2014年度11月定例会 1『2軸を究める』東京支部

       

 
事業内容 調査研究:東京支部 2014年11月度定例会
テーマ テーマ1 「2軸を究める」
開催日 2014年11月22日(土)
会 場 かつしかシンフォニーヒルズ コンチェルト
講師・
ファシリテーター
小藤輝正、飯島邦子(以上FAJ会員) 2名
企画運営担当 究める会:浅羽雄介、小藤輝正、飯島邦子(FAJ会員) 1名
参加者数(会員) 30名
一般・見学者数 3名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
【概要】
議論の内容や溢れるアイデアを2つの軸で切り分け、 整理・構造化することがよくあるが、なかなかうまくできない。
このテーマでは、ファシリテーターが、切れ味鋭い軸を立てるにはどうすればよいのか?という現場で直面する問題を出発点にしている。
そもそも軸とは何か?
何故、軸で分けるのか?
軸で分けた後には何があるのか?
という問いに、2軸の使い方の違いを体験するワークや、探求したいテーマ毎に話し合うワークで2軸を探究する。
 
【プログラム内容】
12:30 オリエンテーション
12:40 ミニ講義 2軸の紹介
12:43 2軸で切られる体験
12:48 2軸でグループ分け・自己紹介 
13:15 2軸の体験? ブレスト+2軸で整理
13:40 振り返り+全体共有
14:00 ミニ講義 2軸を使う目的を整理して提示する。
14:10 休憩
14:25 2軸の体験? ブレスト+2軸で整理
14:50 振り返り+全体共有
15:15 OSTで話し合い 2軸の究めてみたいところを更に深める
15:45 全体振り返り
16:10 チェックアウト
16:15 参加者によるプログラムに対するフィードバック
16:50 終了
 
【参加者の声】
・予備知識がない状態での2軸切り。人のグループ分け→ミニ講義→キャップワークは流れがいい。全体の流れ、各ワークの進行と振り返りが良かった。
・ミニ講義部分も分かりやすかった。内容が良かった。本の引用が良かった。
・二軸侍を使った「つかみ」を入れた構成。夢に出てきそう。見守ってくれた。
・時間配分が良かった。
・ワークを同じグループで2回やるのは慣れて来るのでいい。
・同じ問題を持った人を集め、その問題を議論したことが、問題を整理でき、理解も出来て良かった。
・1回目のワーク、2回目の象限に名前を付ける構成は良かった。ワーク?と?で、象限に名前を付けることを加えただけで、グループでの話し合いの内容・濃さが変わった。
・ミニ講義はもっと時間があってもいい。具体的な話が聞きたい。2回目の探究後いポイント提示がないのはモヤモヤ。
・ワークの後で、他のグループでの切り方も知りたかった。
・全体的に時間が足りなかった。発散の時間が欲しい。
・ファシリテーションにどう2軸を使うかを考えるところがあっても良かった。実際に役だった事例紹介が欲しかった。
・「そもそもこのワークは何のため」という話があっても良かった。
・究めるワークはもっと掘り下げて行きたかった。ざっくりし過ぎた感が残った。
 
【MF振り返り】
・二人で進行したが、もう少し二人で掛け合いながら進行できると、もっと良い場を作れそうな感触を得た。
・他グループの軸や象限名などをワークのアウトプットを共有することをもっと丁寧にやった方がいいと感じた。
・OSTの後、グループに戻った時にOSTでのことを話したい気持ちを拾いきれなかった。一端グループの中でOSTでのことを出す時間を取り、その上で個人の振り返りの時間にする方が良かったのではないかと思う。
・今回から始まったフィードバックタイムは、企画者にとって有難い時間となった。熟成されてきた感のあったプログラムではあるが、改めて頂くコメントから、今後の改良点も見つかった。
・話し合いが混乱した時にどう軸を出すか、メンバーが納得する軸をどう引き出すか、等のニーズもあることも分かった。
・これまでは「軸を究める」だったが、今後は、2軸経験者を対象にした実践者バージョン、例えば「軸を使うことを究める」もテーマとしては有かもしれないと思った。
 
【担当者振り返り】
・移動しにくい会場だったが、部屋全体を使っての参加者を2軸できることは、問題なくできた。ただし、定員に対しては、若干狭いと感じた。
・備え付けの音響設備が途中使えなくなったりした。
・企画スタッフは少なかったが、当日ボランティアをお願いして、受付・設営などは問題なくできた。参加者のボランタリーな参画に感謝したい。
 
報告者 小藤輝正・飯島邦子
報告日 2014年11月25日
その他特記事項
 
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