2016年度2月定例会 1『英語deファシリテーション第4回』東京支部

事業内容 調査研究:東京支部 2017年2月度定例会
テーマ 英語deファシリテーション第4回
開催日 2017年2月25日(土)
会 場 スクエア荏原ホールA
講師・
ファシリテーター
渡辺誠  
企画運営担当
内藤修、大国兼通(以上、FAJグローバルファシリテーション推進委員会)
2名
参加者数(会員)

16名

一般・見学者数 8名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
【概要】(告知文より)
AI(Appreciative Inquiry)をご存じですか?
Appreciateとは「価値を見出し、認めること」。
Inquireとは「探求し、新たな可能性を導き出すこと」。

AIは、“ひとや組織の強みやうまくやっていることに注目することで、今まで埋もれていた見えない力を引き出し、成果を上げるヒト・組織に変革する”ファシリテーションツールの1つです。

今回は、日本におけるAIの第一人者・渡辺誠氏をお迎えして、「ファシリテーターとしてさらに成長するには」をテーマに、ワークを実施します。

ワークは、「4Dサイクル」と呼ばれるAIの特徴的なステップ:、
?自分の強みや上手くいっていることを発見し、
その要因であるポジティブ・コアを明らかにする“Discovery”
?「なりたい理想のファシリテーター」を、戦略と共に描く“Dream”
?描いたDreamを実現するために何を、何のためにするかを明らかにする “Design”
に沿って行われ、皆さん自身が気付いていないかもしれない“潜在力”を、
見える化していきます。
※4つ目の“D”はワークにてお知らせします…

1日のワークを終えた時、AIを知り、体験した自分がどうなっているか?
是非ご自身で体感してみてください!

尚、渡辺誠さんのご説明・インストラクションはじめ、全てのコミュニケーションは英語で行われます。

【企画チーム振り返り】
テーマの大きさおよび英語でのワーク進行という条件から、午後半日(4時間半)の時間設定は短いと感じる参加者が多かった。

とはいえ、アンケート結果(アンケート有効回答率96%。
内容について・4段階評価で平均3.86。
進行&運営について・6段階評価で平均5.27)
および、活発だったワーク終盤の質疑応答の状況から、総じて参加者の満足度は高く、海外のファシリテーションのノウハウであるAIを十分参加者に体験してもらうことができた。

また、当初懸念していた参加者数も24人(スタッフ除く)が集まったことから、今後定期的に英語での定例会を開催できる素地があるものと実感できた。

【メインファシリテーター振り返り】
「ファシリテーターとして自分をどう高めるか」、というテーマでAI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)を実施。
自分なりの「強み」や「いいところ」をとらえ、それらをさらに活用して、未来を考えてもらうワークショップを企画した。

全体でのQ&Aのセッションをしたのがよかった。AIについて限定的な知識しか持っていないようだったので、様々な活用方法や実施の方法を知ってもらえた。納得感を高めることができたと思う。

また、多様性に富んだ参加者だった。フランス人、シンガポール来てくれた人、中国から来てくれた人、外資系で働く人たちなど国際的に広く活躍する人が集まった。また、FAJに初参加という人も4-5名いた。そんな中で、英語にチャレンジ中のひともいたので、英語でのファシリテーションはゆっくり話すように心掛けた。皆さん、表情から判断していると、理解をしていただけたようだった。参加者が熱心で前向きな人が多かった。

今回やってみてAI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)をもっと知ってほしいと思った。
また、機会があればお声がけください。できるかぎり、お手伝いします。

【参加者コメント】
■テーマについて:
・AIを学べた良い機会でした。
・AIが初めてよく理解できました。本を読むよりも大変よくわかりました。
・今回はファシリテーターになるには、とのことでしたが、AIの奥の深さがよくわかりました。
・なぜ、どうしてと人を責めないことの大切さがわかりました。
・AIを伝えたい、生かしてほしいという気持ちが伝わってきました。
・自分の振り返り、feedbackも含め、良き機会をいただき、ありがとうございました。
・問題や解決を様々なバックグラウンドの方々と共有でき、本当に良かったです。
・初めてファシリテーションのワークに参加しました。実際に体験しながら学ぶスタイルで理解しやすかった。
・AI事態はある程度知っていましたが、所々のMaxさんのコメントやWork運びが非常に勉強になりました。質問への受け答えもさすがです。
・AIについて、Workを体験しながら概要を学ぶことができました。
・AIを少し理解できた。自分のファシリテーターとしての良いところが発見できた。Successful Pointを考えられた。
・素晴らしい。限られた時間で充実した内容。資料が見やすい。学びが多い。理解するのに時間がかかることはあるが、頭をよく使って充実した時間を過ごすことができた。会社で活かしたい。
・短時間でギュッと詰め込んでいただいてありがとうございました。AIを初めて知りました。大変勉強になりました。月曜日仕事のやり方を変えます。
・AIが体験できてよかったです。日本語でがっつりやる会があっても良いと思います。またお願いします。
・AIを知らなかったので、とても有意義でした。自身もファシリテーションが上手になりたいので、目標がちょうど一致したので良かった。
・AIのプロセスを一通り体験(英語で)できたこと、組織開発について意見交換できたこと。
・AIのことを知るべくコンパクトにまとまっている時間だった。おつかれさまでした。最後の質問がどんどん出たことが、今回の時間の充実があったと思います。
・AIを具体的に体験できた。前半のワークの時間が特に短く感じた。
・ファシリテーションの言葉は知っていたが、実際にはどんなメソットがあり、どのように住めるかは存ぜず、興味がありました。AIを学びながら参加型のワークショップで楽しめました。
・ファシリテーターによる違いや魅力のバリエーションについて考えたことがなかったので新鮮でした。
・英語で楽しく参加できました。ただ、内容は非母語でやるにはちょっと難易度が高かったと思います。AIのあり方をあらためて知ることができました。
・AIのプロセスをはじめて体験させていただきました。個人のビジョンをあらためて気づかせて頂きました。
・素晴らしい仲間と心地良い進行。そして適度に英語に触れられました。いろんなバックグラウンドの方とご一緒できて良かった。

報告者 内藤修
報告日 2017年3月10日
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