2011年度11月定例会 7.あなたの組織、キャリア開発なんかに取りくんで大丈夫?〜個人のキャリアデザインが、組織を変える?東京支部

事業内容: 調査研究:東京支部 11月度定例会
テーマ: あなたの組織、キャリア開発なんかに取りくんで大丈夫? 〜個人のキャリアデザインが組織を変える?
開催日: 2011年11月26日(土)
会 場: 法政大学 市ヶ谷キャンパス 富士見坂校舎 F309教室
講師・ファシリテーター: 鈴木まり子(FAJ会員)、児美川孝一郎(法政大学教授) 1名
企画運営担当: 叶陽介(FAJ会員) 1名
参加者数(会員): 44名
一般・見学者数: 1名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
【概要】
企業等の組織において行われているキャリア開発について
個人の視点・組織の視点の両方から捉え、
キャリア開発のあり方について考えを深めるワークを行った。
【プログラム】
  1. オリエンテーション
  2. 自己紹介ワーク(アイスブレイク)
  3. 組織のキャリア開発に対する問題の投げかけ
    キャリアデザインに対するレクチャーの後、
    組織内のキャリア開発に対する問題提起を行った。
    【組織のキャリア開発における問題提起】
    組織にとっては、構成員に組織内に長く留まって欲しいという欲求がある。
    しかし、個人が自身のキャリアを考えるにあたっては、
    必ずしも一つの組織に居続けることを望むわけではない。
    そのため、組織が個人のキャリア開発を行った結果、
    個人が組織の外に、自身の進むべき道をが見出すことが起こりえる。
    これを踏まえ、組織はどのようにキャリア開発を捉えていくべきか?
    個人・組織両方の視点から、皆で考えたい。
  4. 個人の視点でキャリア開発を考えるワーク
    個人の視点でキャリア開発を考えるため、
    参加者自身の過去のキャリアの振り返りをインタビュー形式で行った。
  5. 組織の視点でキャリア開発を考えるワーク
    組織の視点でキャリア開発を考えるため、
    自分たちが組織の人事担当者だったら、という想定で、
    「組織のキャリア開発における問題提起」に対するグループディスカッションを行った。
  6. 個人と組織、両方の視点からキャリア開発を考えるワーク
    個人と組織、両方の視点でキャリア開発を考えるため、
    「より良い社会をつくるという視点から、
    キャリアデザインに対する個人と組織の関係はどうあるべきか?」
    という問いに対するグループディスカッションを行った。
  7. 今日のワーク全体に関する振り返り
    本日のワークを通じて感じたこと・学んだことを全体で共有した。
  8. ワークショップのプロセスとねらいの共有
    本日のワークショップのプログラムデザインを共有し、
    全体で意見交換を行った。
【担当者振り返り】 
このワークが終わったときに「個人と組織のキャリアデザインの関係について、もっと考えたい」と思ってほしいと思っていたので、その目的はある程度達したかなと思います。ただ、「社会」の視点になったとき、「遠くに感じた」という参加者もいたのですが、私のインストラクションの問題もあったかなと思っています。(鈴木)
【参加者コメント】
  • キャリア開発について、個人と組織の視点から考えることができ、自分自身の視野が広がった。
報告作成者 叶 陽介
報告日 2011年12月6日
その他特記事項  
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