2013年度9月定例会 4.FAJ白熱授業 〜「当たり前が覆る」驚きの瞬間を体感しよう〜東京支部

       

事業内容 調査研究:東京支部 2013年9月度定例会
テーマ テーマ4 『FAJ白熱授業 〜「当たり前が覆る」驚きの瞬間を体感しよう〜』
開催日 2013年9月28日(土
会 場 大田区民センター
講師・
ファシリテーター
上井 靖(FAJ会員) 1名
企画運営担当
 
花田孝之、松尾貴寛(以上FAJ会員)
 
2名
参加者数(会員) 38名
一般・見学者数 0名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など

【概要】
中部支部で生まれた人気テーマがついに東京上陸。
中学3年の理科の授業とトランプゲームの体験を通して自分と他者の当たり前がどう変化したのかを振り返る。
そして、お互いへの理解と学び合いのために大切なことは何なのかを探る。
ワークの目的は、それぞれの「当たり前」から生まれるコミュニケーションのとり方や思い込みに気付き、どう合意していけばよいのかを探ること。

【プログラム内容】
1)アイスブレイク 自己紹介で文系or理系or体育会系
2)グループ分け(文系、理系、体育会系が混ざるように)
3)トランプゲーム(多数派と少数派のコミュニケーション体験)
4)理科の実験(合意形成のプロセス体験)
5)ふりかえり

【ワークのゴール】
・科学的合意形成を「知識」として理解している
・自他のコミュニケーションの「スキル」の違いに気付いている
・自他を尊重する「マインド」の大事さに気付いている

【参加者の声】
・少数派の気持ちがよくわかった。
・多数派の当たり前は少数派にとって押しつけになる場合があることがわかった。
・多数派のルールを少数派に説明するときには「説得」モードになりがちなことがわかった。
・合意形成しきれなかったのが心残り。
・言葉だけでなく体験(実験)を通じて合意形成していくことが大事だと感じた。

【担当者振り返り】
・言葉を用いずにジェスチャーのみでコミュニケーションをするシーンや、40人全員で合意形成するシーンなど、話し合いのスタイルの切り替えにメリハリが効いていて、とても時間が短く感じるプログラムであり、楽しみながら学べる内容だった。
・掲げている「ワークのゴール」への到達度が計れるとさらに良いプログラムとなる。
・「トランプゲーム」と「理科の実験」の2つのワークの流れがよく、「少数派をどう理解するか」という一貫したテーマを感じた。
 

報告者 花田 孝之
報告日 2013年9月29日
その他特記事項
 
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