2015年度6月定例会 .1『わかる!合意形成!〜the fourth Journey〜』東京支部
事業内容 |
調査研究:東京支部 2015年6月度定例会 |
テーマ |
テーマ1『わかる!合意形成!〜the fourth Journey〜』 |
開催日 |
2015年6月27日(土) |
会 場 |
かつしかシンフォニーヒルズ 別館5階 コンチェルト |
講師・
ファシリテーター |
増平貴之(FAJ会員) |
1名 |
企画運営担当 |
小野澤興平、斉藤俊哉、川井隆史、(尾上昌毅、永野直樹、辻真弘、小川千尋)(以上FAJ会員)
|
3名 |
参加者数(会員) |
25名 |
一般・見学者数 |
2名 |
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など |
【概要】
「合意形成に困っている!」よく聞く話題ですね。
でも、何に困ってる?
と聞かれても自分でもよくわからない…。
そんな、それぞれの「困っている」を解きほぐすべく、
合意形成を体験する旅から、
合意形成の何か?をみつけませんか?
リピータの方も大歓迎!混沌としたなかからの合意形成にチャレンジしてみませんか?
参加者それぞれの知見を集め、「わかる!合意形成」に
みんなで近づいていきましょう!
【当日の進行】
1.合意形成を体験する旅に出る(話し合い)
2.旅の記録帳で振り返り
3.合意形成の意味を深める
【対象】
・合意形成に困っている方
・合意形成の知見をためたい方
・合意形成の実践方法をしりたい方
【ゴール】
・参加者の合意形成の知見が少しでも増えている。
【プログラム内容】
1.インストラクション
・旅の目的
・旅のお約束
・旅の記録帳
2.旅の仲間探し
・自己紹介
3.ワーク1
・船名(チーム名)を決める。
4.ワーク2
・理想の上司を決めよう!
・他の船の 「旅の記録帳」 を 見てみよう!
5.ワーク3
・旅の記録帳を見ながら合意形成に対してもっとも大切にしたい事をグループ内で議論して、1つに合意する。
6.振り返り
・明日からの自分の現場で使えるものは?
【参加者の声】
◇参加満足の理由
・自分自身の知識、やり方だけでなく他の方のそれらを知ることができて自分ができているできていない、やってみたいことなどを得ることが出来た。
・合意形成に納得度が難しいと感じますが、どうやったら高められるのか、意外と共有、発散のプロセスが大切だとわかってよかった。
・実際の現場では利害要因がある中でどうやって合意形成するかになるので、少しその方向性が弱いと感じましたが、合意形成の仕方はわかった感じがします。
・あえて対立する立場で話し合うというスタンスをチームで共有することにより深い話ができた
・振り返りの時間が多かったので、もっと合意形成そのもののワークの時間があるとよかった
・はじめて参加して合意形成を実践することでこれまで知識としてしかなかったものを実感として感じることができた
・チームで非常にきれいにプロセスを踏むことができ、きれいなゴールを決めることができた
・ワーク3つを通してスピーディーに体を動かす感じで合意形成の引き出しを増やせた気がします
◇新しい気づき
・意外と場づくりやグランドルール、前提条件の確認など、会議の事前準備が大切なことがよくわかった
・とても基本的なことだが、互いに意見を気兼ねなくいえるとこととその意見の本質や背景を理解すること
・やっぱり、しゃべってもらわないと始まらない。とにかくしゃべってもらおうじゃないかという気持ちになった
・自分と違う意見も受け入れると新たな世界が開けより高いレベルの合意形成ができると思いました。
・ポストイットなどを使いメンバー全員の意見を出せることは当事者意識をもつことにつながりよりよい合意形成ができるとおもいました。
・久々に楽しく、熱く創発的な話し合いができて、こういう楽しさを経験させることで、会議やワークへの希望を持たせることが出来るのではないかと
・合意形成に必要なオープンマインドを得るためにアイスブレイク、グランドルールの機能の大切さを再認識した
・合意形成には相互信頼が必要。信頼醸成には互いを互いの違いを知ることが必要。その一助として全員が発言するルールを設けるのが有効だということ。&ルールを守ることが信頼を生み出すし、視覚で考えることは感情に訴えかけやすいのだということ
・発散と収束において前者は模造紙を使ってダイナミックに意見共有、後者は1人ひとりフリップを使って内省するという進め方が個人的には発見でした
・ファシリテーションを学んでいって自然にFを使えるようになり自分の「熱さ」想い情熱を自然に抑制してるんじゃないかと気づいた
◇感想・意見等、自由記述
・ワークの中で役割を決めてシュミレーションするというのを取り入れてもよかったのではと感じました
・合意形成の流れの中で収束に向かう議論がもう少し出来ればよかった。促進・阻害の内容が共有と発散に集中してしまったため
・利害対立ないワークだったので「共有の目的の確認」などの必要性に気づけていませんでした
・旅というキーワードがあったので、何か旅行や冒険の設定が用意されていると思ったのですが、理想の上司をあてる設定が面白かったです。
【担当者振り返り】
全体的な流れはスムーズにでき、チームメンバーが相互に合意形成について深めることができる時間になったのではと感じております。
ワークの流れの中で合意形成に必要なものをチーム同士で共有できるような時間をもう少し取れるとさらによくなるのではと思いました。
合意形成をする模擬会議について、利害関係がでるようなものにしたら、さらに話合が深くなるかもしれないと感じました。次回以降に生かしていきたいと思います。
|
報告者 |
斉藤俊哉 |
報告日 |
2015年7月7日 |
その他特記事項 |
|