて、どのようなグループワークを行ったかを、1チーム3分程度で発表してもらった。


■ グループワーク2


・ロールプレイを実際に見て、グループワーク1で考えていた事と、現状のギャップについて、チーム内で話し合ってもらい、その後発表を行った。


■ アンケート


・最後にアンケートを参加者に書いてもらった。
・概ね好評な評価を得た。
・ロールプレイの役に関するコメントも多く、ロールプレイについてはこのような会で行う需要があることを感じた。


以上
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