2010年度8月定例会 4.ファシリテーション×Twitter 〜真夏のアツイッター!〜東京支部

事業内容 東京支部 定例会
テーマ 「ファシリテーション×Twitter 〜真夏のアツイッター!〜」
開催日 2010/8/28
会 場 東京流通センター
講師・
ファシリテーター
小寺康史(会員) 1名
企画運営担当 加寿明、田頭篤、箱嶋亮一、松尾貴寛(会員) 4名
参加者数(会員) 17名
一般・見学者数 0名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
〜13:30
■0:準備
・会場設営・機器準備。
・正面のスクリーンにプロジェクタで #atwitter のタイムラインを表示。#atwitter へ反映されないつぶやきがあったため、@faj_t108 アカウントのタイムラインも、急遽、並列させて表示。
・会場に着いた参加者からつぶやき始める。
## 主なつぶやき・・・
「U理論から乱入!! Twitterは盛り上がってるかな?」
「静かに盛り上がっておりますw」
(会場までtwitterを見ながら来て)「参加する前から参加してた気分です♪汗」
13:30〜14:00
■1:Twitterチェックイン・導入
・ワークショップの注意事項を説明。
・twitter で一通りチェックインを済ませた後、隣の人と“リアルで”軽く自己紹介。
・今日の狙い・スケジュール説明の後、もう一度、今の気持ちを twitter で。
## 主なつぶやき・・・
「これから4時間どうなる?」
「リアルに自己紹介! 声出していこ??」
「相手の眼を見てキーを打つべし。 」
14:00〜14:30
■2:絵本を読もう!
・絵本「かようびのよる」を読む。前にいるファシリテーターが絵本を見せながらゆっくりページをめくっていく。読みながら、好きなことをつぶやく。
・絵本を見終わったら、4人程度でグループになり、“リアルで”絵本についての感想を共有する。
・各グループでどんな話がでたか、全体で共有する。
・このワークの最初からのタイムラインを全員で見直す。その後、1分程度つぶやきタイム。
## 主なつぶやき・・・
「タイムライン見返す、ってそのとき何考えたか思い出せておもしろいー」
「やっぱり、絵本みながらつぶやくのは難しいよ!でも、ちょとした感想をシェアするには、楽しいかも。。」
「発言が聴覚、視覚で体感できて面白いですね〜」
「リアルタイムで感じたこと思ったことを表現できるのはいいな〜」
[番外] 「ファシリテータは短パンで良いのか?」
[番外] (見知らぬ人)「よくわからない集り→ #atwitter」
14:30〜15:10
■3:めかくしマスゲーム
・グループを2つに分け、それぞれが輪になる。輪になった後、目を閉じて正方形を作る。5分後、片方のチームが「できた!」と声をあげ、終了。目を開ける。
・感想などをつぶやく。
- twitter だと振り返りやすいというリアルなつぶやきがあった。
・続いて第二ラウンド。まずは、目を開けたまま、それぞれのチームで作戦会議。次は二等辺三角形に挑戦。3分後、片方のチームが「できた!」と声をあげ、終了。目を開ける。
・再び感想などをつぶやく。
- (名古屋からのつぶやき)「目隠しマスゲーム楽しそうだな。」
- タイムラインに出てきたつぶやきをネタに、リアルな場が盛り上がる。
・グループに分かれて“リアルで”振り返り。但し、敢えてつぶやくことにも挑戦してみる。その後、グループで出た内容を全員で共有。
- 全員携帯を開いているが、リアルな会話は途切れない。
- 目隠しマスゲームも、twitter も、目が見えない中で相手に伝えるという点は同様、という意見。
・めかくしマスゲームを振り返って、各自つぶやく。
## 主なつぶやき・・・
「少し面倒になってきました」
「あ〜しゃべりたい!」
「つぶやきタイムより他の時間の方がつぶやけるのは何故だろう」
「思い付いた時じゃなくてつぶやきタイムでつぶやくのは難しいな」
15:10〜15:25
■ 休憩
## 主なつぶやき・・・
「誰もがつぶやいてもいい状態にするには、モバイル環境を最初に整備する必要があるのでは?」
「個人でつぶやきタイムを合間につくった方が良いのか、ワーク中に好きにつぶやいて良いというグランドルールだけで良いのか…」
「つぶやきって「さあ!今つぶやいて!」って強制されても出にくいよね。」
「休憩中。充電が不安。」
15:25〜16:30
■4:フィッシュボウルワーク
・5人が車座になって座り模擬会議を開始。テーマは「FAJはファシリテーションを、充分普及できているか?」。他の参加者は、その模擬会議のまわりで、会議の様子をみながらつぶやく。
・15分で模擬会議終了。近くの4人程度とグループになり、“リアルで” 振り返り。
- この振り返り中は、誰もつぶやかなかった。
・模擬会議中のタイムラインを見返す。その後、リアルとツイッターの両方で感想の共有。
- 模擬会議のメンバーからは、意識した、意識してない、集中できなかった、否定的なので見なかった、眼と耳の情報が交錯してやりにくかった、といった意見。
- 観察者のつぶやきは、だれかに観察されている。実は二重のフィッシュボウルだった?
