2009年度07月定例会 2.OSTで考える〜ファシリテーション上達への道東京支部

■日 時 2009年7月25日(土)13:00 〜17:00

■場 所 品川スポーツヒルズ

■企画チーム 富士慎一郎、小寺康史、杉村郁雄、小藤輝正

■参加者 42名(内見学5名、企画者4名)

■目的/狙い 参加者がファシリテーションスキルを上達させるため

■ゴール/意図 「これを実践したら上達しそう!」という気持ちになる

■グランドルール ・自分の意見をしっかり話そう

・人の話をしっかり聴こう

・積極的に発言しよう

■準備した備品 椅子30、机10のみ 会場にあるものを使用 「床に座る前提」と告知

模造紙:30枚(20枚) ポストイット:100枚×20 プロッキー:10セット

A4用紙:100枚(20枚) A3用紙:20枚(数枚) テープ:5個

( )は概算実使用数

■プログラム

13:00 テーマ概要説明

1.自己紹介、企画メンバー紹介

2.ワークの概要と主旨・目的の説明

3.スケジュール説明

13:20 アイスブレーク

人間マトリクス

練習は緊張−リラックス 幸せ度の2軸

本番はF初級−上級 OST理解度の2軸で実施

13:30 今日のテーマ発表・トピック作成

「今日Fを学び合うために話し合いたいことは何ですか?」

参加者に輪になって貰い、その輪の中心に来て自分が話したいトピックを書いて、みんなに見えるように発表する

MFはやり方を含めて例を示した。

例1「定例会について」

例2「FAJの利用の仕方」

13:45 ワークのルール説明

1.OSTの基本コンセプトを説明

「4つの原理」

1)ここにやって来た人は誰でも適任者である

2)何が起ころうと、起こるべきことが起こる

3)それがいつ始まろうと始まったときが適切な時間である

4)それがいつ終わろうと終わった時が終わりの時である

「1つの法則」

バンブルビー:島(ミーティング)から島へいつでも自由に移動してもよい

バタフライ:島(ミーティング)には参加しなくてもOK!

OSTの基本コンセプトを活かしたアレンジバージョンであることを説明

2.ルール説明

1)自分の気に入ったトピックの前に集まる

2)ファシリテーター、グラフィッカーを決める(グラフィッカーはF兼務でも可)

3)メンバーは好きなときに移動できる

4)ファシリテーターが移動するときは、誰かに役割を交代してもらうようにする

5)新しいトピックを立ち上げるときは、A4にトピック名を明記して壁に貼る

13:55 ワーク開始

グループに任せ、話したいことを話してもらう

14:45 ミニ発表会

他のグループで話し合われたことを聴く

グループのFは覗きに来た人に議論をシェアする

休憩に入る前に以下を発問

「今日の目的を思い出して、『それは明日から自分の行動につながるか?』を改めて考えて、休憩後の話し合いを続けて下さい」

15:00 休 憩

15:10 ワーク再開

16:40 振り返り

グループで振り返り

17:10 終 了

 

■提案されたトピック

・ 発言が少ないメンバーが多いミーティングをどうするか

・ 創造力アップ(チーム・個人)のためのFの使い方

・ 失敗経験についてシェアしたい

・ FAJの女性スタッフ(運営)を増やすには?

・ ファシリテーションの学び方

・ 職場にどうやってファシリテーションを認知→導入→定着→拡げるか

・ 住民の中から地域に関心のある人を掘り起こし、つなげていくためファシリテーションをどのように活用していくか

・ ファシリテーションで変えられることは?

・ ファシリテーションにユーモアを入れるには?

・ FAJの利用の仕方

以上、話し合われたトピック

以下、話し合われなかったトピック

・ ファシリテーションは職業として成り立つか

・ 定例会について

・ 司会者とファシリテーター、どこが違うか

 

以上

 

文責:小藤