2009年度02月東京支部イベント B.ファシリテーター心体測定 〜思考力と観察力のセルフチェック〜東京支部

【日時】


2010年2月27日(土) 10:00〜16:00


【場所】


かながわ労働プラザ(Lプラザ)


【参加人数】


36名(うち企画者とスタッフ5名)


【企画者名】


飯島宗裕(日本酒)、菊地 敦子(きくあつ)


【概要】


合言葉は、「体と頭をしなやかに!」。

ファシリテーターは「場」にあわせて臨機応変に対応することが求められます。


そこで必要になるのが場を見て状況の把握をする「観察力」と場に対応する「思考力」。

今回のワークでは心と体を柔らかくして観察力を磨き、頭を柔らかくして思考力を磨きます。


心体と頭が柔らかくなったところで、最後にチャレンジタイム!

自分の観察力と思考力に挑戦していただきます。


【プログラム】


1.会場諸注意、企画者紹介


2.身体を使うワークショップ(きくあつさん担当)


(1) 視野を確認する(サークル)

(2) 軽く身体を動かす(サークル)

(3) 会場を歩き回る(1人)

(4) 手のひらを重ね、片方が目をつぶって手のひらリードで会場を歩き回る(ペア)

(5) 二人並んで片方の動きに、もう片方がついていくように歩き回る(ペア)

(6) 部屋の中を歩き回り、気に入った場所で10分間Standing


(7) 今までのワークを近くの人とグループになって感想をシェア

(8) 全体でシェア(各グループで一人は必ず)


(9) いろいろ歩き(1人)

(10) 気合いを感じる(サークル)


(11) インプロ(10人グループ)

(12) インプロワークをグループ毎にシェア

(13) 全員でインプロ


3.昼食休憩


4.頭を使うワーク(日本酒さん担当)


(1) 発散ワーク

(2) フレームを使った発散の説明

(3) 演繹法説明

(4) 偽の演繹法を作るワーク


5.チャレンジタイム(心体測定)(日本酒さん担当)


(1) ジェスチャーゲーム

(2) 発散コンテスト

(3) 表彰式

 

お手伝いスタッフから見たコメント:


・身体を使うワークと、頭を使うワーク、ずいぶんと離れているようだけど

これらがファシリテーションとどういう関係があるのかについて、もっと

質問や疑問が出るかと思っていたが、比較的すんなりと受け入れられた印象がある。

最初から希望して参加しているためか。(もちろん、そういった質問もあった)


・隣のワークと会場が筒抜けで音によるお互いへの影響は大きかった。


・身体を使うワークは説明や振り返りが少ないまま次々と行われたが、

各人それぞれで感じたところがあった模様。

ファシリテータの感性を問われた時間であった。


・頭を使うワークは所謂ロジカルシンキングのジャンルから、勘所を押さえた

2つだけをピックアップして講義&ワーク。持って帰って使いこなしやすい

構成になっていた。


・チャレンジタイムはチーム対抗のゲームを行ったが、どのチームも優秀で

ゲームは盛り上がった。

特に発散ゲームでは15分で300枚近い付箋紙×6チーム分が張り出された

壁が壮観であった。

ジェスチャーゲームはもっと高度な内容でもついていけたのではないか。

身体と頭の柔軟体操が活かされたワークであった。

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