2011年度1月定例会 6.はじめのい〜っぽ in 高崎東京支部
事業内容 |
東京支部 定例会 |
テーマ |
2012年1月定例会・テーマ6・「はじめのい〜っぽ in 高崎」 |
開催日 |
2012年1月28日 |
会 場 |
高崎市総合福祉センター 会議室4 |
講師・
ファシリテーター |
新垣一也(FAJ会員) |
1名 |
企画運営担当 |
大沢珠已、長橋良智、加寿明、清塚祐光、松木治子、
海野裕司、牧島正武、筒井康志、松尾貴寛、(大川雷電) |
10名 |
参加者数(会員) |
3名 |
一般・見学者数 |
14名 |
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など |
□プログラムと時間
9:15 |
スタッフ集合 |
9:15-10:00 |
会場設営 |
10:00-11:30 |
直前確認 |
11:30 |
受付開始 |
11:30-12:00 |
初心者応援団 |
12:00 |
プログラム開始 |
12:00-12:45 |
オープニング、アイスブレイク、模擬会議説明
- 「4象限自己紹介」(誕生日、どこから来ましたか?、ファシリテータ(ファシリテーション)というキーワードを知ったきっかけ、定例会後はどうなっていたい?orファシリテーションをどこで使いたい?)
- 「ファシリテータ像を考える」参加者でファシリテーションのイメージを書き出してもらい共有を行う。
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12:45-15:10 |
模擬会議&ふりかえり
ケースタイトル『一歩町自治会の新しい回覧板を考えてみよう!!』
- 会議を4パートに分け、1人1回ファシリテーターを体験してもらう
- 1パートの時間構成は、作戦タイム:5分・会議:20分・ふりかえり:10分
※1テーブル4名で、フィードバッカーがテーブルに2名。フィードバッカーはベテランと新人が組み、前半にベテラン、後半に新人が担当する。
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15:10-15:25 |
プレゼン用ポスター作成 |
15:25-15:45 |
発表・質疑応答
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15:45-16:10 |
ふりかえり
- ふりかえりは、個人、グループ、全体と単位を拡大、個人とテーブルでの発散、触発をメインとした
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16:10-16:17 |
アンケート、告知、原状復帰 |
16:24 |
完全撤収 |
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□今回のねらい
参加者に意識してもらいたいこととして、『ファシリテータのイメージを見つけること』を提示した。それはMFの考えとして、自分自身の中でファシリテータのイメージを掴んで深めてもらうことで、自信をつけ自分で前へ進むための原動力となること、を背景としている。
定例会前半では、アイスブレイクでファシリテータのイメージを参加者に考えだしてもらうような要素を取り入れ、それぞれが考えるイメージで模擬会議へ挑めるよう、またイメージについて意識しながら会議を行うよう促した。後半の振り返りでは、定例会を通して実際にどんなファシリテータをしたか?、見たか?、印象に残ったファシリテーションはあったか?などを問いに含めることにより、みんなで出したイメージを自分の中に落とし込んでもらうことを期待した。
グランドルールとして、「いっぽ」で毎回設定している、「失敗してもいいんだよ。話そう、聴こう、楽しもう!」に追加はせず、思う存分参加者自身が思うようにファシリテータをすることを期待した。 |
□MFの感想
私がもたつくところはちょくちょくありましたが、スタッフの支えもあり、全体を通して参加者にいい体験をしてもらえたんじゃないかなと感じています。参加者がファシリテータのイメージというものについて、真剣に考えている場面もあり、どのグループも議論に熱中し、始めは表情の固かった方も後半は笑顔だったりで、いい雰囲気でした。 |
□MFが意識したこと
- 自己紹介で簡単な自己開示を行い、場へ入ろうとした。
>MFの自己紹介をみて、安心したといった参加者からのフィードバックがありました。
- 全体振り返りの時の沈黙をがまんしてみる。
>成功かどうかはわかりませんが、自分としては学びになりました。
沈黙があるとわかっている上で、その場を進める時はそんなに怖いものではないのかも。。
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□MF振り返り
◎よかったこと
- 定例会終了時に参加者からよかったよ、と声をかけられた。
- アンケートの回収率が良かった。○▽×の内○が多かった。
- 参加者達の顔をみながらしゃべることができた。
- 自己紹介の際に笑ってくれた方がいたので、少し自信をもつことができた。
- 噛むことはあったと思うが、言葉につまることは少なかった。と思う。
- 基礎講座を受けていいなと思ったことを実践できた。
- フィードバッカーよりちょくちょく合いの手があり助けられた。
- WS直前ではるまつさんより、紙を貼って説明するときは、貼り終わってから前を向いてしゃべった方がいいとアドバイスをうけ、その通りやったらうまく進めることができた。
- 説明のあとには確認することとアドバイスをもらい、それを意識して場を進めることができた。
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◎反省点
- 成果物シェア(ワールドカフェ形式)の部分で説明方法がしっかりしていなかったのと加えて、もたついてしまったので、理解しづらかったと思います。実際に参加者からそういうフィードバックもいただきました。
- キッチンタイマーのタイミングを合わせるところでもたついて、スタートが合わない場面があった。
- ”だんべ”を言う場面で、照れがはいってしまい、すべった。
- ”定例会”とずっと言っていたのに、最後の振り返りの際に突然”ワークショップ”というワードを使ったため、ピンとこない人がいたかもしれない。
- シナリオはもう少し大きな字のほうがいい。小さいとWS進行中に”今どこだっけ?”となり慌てる。
- ケースを必要数プリントしたつもりが、足りなかった。持参品について確認が甘かった。
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□スタッフ振り返り
- ワールドカフェ形式の共有をあと何サイクルかやった方がよかったんじゃないか。
- 振り返りの際の問いが多い。もっとシンプルがいいと思う。
- 成果物発表の時、プロセス重視と伝えてもやっぱり発表者は成果物について語ってしまうことが多いが、4回の議論を経てアウトプットされた成果物なので参加者の思いがあり、それはしょうがない。その部分を発散してもらい、ぬくことが必要に思う。
- MFの目的といっぽの目的があり、テーマが一つではないので分散してしまう、よりいっぽの目的というものに絞り込んで集中した方がいいのではないか。
- 「問い」をいくつかから答えやすいものを選択するやり方の場合、どれに対して答えたらよいのか、意識が絞り切れなくなる傾向がテーブルで発生していた。「問い」は1つか2つに絞って、それでもピーンとこない参加者がいる場合に、言葉で足すやり方の方がいいのかな、と感じました。
- 自分自身の反省でもあるのですが、発表後、個人振り返りに 移る時、気が急いていたのか、ほとんどMFの説明を聞けてなかった。 流れを事前に知っていたので、何をやるのかはわかっていたけれど。参加者が説明を聞いて、理解しているのかどうか、きちんと確認することが大切だなと感じました。
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□参加者の声
- 成果物の発表と共有について、わかりづらくついていけない部分があった。
- アイスブレイクが少し固い感じがした。もっと楽しくなるようなものでもよかったのでは。
- MFが冒頭で自分も定例会のファシリテータが初めてだと自己紹介をしてくれたことによって、安心感がでた。
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報告作成者 |
新垣一也 |
報告日 |
2012年1月28日 |
その他特記事項 |
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