2011年度12月定例会 5.はじめのい〜〜っぽ 第20回東京支部

事業内容 東京支部 定例会
テーマ 2011年12月定例会・テーマ5・「はじめのい〜〜っぽ・第20回」
開催日 2011年12月17日
会 場 埼玉会館 5C会議室(とね)
講師・
ファシリテーター
牧島正武(FAJ会員) 1名
企画運営担当 尼子洋、大川喜教、大沢珠己、富士慎一郎、海野裕司、
安倍能行、長橋良智、新垣一也、松尾貴寛、加寿明、
(川原伸朗)、(末広秀樹)
12名
参加者数(会員) 9名
一般・見学者数 0名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
□プログラムと時間
9:20
開錠、スタッフ集合
9:30-11:00
直前確認
11:00-11:30
会場設営
11:30
受付開始
11:40-12:00
初心者応援団
12:00
プログラム開始
12:00-12:50
オリエンテーション、アイスブレイク、模擬会議説明
 
  • 「アイデンティティー・クライシス」挨拶した相手の名前、出身地を交換する、挨拶毎に交換していく
  • 「4象限自己紹介」(誕生日、いっぽに参加した動機、好きな食べ物orプチ自慢、終わった時に期待すること)
  • 「傾聴ワーク」
  • 12:50-15:20
    模擬会議&ふりかえり
     
    • ケースタイトル「商店街青年部会で町おこしイベントを企画する」
    • 会議を4パートに分け、1人1回ファシリテーターを体験してもらう
  • 1パートの時間構成は、作戦タイム:5分・
    会議:20分・
    ふりかえり:10分
  • ※1テーブル4名で、フィードバッカーがテーブルに2名。
    フィードバッカーはベテランと新人が組み、前半にベテラン、後半に新人が担当する。
    15:20-15:35
    プレゼン用ポスター作成
    15:45-15:55
    アウトプット作成/発表者決め
    15:35-16:15
    発表・質疑応答
     
    • 発表は、結論:2分、プロセス:2分とする
    16:15-16:40
    ふりかえり・アンケート記入
     
    • ふりかえりは、個人、テーブル、全体と単位を拡大、個人とテーブルでの発散、触発をメインとした
    16:40-17:00
    告知、原状復帰
    17:00
    施錠、完全撤収
    □今回のねらい
    今回のMFがファシリテーションに求めていることを掘り起こすと、「人と人をつなぐ」というキーワードが出てきた。
    それを具体的な行動につながる言葉に置き換える過程で、「個々の違いを尊重」「お互いに理解し合う」という言葉につながった。
    グランドルールとして、「いっぽ」で毎回設定している、「失敗してもいいんだよ。話そう、聴こう、楽しもう!」に「個々の違いを尊重し、お互いに理解し合おう」に加えることとした。その上に「傾聴ワーク」体験をしてもらうことで、参加者に「個々の違いの尊重、相互理解」を意識してもらうことを意図した。
    □参加者からの声(抜粋)
    • いろいろなファシリテーションの形があることに気づいた
    • 自分のファシリテーションの特徴に何となく気づいた
    • 自他へのフィードバックが非常に参考になった
    • 通常はできない背景の違う人と議論ができた
    • 自分からは絶対出ないような発想、アイデアが出て、突拍子がないように思えても、聴くことで「なるほど!!」と思えたし、非常にエッジのある結論、成果に結びついた
    • 組織の生産性を上げるためにどう活用できるか?モチベーションを高める技法なのだろう。人の話を傾聴するのがイロハのイなんだろうな。
    • 自分と発想が違う人がいることを理解した。FAJに参加する目標が違うことも理解するべきと感じた。
    • なぜ違うのかということを考えたことで、理解できるような気がしました
    □学んだこと
    4象限自己紹介の問いについて、誕生日以外を、「過去・現在・未来」の軸で問うとよいとアドバイスがスタッフからあり、直前変更をした。
    参加者からのフィードバックとして、以下の声があった。
    「この場に来た背景、経緯、思いについて、話し合いたかった」
    「個々の違いを尊重し、お互いを理解し合うことについて、振り返る時間がほしかった」
    これらのことから、ワークショップのファシリテーターとして、「体験前・体験・体験後」の軸で、スタッフ・参加者共に、自分の状態を見つめてもらうはたらきかけが求められていることに、確信が持てるようになった。
    報告作成者 牧島正武
    報告日 2011年12月20日
    その他特記事項  
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