2012年度10月定例会 4.ファシリテーショングラフィック練習ジム(FGYM) in 埼玉東京支部

事業内容 調査研究:東京支部 10月度定例会
テーマ テーマ4『ファシリテーショングラフィック練習ジム(FGYM) in 埼玉』
開催日 2012年10月27日
会 場 市民会館うらわ 605集会室
講師・
ファシリテーター
木村和郎(以上FAJ会員) 1名
企画運営担当 鈴木克典、蟻川純子、尾関真、佐々木順一、芦名洋二郎、黒川そよか(奥田浩)
(以上FAJ会員)
6名
参加者数(会員) 17名
一般・見学者数 0名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
【テーマ】
テーマはファシリテーション・グラフィックです。
略して「ファシグラ」、議論を描いてみえる化する技術のことです。
今回で13回目を迎えるFGYMが埼玉にやってきました!

メンバー一番の下っ端でも、口べたな人でも、会議に大きく
貢献することができる・・・それが「ファシグラ」。

ファシグラ上達には、知識×場数。たくさんのトレーニングが有効です。
「知っている」を「わかった」に、「わかってる」を「できた」に。
さあ、ファシグラ筋を鍛えましょう!

さぁ、FGYMで、どんどん「描いて」練習しましょう!!
埼玉分会&チームFGYM一同、お待ちしております。
 
【プログラム】
※プログラム開始20分前より「ペンの持ち方」のミニレクチャーを実施。
※4人1組のテーブル×5に自由着席してもらう構成で開始。(1テーブル = 1グループ)
12:00〜 インストラクション
  • MF挨拶&スタッフ紹介。
  • 今日のゴール説明
    ファシリテーション・グラフィック(以降FG)が
    「昨日よりわかった。明日はこれがやりたい!!」という気持ちになっている。
  • グランドルール説明
    聴く、描く、見る、考える、対話する、学びあう。
  • スケジュール説明。
12:15〜 チェックイン
  • グループ内で自己紹介。(呼んでもらいたい名前、今の気持ち)
12:20〜 ワークA. となりの客は?よく聴き描くワークだ
  • ねらい
    人の話をちゃんと聴いてポイントを拾えているかをチェックする。
  • ワーク
    • グループ内2人1組で自己紹介し、その内容を聴き、描く(2分)
    • フィードバック(以降FB、2分)
      • 描いてもらってうれしかったこと。
      • 描かれなくて残念だったこと(ここはこう描いてほしかったなど)。
      • 描き方などについて気になったこと、または質問。
12:35〜 ワークB. 描きとり・比べてみるワーク
  • ねらい
    同じ話をみんなで描くことで、自分と他の人との描き方の違いを知る。
  • ワーク
    • スタッフが同じ内容を2回しゃべる。
    • みんなで描く。(2分×2回)
    • グループで見せあいFB。FGについて話す。(10分)
    • FB
      • ポイントは拾えましたか?
      • 工夫したことろ・難しかったところは?
      • 他の人はどう描いている?ここはどうしてこうなの?
      • 見やすくするコツ、的確に描くコツって??
12:50〜 目標選び
  • 今日できるようになりたいこと、または挑戦したいことを考えて紙に描く。(4分)
  • グループ内で見せ合う、共有する。(5分)
13:00〜 ワークC. チャレンジワーク
  • チャレンジワークの説明資料とFGのチェックポイントを配布。
  • ワーク説明
    • 4テーマについて模擬会議を行う。
    • 各グループ4名が会議メンバーで、うち1名がファシリテータ&グラフィッカー(F&FG)を担当。
    • 会議終了後にグラフィックを見ながら振り返りFB。
    • FBの際は、別のメンバがF&FGを担当。
    • (5分の準備時間+20分の模擬会議+12分振り返り)×4回分
    • F&FGの「今日の目標」を掲示してから開始。
  • FB、振り返りの流れの説明
    • KPT法のK(良かったところ)とP(改善するところ)で振り返る。(T(次にやりたいこと)は、ワークDで行う)
      1. 感想(F&FG担当者)
      2. Keep(F&FG担当者、会議メンバー)
      3. Problem(F&FG担当者、会議メンバー)
      4. 感想(F&FG担当者、会議メンバー)
    • 各テーマ担当者を決定
13:15〜 休憩
13:20〜 ワークC. チャレンジワーク(1)良いFGについて考える
良いファシグラとは、どんなものでしょうか?
何に気をつければ、良いファシグラが出来るのでしょうか?
14:00〜 ワークC. チャレンジワーク(2)我が家の節電対策
各人の知る節電対策をグループで10個以上出し合い、効果的な節電対策を3つ、他グループに向け提案してください。
14:35〜 休憩
14:45〜 ワークC. チャレンジワーク(3)東京一日案内
家族が、東京に遊びに来ることになりました。
東京を一日、観光案内しようと思います。どのようなプランを立てたらよいでしょうか?
15:26〜 ワークC. チャレンジワーク(4)つまらない会議を楽しくする
いつもの会議を楽しくするために、悩みをグループ内で共有した上でF&FGで何ができるか、一緒に考えてみましょう。
16:00〜 休憩
16:10〜 ワークD. 明日やろうよ willワーク
  • ねらい
    自分のFB模造紙を見ながら、明日からチャレンジしたい「TRY」を描いてみよう!
  • ワーク
    自分のFB模造紙を見ながら内省し、できるだけ具体的な目標を描く。
    • 今日で何かが変わりましたか?
    • もっと描きたい気分になりましたか?
    • 明日からFGに取り組めそうですか?
16:35〜 告知・クロージング
  • 次回定例会、支部イベントの告知。
  • 定例会の振り返りミーティングへのお誘い。
  • アンケート。
16:53 終了
【スタッフの振り返り】
ミニレクチャー「ペンの持ち方」
  • ミニレクチャーに参加した人がワーク中に他の参加者に教える様子が見られた。
インストラクション
  • 時間が足りなかった。5分では短いのでは。
チェックイン
  • 参加者から、紙に描くのか?という質問がでた。
  • 紙に描いた方がよいのでは?
ワークA
  • 参加者から、話すことをあらかじめ決めた方がよいのでは?という意見があった。
  • わーっとなって聞き取りにくかった。
  • 4人でシェアする時間が欲しかった。
ワークB
  • 参加者から、ワークが長いという意見があった。
  • 参加者から、読み上げる内容は実際のニュースでもよかったのでは?という意見があった。
目標選び
  • FGチェックシートがあると目標を選びやすい。
ワークC
  • 時間がちょうどよかった。
  • K・Pは担当者から語ると話やすい。
  • なぜPだったのかを考えるとよかったのでは?(具体的なTRYにつながる。)
  • 東京案内が描きにくそうだった。
  • FGではなくFの振り返りになってしまったことがあった。
ワークD
  • ワークCの振り返りで使った模造紙が活きた。
  • 多くの参加者がTRYを描いた紙を持ち帰った。
全体
  • 早めに準備をはじめたので開始時間までに余裕があった。
  • インストラクションを紙芝居形式で行ったことがよかった。
  • 参加者が後で確認するような掲示物は大きめに作成した方がよい。
  • 全体的におちつていた。
  • 後半に疲れがでていた。
  • 場がよいものをかもしだしていた。
  • スタッフだとわからないところ、不安等が参加者で入ると分かる。
報告作成者 黒川そよか
報告日 2013年1月23日
その他特記事項  
←前のレポート 一覧表へ 次のレポート→