2013年度12月定例会 4.チームについてチームで考える。〜チームになるためのプロセス編〜東京支部

       

事業内容 調査研究:東京支部 2013年12月度定例会
テーマ

テーマ4「チームについてチームで考える。〜チームになるためのプロセス編〜 rev.01」

開催日 2013年12月14日(土)
会 場 横河工事(株)本社ビル3F会議室C
講師・
ファシリテーター
飯島 邦子、松尾 貴寛(以上FAJ会員) 2名
企画運営担当
 
東憲治、友山貴嗣、長橋良智、芳賀法子(以上FAJ会員)
 
4名
参加者数(会員) 34名
一般・見学者数 0名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など

【概要】
チームについて考える企画の第4弾!
グループからチームになるためには何が必要か?そこにはどんな特徴が現れているのか?
グループからチームになるプロセスを共に考え、
・何があれば、どうすればグループからチームになれるのか・・・?
・ファシリテーターやチームメンバーとしてどのように関わればいいのか?
グループからチームになっていくプロセスで、どうファシリテーションを活用すればいいのか、体験と話し合いを通じて探究する定例会。

【目的】
グループからチームになるプロセスには、外発的・内発的な働きかけがあって始めて『チーム』になりえるのではないか、そこにはファシリテーションが大きく関係しているのではないか・・というチームち〜むの前提のもと、体験ワークショップを行い、その関係について参加者と共に探究していくことを目的とした定例会である。

【プログラム詳細】
・オリエンテーション導入 前提の共有
・mission1 知り合う
・mission2 準備運動
・mission3 動的チーム活動
・ランチタイム チームでお昼を食べながらチーム名を考える。
・mission4 知的チーム活動
・mission2 総合的チーム活動
・休憩
・今日のプロセスを振り返る
・グループディスカッション
・分かち合い
・内省
・チェックアウト

【参加者振り返り】
・昼でメンバー間の特徴が見えてきた。
・時間がたつにつれて意見が出てきた。最初は『いまいち』だった
・チームにするには笑いが必要。成功体験が必要。
・体験しているときに感じたことをお互いシェアすることが必要。
・感情の共有が必要。
・チームの密度を高めるにはゆっくりとお互いの関係を深めることが大事。
・ゆるい役割分担があった。ムードメーカーなどそれぞれ得意分野があった。これはビジョンの共有と共にできて行ったと思う。
・つらい体験の共有(失敗体験の共有もチーム力を上げる)。
・結果よりも楽しさ。求めるものは人によっては違う。
・お互いのレベルをやっていくうちに把握できた。
・勝つのはうれしい。負けても楽しい。でも勝たないとチームとしてうれしくない。
・勝つという気持ちがあまりなかったので、最初からし全体で安心を感じた。
・グラフィックをやることで自己開示ができた。⇒ここから『楽しくやる』という気持ちが共有できた。
・目的、役割ができた。
・チームとして満足度はある。
・1位を取ろうと思わなかった。
・他のチームがやっているやりかとを見てまねをした。
・協調性は良かったように思えたが本音が出なかった。この体験からコミュニケーションと自己開示が必要と感じた。ただこれには時間が必要。
・目的、目標を入れた。
・成功体験があったのが良かった。
・安心感ができた。
・信頼・相互理解などが見出せた。
・モチベーションはそれぞれ高かった。
・リズムが良かった。気合、コミットなど。疎外感はなかった。
・年齢が近いのが良かった(多様性はないのか???)

【スタッフ振り返り】
●Keep
・おもいっきりやれた
・やったことがあるアクティビティは安心。
・チームでやれて安心できた
・お昼休みの活用は良かった。
・定例会直後の振り返り15分!
●Problem
・スタッフの役割分担をもう少し詳細につめた方が良かった。
・曼荼羅からチームの前提チャートに落としこむところの問いが曖昧だった。
・前提を強く出しすぎたのでは?(無意識の誘導になる?)
・達成度の指表明のやり方要改善。
・タイムの記録がわかりにくかった。
・フェルミ問題の順番(チャレンジを諦めたチームがあった)
●Try
・フェルミを1問目に持ってくる。
・得点配分をつける(→進め方の作戦を話し合うキッカケになる)
・達成度の指表明は、いっせーのせ!
・本気でやらせる仕掛け
・前提をぶち壊す仕掛け

【振り返りの振り返り】
・振り返りでしっかり話せる状態にする(過程で不満足でもここで本音がでるようにする)。
・振り返りのやり方で、事実と感情を出すための促しを丁寧にやる(参加者にファシリテーター役を意識してもらう)。
・リーダー役、ファシリテーター役を決めるのもあり?もしくは自然発生させる仕掛けが必要か。
・振り返りは、チームを変えて、一旦冷静にこれまでのチームを振り返ってもらう(その場合は共通体験がないのでフレームが必要かも)

報告者 友山貴嗣・松尾 貴寛・飯島 邦子
報告日 2014年2月1日
その他特記事項
 
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