2015年度10月定例会 3『ファシリテーショングラフィック練習ジム(FGYM)』東京支部

       

事業内容 調査研究:東京支部 2015年10月度定例会
テーマ テーマ3 『ファシリテーショングラフィック練習ジム(FGYM)』
開催日 2015年10月24日(土)
会 場 北とぴあ第2研修室B
講師・
ファシリテーター
鈴木克典(FAJ会員) 1名
企画運営担当
 
蟻川純子、大沢珠己、奥田浩(新矢 理恵、増平貴之、木村和郎)
(以上、FAJ会員)
 
3名
参加者数(会員) 12名
一般・見学者数 3名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
【概要】
テーマはファシリテーション・グラフィックです。
略して「ファシグラ」、議論を描いて見える化し、話し合いを促進する技術のことです。
新人のメンバーでも、口べたな人でも、描きながら話し合いを交通整理し、会議に大きく貢献することができる・・・それが「ファシグラ」。

ファシグラ上達には、知識×場数。たくさんのトレーニングが有効です。
描いて、ファシグラを振り返ることで、あっそうだったのか!などの気付きや、今後への思いを持ち帰っていただくワークショップです。
「知っている」を「わかった」に、「わかってる」を「できた」に。
さぁ、ファシグラ筋を鍛えましょう!
さぁ、FGYMで、どんどん「描いて」練習しましょう!!

【プログラム内容】
1)アイスブレイク:4人グループ内で自己紹介。
2)ワークA となりの客は? よく聴き描くワークだ[2分☓4回]
グループ内でそれぞれのスピーチを残り3名が描き取る。グループ内で比較・共有。各人が3回ずつ描き取りを経験。
3)ワークB 模擬会議でグラフィックを描く[模擬会議:20分+振り返り12分 ☓4回(4テーマ)]
グループごとに模擬会議を実施。模擬会議後にグループで振り返り・共有。2テーマごとに全体で振り返り・共有。
模擬会議、振り返りのそれぞれでF&FGの担当を交代。各人が2回ずつF&FGを経験。
4)明日やろうよmy will
本日の経験を踏まえて、明日以降の取り組み目標を設定。グループ内で発表・共有。

【参加者の声】
■良かった点
ファシリテーターとグラフィックの両方が練習できた。
ホワイトボードをよく使うので実践的で良かった。
聴き取ったことを構造化して書く練習になる。
ワークBでのK、Pの振り返りが良かった。
テンプレートが良かった。テンプレート(フレーム)を考えるワークがあってもいいかも。
FGの深さ、ファシリテーションの面白みを知ることができた。

■改善点
フレームやテンプレートの紹介があると知識の蓄積になりとても良い思う。
他のグループからのフィードバッグももっと欲しかった。
時間的に短かった。もう少し長くして欲しい。

【メインファシリテーター振り返り】
今回は、オープンFAJということがあったのかもしれませんが初めての方も多かったですが、和気ワイワイと楽しく、満足度も高く良かったなと思っています。
プログラム的に言うと今回は模造紙ではなくホワイトボードシートを使ってみました。ホワイトボードのほうが参加者の身近にあり、実践に適していると思ったからです。
ロジ的には模造紙より軽く持ち運びに便利でしたが1枚が高いこと。消す作業が大変であること。消す道具の適正を試験する必要があること。大事なものも消してしまう可能性があることなど課題も判明しましたが、参加者からの評価も高かったので、課題解決の検討をし今後もホワイトボードでのFGYMも年に何回かやっていきたいと思いました。

報告者 山田 健二
報告日 2015年11月3日
その他特記事項
 
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