2014年度4月定例会 1.『KP法を実践する 〜シンプルな伝わるプレゼン力を手に入れよう〜』東京支部

       

事業内容 調査研究:東京支部 2014年4月度定例会
テーマ

テーマ1『KP法を実践する 〜シンプルな伝わるプレゼン力を手に入れよう〜』

開催日 2014年4月26日(土)
会 場 北とぴあ第2研修室A
講師・
ファシリテーター
川嶋直(KEEP協会)、浦山絵里、飯島邦子(以上FAJ会員) 2名
企画運営担当
浦山絵里、飯島邦子(以上FAJ会員)
0名
参加者数(会員) 35名
一般・見学者数 0名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など

【概要】
この定例会は、KP法(紙芝居プレゼンテーション法)という、紙とボードとマーカーがあれば、どこでもカンタンに、誰でもすぐできる『超シンプルなプレゼンテーション&思考整理法』を活用し、ファシリテーターとして、伝えるとはどういうことか・・・?人と人とをつなぐコミュニケーションの在り方とは・・・?について、参加者の皆さんと共に考え深めていく定例会である。

【プログラム詳細】
●本日の流れの説明&話題提供者自己紹介
●川嶋のKP法実演
紙芝居用意 KPの意味、作業手順説明、KPの基本技術の紹介。
環境教育・教育・コミュニケーション・ファシリテーション・KP法等をテーマに幾つか紹介。
●テーブル毎に自己紹介
自己紹介&直さんの実演を見ての感想シェア「いつもと何が違う?どう違う?」
●作ってみようKP(作成)
・お題「ファシリテーションの普及のために、ファシリテーションを知らない人に響くプレゼン」
・くじ引きで対象者を決める
?IT企業の取締役、?霞ヶ関のお役所の方、?PTA役員、?小学校の先生、?中学校の生徒会、?マンション自治会、?まちの商店会の人々
〜休憩〜
●やってみようKP(発表)
発表(プレゼンは3分以内)
●振り返り
KPやってみての振り返り&気づきのシェア
●直さんから一言(補講)
●チェックアウト

【参加者の声】
・ブレストにも使えるし、プレゼンの練習にもなるし、チームビルディングになる。メリットが一杯。
・途中からコンテンツを手放した。KPを完成させることを目的とした。
・KPにする前の構造化が大事。
・コミュニケーションが硬直化している企業などで、自分のことを伝える手法に使えそう。

【話題提供者振り返り】
・いつもは、個人のKP作成からチームで1つのKPを選んでブラッシュアップというプロセスにするが、今回は、最初からチームで1つのKPを作るというチャレンジをすることになった。FAJのメンバーだからこそ出来たと思う。
・「ファシリテーションを○○さんに伝える」というお題だが、Aさんのファシリテーション観とBさんのファシリテーション観では認識が違っていたりするし、大事にしたいことも違っていたりする。それを制限時間内に合意しながらプレゼンするということはかなりハードルが高かったし、ストレスがあっただろうと思う。でもストレスをあえて残すというのもありだろう。くっきりすっきりじゃない、ストレスの残る会議もありだと思う。

【企画者振り返り】
・今回は、川嶋さんが通常やっていることは違ったアプローチでKPについて深めたいと思った。KPは思考を整理しながら伝えるというコミュニケーションの基本をじっくり鍛錬できるツールである。それを使って「ファシリテーションをどう伝えるか」をFAJ会員で考えるプロセスは、ファシリテーションを社会に浸透させていくことをミッションとするFAJに取って面白いのではないか、というところからプログラムした。
・今回のKPは、ファシリテーションをどう伝えるかの成果物として残していくと面白そうである。企画チームとしては、同じテーマで全国を回って、それぞれの地域でのファシリテーションをどう伝えるのか、をためてい定例会があってもいいのでは、という野望を抱いている。

報告者 飯島邦子
報告日 2014年5月26日
その他特記事項
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