2016年度8月定例会 3『ファシリテーション入門:たんぽぽワークショップ』東京支部

事業内容 調査研究:東京支部 2016年8月度定例会
テーマ ファシリテーション入門:たんぽぽワークショップ
開催日 2016年8月27日(土)
会 場 かつしかシンフォニーヒルズ ビジュアルルーム
講師・
ファシリテーター
近藤高史、尾上昌毅(以上FAJ会員) 2名
企画運営担当
加藤誉章、木村和郎、久木野勉、永野直樹、ますひらたかゆき(以上FAJ会員)
5名
参加者数(会員) 15名
一般・見学者数 3名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
【概要】
「ファシリテーションってどんなもの??」という初心者対象に、体験と解説を通して、 よさそう、これなら使えそうという「話し合いを進めるためのヒント」を見つけていただくワークショップです。

意見をたくさん出してもらう「発散」中心の前半ワーク、出たアイデアを皆で最終案へ導く「合意形成」の後半ワークから成ります。
まず話し合いを体験し、それをしっかり振り返るワークを中心に、ミニ解説を織りまぜながら進めてゆきます。

【プログラム内容】
1.たんぽぽ前半(共有と拡散を中心に)
1)はじめに
2)ちょこっと解説
3)話し合い1
4)話し合い2
5)話し合い3
6)もうちょこっと解説
休憩
2.たんぽぽ後半(収束へと至るまでを中心に)
1)体験ゲーム
2)話し合い4
3)話し合い5
4)振り返り解説
5)おわりに

【参加者の声】

 午前はよくできたプログラムだと思った。体験ゲームは面白かった

 初参加。学生の時Fを勉強していた。新鮮で楽しかった

 初めて参加。後半は難しく感じたが、普段の会社とは違う貴重な時間だった

 評価する立場を変えることをやっても面白いかな。やり方をその場その場で考えるべき

 密度が濃いけどお仕着せでないのでよくできている。後半は良くなっていて進化を感じた

 後半はたんぽぽとして考えると、合意形成はだいぶ固まってきた

 午後から参加したが、ついてこれた

 収束が学べてよかった

 関西支部でも初心者向けを苦労している

 こんなに丁寧な進行をしてくれたので、満足度か高い

 収束は難しかったが、面白かった。紙ポがなぜ手書きなのか理由を聞きたい

 後半の収束は難しかった。XとWの違いがわからない。でも、もっと知りたい

 決め方をどう決めるかがわからないけど、役割を与えるのは有効。XとWがわからないなりに考えることに価値があると感じた

 合意形成の中で結論を出せたのかわからないが、もっと研究して論文を書きたい

 会社ではプロセスを決める人(上司)が決めるが、みんながFを知ることが大切と感じた

 モティベーションの高い人たちとやると気分の発散になった。適時に解説があるのが良かった

 ゲームの体験を通じて、自分と意見を分けることができることを知った。どの部分で「大切にしたいということ」を最初にあっても良いかもしれない。それは、プロジェクトゴールの共有をまずやるという意味で

 判断基準が様々な意見が出た方が良いのかな?と思った。迷いながらも勉強になった

 定例会参加2回、収束は難しいなと思って参加した。ゲームは楽しく、最後の解説は論理的でよかった。

 たくさんの意見の中から選ぶとやったけど、対立する意見の中の合意形成やってみたい

 席変えでも雰囲気が変わったのがびっくり。対立意見をどうやって合意形成するかを見たかったし、そのプログラムをやってみたい

 プロセスを考えるのが、ファシリテーターなので、変化する中で考えることが重要で、それをすると成長できると思う

 最初に参加した時は「使ってみよう」を持ち帰って、職場でたんぽぽをやった。その場では収束部分欲しいという意見が出た

 直接声をあげて欲しいし、企画に参加して欲しい

 前半、後半通して、収束は仕事でやっているので後半の方が納得感があった。逆に発散をもっとやってみたいし勉強してみたい

【担当者振り返り】
スタッフとしては初参加(たんぽぽ自体は二回目)。
COとしてプログラムの立ち上げから参加することにより、どのような意図を持って定例会の題材が出来上がるかが良くわかった。

今回は普段のたんぽぽとは後半のワークを中心に少し違ったワーク内容となっており、そのためか参加者の中には職場での有用性を見出せなかった方もいたが、新たな挑戦ができたので可能性を感じた。

報告者 加藤誉章
報告日 2016年9月6日
その他特記事項
 
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