2016年度8月定例会 2『職場をイキイキ前向きな場にするための知恵やマインドをつかむ』東京支部

事業内容 調査研究:東京支部 2016年8月度定例会
テーマ 職場をイキイキ前向きな場にするための知恵やマインドをつかむ
開催日 2016年8月27日(土)
会 場 葛飾シンフォニーホール
講師・
ファシリテーター
浅野学(FAJ会員) 1名
企画運営担当 加藤朝史、加藤博敏、佐藤のりこ、柴田千晶、(中野功)(以上FAJ会員) 4名
参加者数(会員) 19名
一般・見学者数 0名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など
【概要】

この企画は今年1月定例会参加者からの要望に応えての再演(2回目の企画)でした。
「リアルな悩みを題材にしている」、「相手の立場に立って考えることは大切である」、「異分野の方が真剣になって自分の悩みを考えてくれる」という声を多数いただき、2回目の運びとなりました。
前回の課題であった誰の視点でどう考えるか(なりきるのか、想像して答えるのか)、及び配布資料の種類とタイミング指示を分かりやすく伝えられるようにするために企画MTGを5回実施して、前回同様に「職場をイキイキ前向きな場にするための知恵やマインドをつかむ」をゴールに掲げ、プログラムのブラッシュアップを目指しました。
また、定例会での気付きを職場で即行動に移した方のアフターフォローの場として、「その後、どうです会」を定例会で案内しました。



【プログラム内容】



(1)アイスブレーク

  ? 最近の職場での出来事は?(テーブルで)

  ? 職場のイキイキ度アンケート(手上げ式4者択一)

  ? イキイキ度のバランスがとれるように3〜4人グループつくり、場づくり。

  ? Gr内自己紹介(自分の職場は何をしている職場かなど)

(2)ワーク1

  ? 職場がイキイキしていないと感じる、職場の人たちの言動や態度について、

   Gr内で紹介しあう。

  ? 今日、話し合う事例を、Grメンバーの事例の中から一つ選ぶ。

    (どんな事例が選ばれたかを、選ばれた人(相談者)が簡単に紹介

     して全体共有)

  ? Grで選んだ事例について、どんな背景や原因があって、そのような

   状態になっているかを相談者に質問して、Gr内共有。

(3)ワーク2

  ? Gr内で、相談者をA、事例の対象となった人(達)をB、それ以外を

   アドバイザー(助言者)として、Bさんならどう思うのか?について

   問1〜問3を考える。

     (問1)Bさんは仕事をするうえで何を大切にしているか?

     (問2)Bさんから見るとその職場はどう見えているか?

     (問3)Bさんから見てAさん(相談者)はどう映っているか?

   などを、Gr内で話し合う。

  ? 話し合いで気付いたことを模造紙にまとめる。

(4)全体共有

  ? 各Grの話し合いの様子を発表。

  ? 話し合いでの気付きを基に、「自分の職場をイキイキ前向きな場に

   するために何かできること」を参加者全員からそれぞれ全体共有。

(5)プログラムフィードバック(良かったこと。こうすればもっと良かった

   こと。)

(6)企画チームへの応援メッセージ記入(アンケートに代えて)





【参加者から出た気付き】 (プログラム(4)-?より)
  • 本人が主人公であるからこそ、深堀りができた。
  • 視点を変える大切さに改めて気付く良い場となった(その人の視点になって、逆の視点で考えようと思った)。
  • やっていることを先ず認めようと思った。
  • 他者への視点を知るための質問は大切だと感じた。
  • 期待は思い込み、先ずは思いの共有のための話し合いからしよううと思った。
  • あまり大上段にふりかぶらず小さなゴールを積み上げることから取り組みたい。
  • 楽しいというより心地よいを発信したい。
  • 一人ひとりと向き合いたい。
  • 他者理解(1つ1つの言動から多角的にゼロベースでその人を深く理解)、相互理解の場作り(対話と気付き)。
  • 良い点を見つけ口に出して伝えようと思った。敵とみなさず共通点を探し出して協力者になろうと思った。
  • いてくれてありがとうの気持ちを持とうと思った。長所に注目し、ありがとうの気持ちで臨みたいと思った。
  • もっとよく話そうと思った(相手の価値観、チームの立場の理解)。
  • 良いことも悪いことも共有したい。
  • 先ずは飲みに行こうと思った。

【参加者からの振り返り】(プログラム(5)より)

<良かったこと。>
  • 時間配分、プログラム、資料の事前準備ができていた。
  • 人にフォーカスする場合、今日のワーク2の問1〜3は話しやすかった。
  • 上手く運営ができていた。各Grから結果発表、今後の対策まで出させており、効果的な運営だった。
  • 企画チームのみなさんが温かみを持って接してくれて中和するってこういうことだと実践例を見せてもらった。
<こうすればもっと良かったこと。>
  • 悩みがある方、アドバイスしたい方の目途を事前につけておいた方がスムーズではないか。
  • 最初のアイスブレークは、2回目のアイスブレークと合体させても良かったかも。(もっとメンバーの人となりが知れると更に安心して相談できた)
  • フレームを活かすためには、「人に起因する職場お問題だけを扱います」という前提にしたらどうか。
  • テーマを人編と組織編の2つに分けてもいい。
  • 「イキイキ職場とは」何かをグループで共有する機会があれば良かった。
  • ファシリテーションで何を目指そうとしていたかを振り返りで共有できると良かった。
報告者 中野 功
報告日 2016年9月5日
その他特記事項  
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