2015年度9月定例会 5テーマ5『FAJドリーム〜FAJの見る夢はひとつじゃない〜 〜夢だけじゃ終わらせない〜』東京支部

       

事業内容 調査研究:東京支部 2015年9月度定例会
テーマ

テーマ5『FAJドリーム〜FAJの見る夢はひとつじゃない〜
〜夢だけじゃ終わらせない〜』

開催日 2015年9月26日(土)
会 場 大橋会館 207会議室
講師・
ファシリテーター
疋田恵子、野口砂絵子(以上FAJ会員) 2名
企画運営担当
 
荒金雅子、田坂逸郎、疋田恵子、野口砂絵子(以上FAJ会員)
 
2名
参加者数(会員) 7名
一般・見学者数 0名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
【テーマ】
FAJドリーム
〜FAJの見る夢はひとつじゃない〜
〜夢だけじゃ終わらせない〜

【概要】
FAJのミッションをご存知ですか?

FAJは
「ファシリテーションの普及・啓発を目的とし」
「多様な人々が協働しあう自律分散型社会の発展をめざして」
います。

あなたはこのミッションに共感しますか?
何を実現したくてFAJに入っていますか?
それは誰かと共有できる夢ですか?
共有していたとしたら、そのためにあなたは何をしますか?

「FAJ」という主体はありません。
居るのはひとりひとりの私たちです。
そんな、FAJに集う私たちに共有できる夢はあるのでしょうか?
それは何?

この定例会では
・ファシリテーション
・ファシリテーター
・社会
・FAJ
の4つのキーワードで、互いの夢を語り合い、実現の方法を探ります。

【プログラム進行】
1.【夢を膨らます】4つの柱で対話
2.【夢を描く】リーンキャンパスで描く
3.【夢を共有する】発表&グループ作り
4.【夢を磨く】グループで一つの夢を磨く
5.【夢を宣言する】発表
6.【ふりかえり】プログラム振り返り

【プログラム振り返り】
[Keep]
・少人数が良かった、共有しやすかった
・グループ分けの手法が納得度高かった
・リーンキャンパスで物語が創れそうだ
・リーンキャンパスはIT職にも使えそう
・多様な課題認識が聴けた
・むりやりでも書いてみるといろいろ出てくる
・苦手なフレームワークなのに出来た
・FAJがどんな組織、ビジョンを持っているか再確認できた

[Problem]
・リーンキャンパスの書き方の間違いやすい所を先に説明してほしい
・「夢」が想起しにくく、夢を大きく膨らませる時間を持てると良かった
・「問題」を先に考えると夢ではなく自分の今の状況に立ち戻ってしまう
・個人とファシリテーションとの関連性をどうするか悩ましい
・テーマ名がもやもや、やる事が分かり難い
・「4つの柱」が腹落ちしなかった、対話しにくかった
・告知文がそそらない

[Try]
・全体的にかけ足、もう少し時間がほしい
・FAJやメンバーが大切にしている価値を共有する時間がほしい
・夢の前に「志」を語るセッションを作ってみては
・メディテーション的な時間を用意する
・「4つの柱」ではなく「4つのキーワード」というくらいにする
・「ファシの普及」「ファシの協力者」などの用語でイメージ喚起したい
・フレームワークをタイトルに含めて、ドリームは副題にしては
・出し切ったドリームに対してリーンプランニングするのでは
・リーンフレームワークをもう少しファシリテーションと紐づけて説明しては
・ドリームあってこそのビジョン、義務化するビジョンへのアンチテーゼ
・ドリームがあってもなくてもFAJ、FAJがあってもなくてもドリーム...ドリームとFAJの対等性
・ドリームは共感性、ビジョンは同意性 さてこれから...

【メインファシリテーター振り返り】
ファシリテーションを活かして見る夢。
みなさんのパッションを感じたい、共通の夢を探りたい、と思ったのが企画のきっかけでした。
プログラムの見直しは多々ありますが、みなさんがファシリテーションを活かしてみている夢をしっかり感じることができました。
ブラッシュアップは必要ですが、意義深い時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。

【企画者振り返り】
リーンキャンパスを使ったワークは2回目なのですが、描き方で陥りがちな罠があることがわかりましたので、今後のインストラクションに活かします。
KPTでご指摘があった通り、もっと「わたしの夢」を膨らます時間をしっかり取った方が、最終的には多様な夢が集うFAJの底力に繋がりそうです。次回関西での開催にて更によい機会となることが予想できます。定期的に開催できたら、FAJの推進力になりそうな気がしています。
企画者を含め、あの場にいらした参加者みなさまに感謝です。

報告者 曽我歩
報告日 報告日(2015年10月7日)
その他特記事項
 
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