事業内容 | 東京支部 定例会 | |
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テーマ | 合宿テーマ『チームについてチームで考える〜体験と対話で学ぶチームビルディング合宿〜』 | |
開催日 | 2011年8月27日〜8月28日 | |
会 場 | ラフォーレ修善寺 | |
講師・ ファシリテーター |
河村 甚 (会員) | 1名 |
企画運営担当 |
杉村郁雄、飯島邦子 (会員) (柳隆文、松尾貴寛、東 憲治、増平貴之 |
2名 |
参加者数(会員) | 28名 | |
一般・見学者数 | 0名 | |
テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメント など |
【概要】 フィールドワークと振り返りを通じて、身体も動かしながら、頭も使いながら、チームが何かを考え、感じる企画。 本企画の目的とゴール |
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【プログラム】![]() 1日目 10:05 集合&受付 10:30 導入・アイスブレイク(蛸壺) 11:00 それぞれがチームビルディングについて思っている事(認識共有と意識付け) 11:30 ビーイング作成(チームをよりより良くするために必要なあり方) 12:00 ランチ(お弁当) 13:00 屋外会場へ移動(バス) ・アクティビティ?ペンあやとり ・アクティビティ?ヘリウムリング ・アクティビティ?フープリレー 17:30 移動(バス) ![]() 18:00 夕食(BBQ) 19:30 ブラインドウォークで移動。焚火ダイアログ 21:00 入浴 22:00 宿題「チームをより良くするために必要な事」「明日の指針」 2日目 7:30 朝食(和洋バイキング) 8:50 屋外会場へ移動(バス) ・アイスブレイク(ランキング) ・アクティビティ?シグナルポール 11:15 移動:バス 11:30 認識共有と理解を深める対話 12:30 ランチ(幕の内弁当) 13:30 ワールドカフェ「この2日間の体験から何を持ち帰るか?」 14:30 チェックアウト ![]() 15:00 終了&解散(※9月の告知&その他お知らせ) |
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【MFの振り返りと質疑応答】 ●プログラムについて ・感覚的だが、段々と難しくなるように、且つ性質の違うものを選ぶよう意識した。 ・一日目の最後のアクティビティのフープリレーは何が何でも達成を目指した。 ・夜のブラインドウォークは迷ったが、返って注意深く歩くことになるので危険性は低くなったと思う。 ・二日目のシグナルポールでは、各チームに担当を置いて、個々のチームに対してどっぷりファシリテーターとしての介入を入れたかった。 Q:何故介入したかったのか? ・各チームを育成したかったから。個ではなく、チームとしての達成感を作りたかったから。 Q:ファシリテーターとして、どのように介入するの? ・今起きている状態に対して、問いを投げる。「何故できないと思う?」誘導することもある。 ・チームの状態と、どうあるべきかを認識してもらう介入をする。 ・雰囲気作りに気を配る。 Q:個々のアクティビティの狙いは? ・チームに何が起こるかを考えて選ぶ。このパーツでこれを学んで欲しいという狙いはない。(目的ありきでアクティビティはやらない) ・アクティビティは何かを起こすきっかけに過ぎない。 ![]() ●FAJの定例会としての目的について ・参加者がそもそも同じ組織のメンバーではないので、同じチーム内でも個が抱える問題はそれぞれ違う。よって、一人一人が何かを持ち帰ってもらえればと思っていた。 ・もう少しテーチイングを入れても面白かったかもしれない。受身だけでは薄っぺらくなるが、FAJの定例会でもあるし、自分たちが主体的に悩んだものに対するティーチングならば、自分の考えも乗っかってよりよい学びが得られるのではないかとも思った。 Q:「チームとは?」について最後に語ったのは何故? ・普段は話さないことだが、FAJのメンバーだったから。 ・FAJだったら、これを軸にしてプログラムを考えるのもありかもしれない。 【企画メンバーの振り返り】 ●合宿企画について ・組織としての目的を共有していないチームであるにも関わらず、定例会終了後に振り返りをやるチームがあるくらいなので、まさにタイトルどおり、「チームについてチームで考える」ことが出来たのではないか。 ⇒振り返りをやるチーム=アクティビティが上手くいかなかったチーム。やらないチーム=上手くいったチーム。⇒達成感の違いか? ・合宿後に長文レポート報告がメンバーから寄せられた。 ⇒消化しきれない程の想いがあるため、言葉にしたい欲求があるのだと思われる。 ![]() ●合宿で学んだこと ・やはりコミュニケーションは大事。知恵を引き出しあうこと。