2011年度2月東京支部イベント 合意形成のクエスト〜みんなの塔〜東京支部
事業内容 |
親睦交流:東京支部イベント「ファシリテーションクエスト」 |
テーマ |
『合意形成のクエスト〜みんなの塔〜』 |
開催日 |
2012年2月25日 |
会 場 |
タイム24 207研修室 |
講師・
ファシリテーター |
小野澤興平、加藤寧利、竹内文彦、舘野一喜
(以上、FAJ会員) |
4名 |
企画運営担当 |
太田哲二(FAJ会員) |
1名 |
参加者数(会員) |
8名 |
一般・見学者数 |
16名 |
目標・目的 |
「真の合意形成」とは何か?を考えてもらい、
納得感の高い合意に至るには何が必要かを、段階を踏んで体感してもらう。 |
プログラム |
- イントロダクション
進行説明、メンバー紹介、注意事項
テーブル分け 誕生日ラインナップ後、4つのテーブルに振り分け
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- デシジョン1
自己紹介、チーム名を決める
呼ばれたい名前、どこから来たか、普段していること、今の気持ち
各テーブルで合意形成の上でチーム名を決め、立て札に記入し全体共有
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- デシジョン2
テーマ:みなさんのチームでは、合意形成において何を大切にしますか?
<共有>
- このクエストを選んだ理由は何ですか?
- 良い合意形成とは何ですか?
<発散>
<収束>
- みなさんのチームでは、合意形成において何を大切にしますか?
「チーム○○は、□□を大切にします」
<共有>
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- デシジョン3
テーマ:会社でノンアルコールビールを飲むことについてチームの結論を出す
個人で「会社でノンアルコールビールを飲むことの是非について」を10段階
レベルのどの位置かとその理由をシートに記述し、その後は各チーム主導で結論を出してもらう。
<全体共有>
結論が出たチーム、出なかったチーム
<振り返り>
- 合意形成できましたかorできませんでしたか
- なぜできたのか、できなかったのか
- 結論や議論の流れに納得できたか
<全体共有>
<全体振り返り>
- 「みんなの塔」に参加して、気づいたこと、感じたことはなんですか?
- 明日から大切にしたいことは何ですか?
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企画運営振り返り |
- 午後のクエストだったため、場がすでに暖まっていた。参加者がフレームワークを使っていた。
- インストラクションを細かく区切って進行したのでわかりやすかった。
- デシジョン 3 は、自分のレベルをシートに記入してから始めたので、YES と NO に片寄らなかった。
- ノンアルコールビールの実物があったので、参加者のイメージがふくらんでいた。
- 特定の人だけで話をしてるチームもあったので、どうするかを企画側で決めておけばよかった。
- デシジョンごとに、チェックシートを個人で記入してもよかった。
- ワークショップに慣れていない人が居ることをもっと意識してファシリテーションすれば良かった。
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参加者コメント |
- 実際の場で一定時間内に合意形成するのは本当に難しいと実感した。
- 早速午前中に学んだフレームワークを活かせた。グループのモチベーションも高く、これならやれる!という成功体験をもてました。
- 合意形成のシミュレーションとしてとても勉強になりました。今回はメンバーに恵まれたかも。
- 進め方がとても参考になりました。特に問いの内容とタイミングが。
- 失敗することで学ぶことが多い。失敗のプロセスを振り返ることで対策がねれた。
- 最終がうまく納得できず残念でした。いろいろ意見を出しましたが、すべてが終わって振り返ってみると、参加者全員(今回関わったチーム)が楽しく参加しているところは満足度が高かったです。
- 2時間半という短い時間ながら、演習を何度か行うことができ、今後の仕事にも生かせるような気づきをえることができた。
- 満足と納得、妥協と譲歩の違いについて、考える契機となった。
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報告作成者 |
竹内文彦 |
報告日 |
2012年3月22日 |
その他特記事項 |
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