- ファシリテーターだけがつぶやきを見れるとよいのでは?
- 場のデザイン、ルールを明確にすれば、活かし方はありそうだ。
- オーディエンスから意見や質問を集約するような場では有効。
16:30〜17:40
■5:振り返り
・「こんなテーマで振り返りたい」というテーマを個々考えてA4に書く。 似ているテーマ同士でグループになり、話し合った後、全体で共有。
振り返りテーマ(A)
『議論の中でTwitterをどう活用できるのか?』
- 会議前の段階で、お題を投げておき、Twitterで事前に場を作っておく
- Twitter であることのメリット:メアドは不要なのでコンタクトが楽、敷居が低く、簡単に参加できるため、参加者募集にいいかも
- 参加者が空気を読む必要がないため、もやもや(本音)を掘り起こせる
→これってブレストに活用できるんじゃない
振り返りテーマ(B)
『タイムラインのみで会話をしてみたい』
『タイムラインのログを見て空気が外部に伝わる?』
- タイムラインだけでは、雰囲気は伝わるかもしれないが、実際にこっていることが伝わりにくい。起こっていることは動画でカバーするとよいかも。
- 定例会全てでそれをやっていくと、定例会のアーカイブができる。
- Ustream などと連携させて、伝説のワークショップを作る。
振り返りテーマ(C)
『Fは、Twitterをどう活用できる?』
- Twitterをみる時間と、会議に集中する時間を分ける
- ファシリテーターがタイムラインをチェックし、つぶやきを拾う。
- Twitterのメリット:遠隔&リアルタイム参加可能 +意見を拾う
- リアルにいない参加者からの意見について議論できる
- 全部は拾えない、という前提で、Twitter上で意見を集める
- 活用できるようにするために、
(1)議論者とT参加者を分ける
(2)モデレーターの用意
(3)コンテンツに関する意見と単なるつぶやき(P.A)をハッシュタグで分けて、見せる
・その他の意見
- シーンに応じた、Twitterの有効な使い様 Twitterにはいろんな可能性がある!!
- どうでもいいようなこと(=本心)でも、ストンと落とせるところにTwitterの可能性がある
- 言いたいことと言いたくないことの間のグレーゾーンにあることを、場に発する(引き出す)ことがTwitter
## 主なつぶやき・・・
「スタッフがみんな携帯かパソコン見ているワークショップって。」
「TLのログを遡って振り返るとおもしろい。」
「発表発言内容そのもののタイピングが欲しいなぁ<TL見てるだけで入り込むためには追体験が欲しいかも。」
「つぶやきがマインドマップになるツールがある!?」
(途中退席して帰路にて)「なるほど?世界が広がりますね!」
報告作成者 田頭 篤
報告日 2010/8/30
その他特記事項 【参考】定例会実施中ツイート数:600ぐらい
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