人・モノ・カネだけでなく、お互いの関係性が重要。 ⇒関係の質→思考の質→行動の質→結果の質→関係の質が更に高まる。 ・常日頃ファシリテーターを意識するFAJ会員が、メンバーとしてチームを体感できたことがFAJの定例会として意義があるのではないか。 ⇒メンバーの立場になることができた。メンバーなのに一瞬傍観者になってしまった。(双方の気づきがあった) ・ファシリテーターの重要性を再認識できた。ただ傍観するのではなく、チームに起きていることを見て、チームの状態と、どうあるべきかを認識させる介入が重要。 ・「リーダーとは?」って定義がわかりにくい。 ⇒だからこそ、リーダーという役割を置く。そうすると考える。自分は、リーダーとは「あるべき姿を見せる人。決断する人。」という定義でやっている。リーダーについて考える場があってもよかったかも。(byJIN) 【運営全般の振り返り】 ●下見 ・行って正解!思い切った準備が出来る。 ・参加者へ伝えることが具体的にイメージできた。 ●施設 ・会議室と屋外会場、両方使える施設でよかった。 ・修善寺という場所については、あまり遠いとは感じなかった。近いとイベント感がなくなる。修善寺だから来たという声もあった。都内だったら来なかったという声もあり。 ●事前準備 ・リマインドメール⇒初合宿企画なのでドタキャン防止策として意識的なリマインドメールを送った(ドタキャンはゼロ) ・しおり好評⇒イベント性大事。 ・ダンボールの台紙が良かった。 ●アナウンス面 ・健康管理シートの署名が無しでよくなったことをアナウンスしても良かった。 ・水分補給について、もっと強化してもよかった(企画者が先に屋外会場に出発したりしたので直前のリマインドができなかった) ●焚火 ・行程の足場の安全確認をしている時間、着火後どのくらいで始まるのか焚火担当に伝えきれず、火加減の調整が難しくなって、薪が足らないかも・・と不安になった瞬間があった。連絡をきちんと取り合うようにすれば良かった。 ●運営スタッフ数 ・純粋なスタッフは2名だったが不足感は無かった。スポット的には不足した時もあったがチームメンバーの参加者のサポートがあったので助かった。 ●その他 ・全体集合写真撮りわすれたのが心残り。 ・参加者同士の交流の場が少なかった。ワークの時間が多く(寝る直前までワーク)他のチームメンバーとも交流したかったという声もあった。 |
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【参加者コメント(アンケートメールより抜粋)】 ●総合的にとても楽しかったです。あんなに外で身体を使って、心底笑ったり喜んだりしたのは本当に久しぶりでした。チームの難しさを改めて痛感するとともに、職場でどう考えていくかの課題についての気づきがたくさんありました。 ![]() ●何より、本当に楽しい合宿でした。『学ぶって楽しい』『人と関わるって楽しい』『コミュニケーションって面白い』そんな風に思えた、チームビルディング合宿でした。 ●かなり 中身が濃く、会社での半年~1年分の出来事が起こったような2日間で疲れましたが、充実感いっぱいで帰宅することができました。 しばらく チームビルディングモードが続きそうです。本当に合宿だった まさにチームビルディングに合宿はぴったりですね。場所の効果やワークの順番の大切さを実感しました。また 宿泊もチームで一つのコテージをシェアできたのはとても良かったです。 ●会場の設定や事前の案内(しおり、うれしかったです)、バスの手配やら当日のオペレーション、すべて最高でした!朝ごはんもおいしくて、あんなリラックスした贅沢な時間があって、 ![]() ●まずは、単純に「面白かった〜♪」です!企画・運営の皆さんへ感謝感激でっす! ありがとうございました! ●2日間誠にありがとうございました。とても中身の濃い凝縮された時間をすごせました。スケジューリング、プログラムもビッチリといった感じで、お得感を感じています。次回も是非参加したく、お願い申しあげます。ありがとうございました。 ●大変お世話になりました。充実したプログラムと出会いに恵まれ、思い出に残る合宿となりました。 ●相手の立場にたつ難しさを痛感。 ●「FAJの会員でのチームビルディングでさえ失敗するのだから、会社組織や地域でのチームビルディングは、難しくて当たり前!」 ![]() ●この合宿で学んだこと。1つは「チームは常に同じ目標を見つめ続けること」です。そしてもう1つ(実はこれがもっと重要)は、「チームを作り、動かしていくためには、理屈ではなく、人間の本能的なものに働きかけることが大切」ということです。 |
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報告作成者 | 飯島 邦子 | |
報告日 | 2011年9月12日 | |
その他特記事項 |
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