2013年度7月定例会 4.ファシリテーターの直感力〜瞬発力で乗り切ったってそういうことか!〜東京支部

       

事業内容 調査研究:東京支部 2013年7月度定例会
テーマ テーマ4「ファシリテーターの直感力〜瞬発力で乗り切ったってそういうことか!〜」
開催日 2013年7月27日(土)
会 場 サンピアン川崎 第1研修室
講師・ファシリテーター 花田孝之、中西真人(以上FAJ会員) 2名
企画運営担当 竹森浩美、小川千尋(FAJ会員) 2名
参加者数(会員) 18名
一般・見学者数 2名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
【概要】
ファシリテーションのノウハウの中でも、直感に着目したものは少ない。
しかし、実際の会議や話し合い等の場では直感によって適宜判断をしている。
自身の直感のタイプを認知し、また他人の直感による捉え方を認識することにより、ファシリテーターの仕方を改めて考え直すことができる。
また、自分の直感を活かして、実際のファシリテーションの現場でどう活かすことが出来るかなどをグループワークによって研究することを目的としている。
【プログラム内容】
12:40〜 挨拶・OARR
12:45〜 MF自己紹介、アイスブレイク
→チャーリーさん、中西さんの自己紹介
→アイスブレイク+直感でグループの名前を付けてもらう(直感タイプ分けの前振り)
12:55〜 直感力自己判断、直感とは?
→直感とは経験に基づくものであり、五感で感じるもの。どんなところから感じるか。
→直感力に関する2択テスト20問を実施(点数によって直感的か論理的かを分析)
13:30〜 自分の直感のタイプを知る 直感タイプ分けテスト(風景、人物写真等)
→瞑想(1分間)(直感を研ぎ澄ませるため)
→風景、人物写真等の10スライドを30秒/1スライドで流し、直感で写真について1人1色のポストイットに書いてもらう
→個人個人で内容がどう違うか、ざっくばらんにシェア
13:50〜 休憩
14:00〜 主観⇔客観、感覚⇔言語の2軸でタイプ分け、シェア
14:25〜 自分の直感のタイプを知る 直感タイプ分けテスト(会議写真)、分類
→会議写真の10スライドを30秒/1スライドで流し、直感で写真について1人1色のポストイットに書いてもらう
→風景、人物写真の分類同様、タイプ分けを行う
→会議の場面では使い分けを行っているのか、など意見交換
14:50〜 タイプ別にグループ分け
→人数配分により、主観・感覚(1グループ)、主観・言語(1グループ)、客観・感覚(1グループ)、客観・言語(2グループ)でグループ分け
14:55〜 グループ毎に直感の鍛え方を考える、Frとしての直感の働かせ方の傾向を話す
→3つの問い「会議の中で直感はどんな風に使っているか」、「どんなシーンでどんな使い方が有効か」、「ファシリテーターとして直感力を磨くにはどんな方法が考えられるか」を考える
15:35〜 休憩
15:45〜 グループ毎に発表
16:05〜 最初のグループに戻る
→最初のグループに帰属意識があるかもしれないため、また、タイプ別グループワークを自然とシェア出来るよう最初のグループに戻す
16:07〜 直感宣言、Fと直感の関係など個人感想のシェア
→個人で、振り返り用シール(Fの必需品に貼れる大きさのラベルシール)に直感宣言を書いてもらい、お土産にする
→グループ毎に個人の感想をシェアする。
16:25〜 全体でシェア
16:30   終了 
【参加者の声】
・面白いテーマだった。今後の発展も期待している。
・タイプ別をするためのアウトプットと、インプットの表現の仕方で違うタイプを使い分けているのかもしれない・・・?
・直感をより高めていくにはどうしたら良いかを考えてみたい。
・直感力?Passive 気づき 会議の流れや雰囲気を察知する ?Active アイデア、ひらめき 解決策や進め方を思いつく
参加するまでは?のことが直感力だと思っていたが、?の該当する直感について他の方からあまり事例が得られず、「会議の直感力をあまり認識したことがない」とのことでちょっと消化不良である。
研究会自体はとてもおもしろかった。
・直感力と瞬発力は違うかも。経験に裏付けられた直感力。引き出しを増やすことが瞬発力UPにつながるのでは。
・前半の説明が少し長く感じた。もう少しインタラクティブでもいいかもしれない。考える時間があってもいいかもしれない。
【担当者振り返り】
・直感力!テスト」によるタイプ分けで、参加者が自身の特徴を自覚することにより、グループワークも話が弾んだのではないか。
・主観⇔客観、感覚⇔言語の2軸の分類が伝わりづらく、また表現に関する参加者からの提案もあった。
・今回はタイプ別に直感力の働かせ方等をグループワークで考えたが、進め方に関し、タイプを混合してグループワークを行ったり、直感をより高めていくにはどうしたら良いかを考えてみたいという意見があった。
・第2弾を期待するとの声もあることから、参加者と一体となり、より研究を深められる可能性を秘めている。
・会場が遠いことから、遅刻される方も多かった。
→会場へのアクセスの事前のリマインドや駅前での案内(できれば)の必要性
・テーマ別にフロアが異なるため、混乱する参加者がいた。
→入口・各テーマ毎の部屋前に案内があると参加者も分かり易い
・会場内のホワイトボード・スクリーンを移動させる場合の許可が必要であった。
→会場内の注意事項の徹底が必要
・会場完全撤収・泡の会への時間に余裕を設けていたことから、柔軟な時間設定が出来た。
・養生テープの持参忘れ、ポストイット・テーブル菓子が余った。
→事前準備と確認の徹底が必要
・振り返り用シールは、各自Fの必需品に貼れるよう小さいものとしたが、直感宣言を書くのには小さすぎた。
→どんな内容でもある程度対応できるようにしておくことが必要
報告作成者 小川千尋
報告日 2013年7月30日
その他特記事項  
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