2015年度3月定例会1『はじめのい〜〜っぽ第37回』東京支部

事業内容 調査研究:東京支部 2015年度3月度定例会
テーマ はじめのい〜〜っぽ第37回
開催日 2016年3月26日(土)
会 場 北とぴあ 第二研修室A
講師・
ファシリテーター
小瀬 一幸(FAJ会員) 1名
企画運営担
東憲治、伊藤瑞穂、上野めぐみ、海野裕司、大川雷電、大沢珠己、奥田浩、小塩若菜、佐竹正人、中原信明、千田尾恵子、(永井則子)(以上FAJ会員)
 
11名
参加者数(会員) 14名
一般・見学者数 4名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など

【概要】

ファシリテーションの本を読んだり、セミナーに出たりはしたものの、 実際にファシリテーターを経験する機会がなかったり、 踏み出す勇気を持てずにいるあなた!
ファシリテーターに挑戦してみたことはあるのだけど、 自分がどんなふうに振る舞っているのかが気になる、 客観的なコメントがもらえたらいいのに、と思っているあなた!
「はじめのい〜〜っぽ」では安心安全な模擬会議の場を設けて、 参加者全員が一人15分程度のファシリテーターの体験をしていただけます。 他の参加者のみなさんや経験のあるスタッフと一緒に振り返りながら、これからファシリテーションを実践していくためのヒントや勇気をつかんでみませんか? 

【プログラム】
12:30〜

  • オープニング
  • アイスブレイク
  • インスト
  • 模擬会議とフィードバック(4回実施し、全参加者がファシリテータを行う)
  • 個人振りかえり
  • クロージング(プログラムフィードバック)
  • チェックアウト

17:00終了

【参加者からのフィードバック】

【大切にする】
1)全員ファシリテーターの機会が有ったのは良かった。
2)タイムキープして時間をホールドした
3)いきなり実践なのは大変だったが実践出来て良かった

【改善点】
1)最初の5分が何をしてよいか分からない
2)掲示物(グランドルールなど)全員から見えない
3)場を温める時間が欲しかった
4)1回目のファシリテータが難しいのでその前にインストを行う、あるいは1回目チームのメンバーを集めてMTGをしたい
5)時間を長く取ってもう1回チャレンジしたい
6)合意形成までのプロセスを体験したかった。

【アンケート集計結果】(4段階評価)
Q1.「自己紹介」はみなさんと打ち解けたり、緊張を和らげるのに役立ちましたか?
4点:5 3点:12 2点:2 1点:0 無回答1 (平均 3.16)
Q2. 模擬会議のテーマは取り組み易かったですか? 
4点:10 3点:4 2点:5 1点:1 (平均 3.15)
Q3. 模擬会議を、テーブルの参加者・スタッフと共に振り返ることで気づきがありましたか?
4点:14 3点:5 2点12 1点:0 (平均 3.65)
Q4.フレームワークを使った「振り返り」はあなたの振り返りの促進につながりましたか?
4点:10 3点:6 2点:2 1点:0 無回答2 (平均 3.44)
Q5. ファシリテーションをもっとやってみたい、勉強してみたいと思いましたか?
4点:17 3点:3 2点:0 1点:0 (平均3.85 )
Q6. 開催時間の長さ(約5時間)やプログラム内の時間配分などは適切でしたか?
4点:11 3点:6 2点:2 1点:1 (平均3.35 )
Q7.  全体の進行について、インストラクションは聞き取り易くわかり易かったですか? 
4点:7 3点:13 2点:0 1点:0 (平均 3.35)

【企画・話題提供者振り返り】
「すべての参加者がファシリテーターを体験出来る数少ないワーク」の一つであり、参加者にもその価値を認めてもらえた。
ただし「初心者向けのワークとしては難しい」という声もある。あくまでも「ファシリテーションについて、本やセミナー等でひと通り学んだが、実践する機会のない人」向けのワークショップであり、「ファシリテーションの事を全く学んでいない参加者」にファシリテーションの事を教える場ではないので、ワークショップの組み立てに関しては間違っていない。
ただし告知文や対象者の記載に関しては明確にした方が良いだろう。
あるいは、タイトルを変えるのも良いかもしれない。(「ファシリテーション実践道場」等)
 

報告者 東 憲治
報告日 <報告日(2016年4月10日)>
その他特記事項
 
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