2015年度4月定例会 3.『レゴ®シリアスプレイ®を活用した、「アイデアの共創」ワークショップ』東京支部
			
		 
		
			
            
				
       
    
        
            | 事業内容 | 調査研究:東京支部 2015年4月度定例会 | 
        
            | テーマ | 『レゴ®シリアスプレイ®を活用した、「アイデアの共創」ワークショップ』 | 
        
            | 開催日 | 2015年4月25日(土) | 
        
            | 会 場 | 北とぴあ 第2研修室B | 
        
            | 講師・ ファシリテーター
 | 蓮沼 孝 | 
        
            | 企画運営担当 | 野沢 しきぶ(以上FAJ会員) | 1名 | 
        
            | 参加者数(会員) | 29名 | 
        
            | 一般・見学者数 | 0名 | 
        
            | テーマ詳細 プログラム内容
 担当者振り返り
 参加者コメント
 など
 | 
 「人はモノを作ると同時に新たな知を生む」という教育理論“コンストラクショニズム”(※1)を基にしたレゴ®シリアスプレイ®(LSP)(以下、LSP ※2)。
 
 2001年レゴ社が新たな問題開発技法として開発され、2003年NASA(米国航空宇宙局)で使われたのを機に米国、欧州に広がりました。
 日本では2007年、東大のラーニングバーで初めて公開されました。
 (http://www.nakahara-lab.net/2007/03/lego_serious_play_2.html)
 
 2008年、LSPを活用したコンサルティングと、専門のトレーニングを手がける小さな会社(※3)が起業;博報堂とのキャリア開発プログラムの共同開発を
 皮切りに、アシックス、コクヨ、トヨタ自動車、富士通、日立システムズ等の企業、九州大学、早稲田大学(商学研究科)、グロービス経営大学院等でカスタマイズしたプログラム(アイデアの共創、組織の改革や戦略創り、社会の未来ビジョン創り等個々のテーマ)を提供しています。
 今回は、その小さな会社の代表、LSPの第一人者を招請、皆様に『アイデアの共創』というテーマに挑戦して頂きます。 ※1コンストラクショニズム:MIT Media Labの元教授シーモア・パパート氏が1960年代に提唱した、
 教育理論。レゴ社のブロックの新製品開発にも応用されている。
 ※2レゴ®シリアスプレイ®(LSP):上記“コンストラクショニズム”(*)を基にしたレゴ®シリアスプレイ®(LSP)。
 2001年レゴ社が新たな問題開発技法として開発され、米国、欧州に広がりました。
 日本では2008年から個人のキャリア開発、組織の改革や戦略創り、社会の未来ビジョン創り等に活用されています。
 ※3「小さな会社」:活動内容の一部を、下記のウェブサイトで垣間見ることができます。
 事前にご照覧ください。
 https://www.hitachi-systems.com/report/specialist/lsp/
 
 〜蓮沼先生よりFAJ会員の皆さまに向けてメッセージ〜
 「レゴ®ブロックをものつくりのTOYとして扱うのではなく、問題解決のTOOLとして活用する、LSPという特殊なアプローチ。
 この度は、プロとしてファシリテーションに臨んで居られる方々にそのLSPの手法と考え方の一端を、体験を通して、理解をして頂ければ幸いです。」
 【プログラム】 
                レゴ®を使用したウォーミングアップレゴ®を使用した自己紹介(テーマ:チャレンジ)個人ワークグループ内の個人ワークシェアグループワーク:(テーマ「2020年オリンピックに向けた新商品開発」 ※各グループにはキーワードあり)?個人ワーク(個人で考える)
 ?グループでシェア→グループワークへ
 グループ内シェア(新商品のコンセプト)
 ワールドカフェ型式による各グループ発表 (全員が必ず一度は発表者になる)
投票グループ毎に感想を一言終了  ※ワークの間にレゴ®シリアスプレイ®のコンセプトなどの講義 
 【参加者の声】 
                自身の現場に何か使えるところが無いかと思い参加した。まだ具体的に形にはなっていないが非常に興味深い体験だった
頭で考えて言葉で表現するのとは全く違った苦し紛れで作ったものも、苦し紛れで意味付けしたものも全部自分を表しているし、気づきを与えてくれる、それがとても新鮮で刺激的だった
今回は外部講師とのことでプロの方のファシリテーションを学びたいと思って参加した。このような機会があるのはありがたい新商品開発は自分の仕事に直結しており、ちょうど良い機会だったブロックを使って誰もができそうなワークショップ。ですが実際に説明を聞きながら、場の熱を感じながら、適度なストレス(時間の成約、作りたい欲求)が、楽しさを生み出されていました。
 一見、変な仕上がりも、なぜか、愛着ある作品へとなっている。
 そして、参加している、一体感を感じる。そのような思考が自然と生み出されている。あっという間の時間でした。
 考えるのではなく感じながら手を動かす。
 そして、すぐに共有する。
 短い間隔のなかで、行うことで、どんどん集中できている自分がそこにいました。
 -------今回参加できなかった方からも開催前後よりご意見いただいておりました。
 
                なんとしても参加したい、どうにかならないかぜひまた次の機会を作っていただきたい 【MF振り返り】レゴ®シリアスプレイ®とは何か?」をヒトに伝えるには、体験して頂くのが一番です。
 今回、限られた時間内で”アイデア”を共創するというテーマに挑戦して貰いました。
 ジェットコースター並みのスピードで進めましたが、皆さんのご協力で無事修了しました。
 またの機会があれば、今度は別のテーマでやってみましょう。 蓮沼孝
 
 | 
        
            | 報告者 | 野沢 しきぶ | 
        
            | 報告日 | 2015年5月7日 | 
        
            | その他特記事項 |   |