2012年度2月定例会 5.プロフェッショナル・リーダーのツボ、わかってほしいことがわかり合えるツボを見つけよう東京支部

事業内容 調査研究:東京支部 2013年2月度定例会
テーマ プロフェッショナル・リーダーのツボ、わかってほしいことがわかり合えるツボを見つけよう
開催日 2013年2月23日(土)
会 場 武蔵浦和コミュニティセンター 第4集会室
講師・ファシリテーター 中平拓司(FAJ会員) 1名
企画運営担当 芦名 洋二郎、尾関 真、小藤 輝正、筒井 康志(鈴木 克典、千葉 和江、竹内 文彦、黒川 そよか、山口 千咲)(以上FAJ会員) 4名
参加者数(会員) 10名
一般・見学者数 1名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など

【概要】
最初は見習いレベルからスタートしたあなたのキャリアも、経験を重ねるにつれて、何かしらの専門性を身につけてきたと言えるのではないでしょうか。

その分野の事だったら一通りの事はできるようになったら、次は、他の現場部門や経営層、顧客など、自分の専門外の人たちとも恊働して成果を上げることを期待されるようになっていませんか?

しかし、いざこういう立場になってみると、こちらの意見や要望がなかなか通らなかったり、そもそも話が噛み合ず前に進まない。こんなことで日々奮闘することが多いのではないでしょうか?

この定例会では、FAJにいる様々な分野のプロフェッショナルに集まっていただき、専門の立場から相手にわかってほしいことをわかってもらい、また、相手がこちらに期待することもわかるにはどうすればよいか、そのツボを参加者の皆さんと一緒に探します。


一分野のプロフェッショナルに留まらないで、本当に相手のことがわかり、こちらのこともわかってもらい、ファシリタティブに恊働を促進できるプロフェッショナル・リーダーを共に目指しましょう。

【プログラム内容】
13:35 開始
13:37 オリエンテーション
・「専門」を定義
13:45 自己紹介
14:00 【ワーク1・あるある事例を出そう】専門の立場として相手に「もっと○○してほしい」と日頃主張していることを
個人で書き出し、グループ内で「なぜその主張は通らなかったのか」を話し合う。
・相手はどんな人か
・なぜそうしてほしいのか
・相手はどんな反応なのか
・そのときの気持ち(自身の場合)
14:35 【ワーク2・理由を考えよう】全体で、似た構造の事例に分類する
?マネジメントが機能しない?相手にヤル気が見えない?転ばぬ先の杖が分かってくれない
15:00 休 憩
15:10 【ワーク3・ツボを探る】事例のパターンごとにグループを分けて、それぞれなぜ相手はそういう反応をしたのかを
発散的に考える
出てきた理由から、専門と専門外が分かり合えるツボを探る。
「?ツボの名称?ツボを押すタイミング?ツボの押し方?効能」で整理する
15:50 【全体共有】
グループで出た"ツボ"を全体で共有
16:20 休 憩
16:30 【ワーク4・思考実験】自分が専門外の立場になった時に起こった「相手にもっと○○してほしい」という事例を書き出し、
ワーク4で出したツボが機能するかを検証する
17:05 【全体共有】
17:15 【ワーク5・ツボを磨く】個人で「今日の感想」「今日の気づき」「今後私ができること」を書いてグループでシェアする
16:50:終了
【参加者の声】
  • 思考実験では、まったく別の事例ではなく、最初の事例に対して、ワーク3で考えたツボを使って実験できると全体の流れがスッキリしたのではないか。
  • ツボを探る時は、全員での対話でもよかったかも。
  • 思考実験はロールプレイにしたらどうか?
  • ツボを探る・思考実験のワークは「プロフェッショナル・リーダー」という言葉とそぐわない。
  • 進め方や話し方はとても勉強になった。
  • いい雰囲気で時間を過ごせた。
【担当者振り返り】
  • 当日1名のキャンセルのみで、他の方は全員参加していただいたのが企画した側としてはとても嬉しく思った。人数は少なくとも本当に必要とされているテーマ設定、告知ができたのではないか。
  • 当日、進行具合や参加者の状態をスタッフが確認しながら、以後の進め方を適宜調整できた。
  • ツボを探る、思考実験のワークは再考し、改善を図りたい。
  • 「プロフェッショナル・リーダー」とは何を意図したものなのか、ワーク中に明示しておらず、前述のコメントを招いた原因になった。次の機会では、ワークの冒頭で参加者と認識を合わせる時間を取りたい。
報告作成者 小藤 輝正
報告日 2013年2月23日
その他特記事項
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