2013年度6月定例会 3.“わかるとかわる”:人との関係と話し合いの場東京支部

       

事業内容 調査研究:東京支部 2013年6月度定例会
テーマ わかるとかわる〜人との関係と話し合いの場
開催日 2013年06月22日(土)
会 場 豊洲IHIビル 低層棟3F 中研修室002
講師・
ファシリテーター
内藤修(FAJ会員) 1名
企画運営担当
 
鈴木克典、中平拓司、米岡裕美、榊原ひろ、(浅羽雄介、大沢已、後野るみ、中島美暁、西田徹)(以上、FAJ会員)
 
4名
参加者数(会員) 34名
一般・見学者数 4名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など

【概要】(告知文より)
「話長いなあ…」
「何で黙ってるの?」
「話がなかなか伝わらない…」
日々の生活や話し合いの場で感じるイライラ・ モヤモヤの数々。
それらのストレスを引き起こす、発言や行動。

その奥底に存在する“なんでそうなるの?”をわかることができたら、そして、理解に基づいて考え方や行動が変わってきたら、もっとステキな関係や話し合いの場を作ることができるかもしれません。

イライラ・モヤモヤを出し合って、“なんで?”を探る。
見えてきた“なんで?”をみんなで理解して、“だからこうしてみよう!”を持ち寄る。
“なんで?”も“こうしてみよう”も、一人のものとしてではなく、みんなのものとして共有すれば、今までとは違った感じ方、考え方、そして互いの関わり方・接し方が生まれてくるのではないでしょうか。

これからの新しい受信・発信方法を模索するきっかけとなる“わかるとかわる”ワーク。
ご参加、お待ちしております。


【プログラム内容】

1 アイスブレイク:苗字で50音順に整列!
2 アイスブレイク2:名札に貼った色シールでグループ作り
3 ワーク1:話し合いで、イライラ・モヤモヤしたこと、困ったことってどんなこと?
…各自ふせんに描きだす→似たものを同じ模造紙に貼っていく
→一番気になることを選んで、どう気になるのか、自分がどんな気分になるのか等を出し合う
4 ワーク2:なんでそうなるの?
…ワーク1で出てきたものを見て回り、自分にも思い当たる節があるものがあればシールをはる
→自分がやってしまっていることについて集まり、言い訳をする
5 ワーク3:あの人って実は○○○
…ワーク2のグループを中心に、自分がやってしまっていることについて、はっと気が付かされた一言、こう対応してくれるとありがたい等を出し合う
→ワーク1のグループに戻り、自分がイライラ・モヤモヤを感じていた言動をする人について「あの人って実は○○○」を考える
→各グループ発表
6 ワーク4:「ヒト」から「コト」へ 
… これまで話し合ってきた事象について、ファシリテーターができること、参加者ができること、など解決策を考える 
→やってしまっている人チームが途中でコメントをふせんで貼る 
→さらに話し合いを進める
7 振り返り
…「明日からできること」「ワークから気づいたこと」等を紙に描きだして、一番最初のチームで共有


【参加者の声】

・いろんな視点にたって話ができてよかった。
・表面だけで判断するのでなく、その背景にはいろいろな理由や事情があるんだということがわかりました。
・他の人が書いたふせんや模造紙だけで内容を推測して更に議論を進めるのが難しかった。
・不快に思う人と言い訳をする人の立場を入れ替えて進めるのはおもしろいやり方だと思った。
・たまに何をしたらいいか、ワークについていけない時があった。
・ある程度の人数、立場が違う人が集まらないとできない(面白くない)ワークなので、東京支部だからこそできるテーマだと思った。


【担当者振り返り】

・インストラクションが不明瞭な部分があって、参加者を戸惑わせてしまった部分があった。見せ方等、いろいろと工夫ができる部分がまだあると思う。
・自分たちが想定していた以上の気付きを得てくれた人たちがいたのはとても嬉しかった。
・移動と考える作業が多くて参加者は結構疲れたかもしれない。
・もっとよくなる可能性を秘めたプログラムだと思うので、さらに改良してまた実施したい。

 

報告者 榊原 ひろ
報告日 2013年07月08日
その他特記事項
 
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