2015年度12月定例会 4『コミュニティデザインの仕事ののぞき見』東京支部

       

事業内容 調査研究:東京支部 2015年12月度定例会
テーマ 『コミュニティデザインの仕事ののぞき見』
開催日 2015年12月19日(土)
会 場 台東区民会館
講師・
ファシリテーター
鈴木郁子(FAJ会員) 1名
企画運営担当
安倍能行、石田諭史、大国兼道、尾上昌毅、武内麻佐子、田代翼、谷恵都子 (以上、FAJ会員)
7名
参加者数(会員) 22名
一般・見学者数 0名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
【概要】
色んな人と一緒にプロジェクトを作り上げていきたいのにどうもうまくいっていないと感じているあなた...

ワークショップは、どういう ことを行いますか?
チームビルディングは、どういうことを行いますか?
あなたの手を離れたメンバーを支援していくために、どういうことを行いますか?

著書「コミュニティデザインの時代」の中で、山崎亮さんはこんなことを言っています。
・・・ワークショップを教科書化するのは難しい。
・・・スタッフの育成は実地研修である。先輩のファシリテーションを見つつ、
自分だったらどんなやり方をするか想像しながら手伝う。
〜略〜自分なりのファシリテーションを見つけていくことになる。

コミュニティデザインの分野だけでなく、きっと他の分野でも、定式的な答えはなく、プロジェクトを立ち上げ進めていく人たちが試行錯誤をしながら 、自分のやり方を身に着けていかなければいけない。

しかし、人を巻き込みながらプロジェクトを進めていく方法に何かしら共通事項があるのではなないか、コミュニティデザインを疑似体験する中で、各自の現場に応用できることがあるのではないか、という仮説から作ったのが本企画です。

「コミュニティデザインの仕事」というアドベンチャーブックを使って、コミュニティデザインの仕事を体験することを通じ、色んな人と一緒にプロジェクトを作り上げていくコツを探り、知恵を集結させましょう !

※参考書籍を読んでいなくても楽しめるテーマです。

【参考書籍】
studio-L著 「コミュニティデザインの仕事 アドベンチャーブックで 体験しよう」
山崎亮 著 「コミュニティデザインの時代」

【ゴール】
コミュニティデザインの仕事を通じ、いろんな人と一緒にプロジェクトを作り上げていくコツをつかんでいる。

【プログラム内容】
自己紹介 : 私の町自慢
のぞき見1 ヒアリング
のぞき見2 ワークショップ
のぞき見3 チームビルディング
のぞき見4 活動支援
ふりかえり

【参加者感想】
○多くの人とかかわりプロジェクトを進めていく際のポイントとして「住民の相互理解」と「主体的に活動する」をつなげることが大切ということを学びました。
○グループ内で話し合ったチームビルディングの方法をきちんと持ち帰り活かしてみたいと思います。
○コミュニティデザインのプロセス・ポイントがわかったと同時に、実際にやったら相当難しいだろうということも分かった。
○会社で取り組んでいるプロジェクト運営と重なる部分が多く、今後のヒントになりました。
○本の話を実際にテーマとしてやってみるのはおもしろい。
○コミュニティって別に地域の話だけではない。だからFAJの話もできた。とにかく自分が地域を好きになること。
○本を題材にしながら、特に読んでいなくても問題なく参加できたことはよかったと思う。
○前提があいまいだったと思います。
○抜けた後のことを考えてプロジェクトを進めるという視点を持とうと思います。

【MF振り返り】
○専門ではない分野ではあったが、本を使うことでチャレンジすることが出来て良かった
○物語の一部分のみを取り出し話し合ってもらうプログラムだったので、時間や状況の変化を理解してもらうのが難しいのではないかと想像していたが、そこは問題なさそうであった。一方、話し合いの問いの設定について説明不足なワークがあり、混乱させてしまった
○問いの状況設定はより具体的なものの方が話し合いは深まっているようだった
○企画メンバーとプログラムを作る中で、コミュニティデザインについて、またプロジェクト運営について考えを深めることが出来て良かった。

報告者 谷恵都子
報告日 2016年1月18日
その他特記事項
 
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