2011年度6月定例会 5.「ファシリテーションにおけるロジカルシンキングを身につける」〜気持ちよく深まる発散って?〜東京支部

事業内容 東京支部 埼玉分会 定例会
テーマ 「ファシリテーションにおけるロジカルシンキングを身につける〜気持ちよく深まる発散って」
開催日 2011年6月25日(土)
会 場 さいたま市文化センター 大集会室A
講師・
ファシリテーター
小寺康史 1名
企画運営担当 杉村郁雄、鈴木克典、芦名洋二郎、後藤恭子、尾上昌樹、
千葉和江
6名
参加者数(会員) 21名
一般・見学者数 2名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
【目的】
発散の場におけるファシリテーションのロジカルシンキング(以下:LT)を身につける
【目標】
LTのツールを使って発散の場を促進できるようになる
【プログラム】
12:30 オープニング
12:40 自己紹介
  • 呼ばれたい名前
  • 今の気持ち
  • なぜこのテーマを選んだのか
  • LTについて知っていること
12:55 LTのツールを使わない発散体験
(ある物の使い道をいっぱい出すなどのワークを2種)
13:20 LTのツール(演繹法・帰納法・MECE/ロジックツリー)について
  • レクチャー
  • グループワーク
「演繹法は発散のファシリテーションにどう活かせるか?」⇒全体共有
以下LTのツール毎に、
「帰納法は〜」⇒全体共有
「MECEは〜」⇒全体共有、
「ロジックツリーは〜」⇒全体共有
≪途中休憩≫
15:00   ラボワーク 
発散したいお題、発散に使ってみたいLTツールの組み合わせを 募り、実際に発散し、そのツールがLTに有効なのかを検証
(グループワーク→全体共有)
16:45  終了
【所感】
初心者〜熟練者、と幅広くターゲットを設定したが、参加者のほとんどは今回のツールについて何らかの基礎知識があり、一定水準以上の知識は持ち合わせている様子であった。
したがって、前半のグループワークが大変白熱し、知識から実践へ各自の気付きが深まった様子であった。

例)「このツールの視点を使うと、こんな問いが投げかけられるから発散が深まるね。」

目標に対する成果として、おおむね「LTのツールを使って発散の場を促進できる」という気づきを得られたようである。
具体的な発散促進方法まで得られたと感じた人もいた。
一方、「テーマや進め方によっては、発散を阻害することもある」との意見もあった。
前半の気付きを受け、後半のラボでも各テーブルで盛り上がりを見せていた。
全体的に、良い意味で「頭を使った〜」「疲れた〜」という声が挙がっていた。
ワークとしてバランスもよく、繰り返しネタとしても有効であると思われる。
報告作成者 千葉和江
報告日 2011年7月2日(土)
その他特記事項 埼玉分会というスタイルについて、好感歓迎のコメントが多数寄せられた。
(例えば…)
  • 地元なので参加しやすい、テーマ性が明確で連続して参加したい。
  • 東京、横浜、千葉などから参加したが意外とアクセスが良かった。
  • 個性的、分会ならではのとんがったテーマもぜひ今後やってみたい。
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