2011年度11月定例会 2.家族と私〜関係性から見える新たなキャリア東京支部

事業内容: 調査研究:東京支部 11月度定例会
テーマ: 家族とわたし 〜関係性から見える新たなキャリア
開催日: 2011年11月26日(土)
会 場: 法政大学 市ヶ谷キャンパス 富士見坂校舎 F305教室
講師・ファシリテーター: 浅羽雄介、石井かれん(非会員) 1名
企画運営担当: 浅羽雄介、石井かれん(非会員)、伊東春美、鈴木慈子(叶陽介、尼子洋、糟谷勇児) 4名
参加者数(会員): 8名
一般・見学者数: 1名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
【概要】
家族が今までの自分のキャリアに与えた影響を考えることで、今の自分の生き方を俯瞰して捉え、これからの自分の生き方、家族との関わり方について考えを深める。
13:35〜17:35 【プログラム】
?オリエンテーション
?自己紹介タイム「みんなの家族をつなげよう」(アイスブレーク)
参加者がひとつのサークル型で座り、順番に自分と家族についてひとこと紹介をする。
進め方は、まず、最初の人が自分と家族紹介をし、次のひとは前の人が言ったことをそのまま繰り返し続けて自分と家族の紹介。これを参加者全員分続ける。人数を重ねるごとに覚えること、言うべきことが多くなりそこにゲーム性も生まれ自然と盛り上がる。
雰囲気のほぐしとそれぞれの家族構成や背景などを自然と知ることを狙いとしたワーク。
?ワーク1 「今のわたしと家族の物語」
これまでの自分のキャリアを振り返って、そこに家族がどのような影響を与えていたかを深めるワーク。まず、個人で今の自分の価値観と家族の影響を考え、それをグループ内で共有、その後、他者の話で共感したことや気づいたことなどを対話する。
?ワーク2 「家族会議を体験しよう」
家族会議のロールプレイ。テーマと役割を設定して家族会議を体験してみる。ワーク1を実際に体験してみることが狙い。
テーマ:ある家族の子ども(もしくは親)が就職(転職)しようと考えている。民間企業とNPOの2社から内定をもらっており、どちらにしたものか悩んでいる。今日結論を出し、明日返事をしなければならない
役割:親(父・母)、子どもを基本に実際の参加者の実年齢、性別で若干アレンジする
ロールプレイのあと、どう感じたか、何か気づきはあったかを振り返る
?ワーク3 「これからの自分のキャリアと家族の関係性を考えてみよう」
ワーク1、2で過去〜現在の自分のキャリアと家族の関係性を考えた。それをうけて最後にキャリア形成において“これから”家族とどのような関係をもちたいか、あるいは家族に何をしてあげたいかを考える。
参加者それぞれが考え、紙に書き出したい人は紙に書いて、その後、グループ内で共有
?チェックアウト
全員でワーク全体の気づきや今の気持ちを共有する
【MF・企画チームの振り返り】
  • 家族というセンシティブなテーマの取り扱いについて、懸念点が事前にあげられたが、当日は参加者の関心も高く、自己開示もすすんだことからワークの早い段階から深い対話の場となった。
  • 模擬会議後の振り返り場面では、家族内コミュニケーションの「実践」で活かすためのポイントなど意見が交換された。
  • 家族とキャリアデザインを繋げるワークを行う中で、家族内ファシリテーションの重要さに気づき、どう行っていくかという、ファシリテーションに関する気づきにも繋がった。
報告作成者 浅羽雄介
報告日 2011年12月10日
その他特記事項  
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