2014年度3月定例会 1.『問題解決に向けて対話を深めよう 〜オランダの小学生のファシリテーション事例を通して〜』東京支部

       

事業内容

調査研究:東京支部 2015年5月度定例会

テーマ 『問題解決に向けて対話を深めよう 〜オランダの小学生のファシリテーション事例を通して〜』
開催日 2015年3月25日(土)
会 場 芝浦工業大学 芝浦キャンパス 307教室
講師・
ファシリテーター
熊平 美香(FAJ会員) 1名
企画運営担当
野口砂絵子、上井靖、河野恵(以上FAJ会員)
 
3名
参加者数(会員) 38名
一般・見学者数 4名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など

イントロダクション 5
チェックイン 7
21世紀の教育とピースフルスクール 15
感情のワーク 解説 25
個人:ポジティブ
グループ:共有(3人)
個人:ネガティブ
グループ:共有(3人)
グループ:リフレクション(3人)
小学生のファシリテーション 仲裁の解説 22
動画視聴
グループで感想共有
質疑応答
休憩 10
対話の練習 解説 88
テーマ共有
移動
ペア:なぜそう思いますか 意見の根拠発表
ペア:例えばこんなこと 事例発表
グループを変える(6人)
解説
各テーブルで意見・根拠・事例を話す
個人:内省する
グループ:共感する、学習する
評価軸を洗い出し評価する
インストラクション
ガイドライン決定の目標を明確にする
ガイドライン決定の目標を整理する
目的に合わせて評価軸(価値観)を評価する
対話のまとめ
休憩 10
リフレクション <対話の振り返り>解説 43
グループワーク
全体共有
<全体を通した振り返り>解説
グループワーク:全体を通した振り返り
全体共有
総括 & MFからのメッセージ

【参加者の声】
内省について 
 対話において、傾聴には心がけているが、内省という視点はなかった。
 内省と言う新たな武器を手に入れた。
 内省により、賛否から共感へと一つ上のステージで対話を進めることができる。
 普段、背景を聞くことがあまりないが、こう聞くと歩み寄れる!と思った。

 

合意形成について
 コンセンサスをとるには価値観の可視化だけではなく、「目的」を考えることが大切。意思決定のところまでたどり着けず、ガイドラインはどうすれば良いのか、モヤモヤする気持ちが残った。


対話のテーマについて
 事例「携帯・SNS。利用自粛」が「対立」が生まれるほどのものではない気がする。
 高校生側、大人側としてディベートする必要はないが、もう少し「問題解決」する気になるお題の方が気持ちがのると思った。
 「対話を深める」ためとするなら、賛成・反対が明確になる事例の方が良いと感じた。

 

ワークについて
 考え方は共感できますが、今回のフレームワークにうまく乗れなかった感があるので、自分の中で腑に落ちていない。
 「対立を乗り越える」経験をするなら、5〜10分でもディベートをやってから内容に入る方がよい。

 

活用方法について
 会社で実践してみようと思った。
 海外の人との対話も同じことが使えるのか試して見たい。元々オランダなので可能性はあるはずですが、アジア圏の人など国民性も考慮してみたい。

 

教育に興味のある方からは
 オランダの小学生の事例をもっと知りたかった。
 

 

報告者 河野恵
報告日 2015年5月11日
その他特記事項
 
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