2017年5月定例会 4『たんぽぽワークショップ』東京支部

事業内容 調査研究:東京支部 2017年5月度定例会
テーマ たんぽぽワークショップ
開催日 2017年5月21日(日)
会 場 スクエア荏原 大会議室
講師・
ファシリテーター
古川哲、木村和郎(以上FAJ会員) 2名
企画運営担当
野口砂絵子、干田尾恵子、久木野勉、永野直樹(以上FAJ会員)
6名
参加者数(会員) 7名
一般・見学者数 1名
テーマ詳細
プログラム内容
担当者振り返り
参加者コメント
など

【概要】
「ファシリテーションってどんなもの??」という初心者を対象に
「話し合いを進めるためのヒント」を見つけていただく入門ワークショップです。
まず体験をし、それを振り返るワークやミニ解説を織りまぜながら
楽しく進めていきます。

【プログラム概要】
1.たんぽぽ(前半) 目標:おもしろそうと興味を持つ
1)はじめに、肩慣らし
2)ちょこっと解説
3)話し合い1
4)話し合い2
5)話し合い3
6)もうちょこっと解説
2.たんぽぽ(後半) 目標:明日からやってみようと思っている
1)トリオワーク1
2)トリオワーク2
3)共有
4)質問タイム
5)ペアでふりかえり

【参加者感想】
・知っているようで意外と知らなかったり気づきがありました。
・全体共有・質問タイムで深い話し合いができた。
・ファシリテーションに疑問を持っている方と対話するのは勉強になります。
・皆さん実際にファシリテーターとして活躍している方ばかりでちょっと深い話になると良く分からなかったが勉強になりました。

【MF振り返り】
(前半MF)
少人数であったが、初心者からベテランまで共に学んだ。皆さんの発言の内容やフィードバックから、「使ってみよう」と思えるものを見つけて持ち帰ってもらうことができたと思う。また、たんぽぽの前半は時間がタイトであり初心者のケアが難しいが、ベテランがときおり初心者をケアし理解を助けてくれており、相互に学びあう場を支えてくれた。反省点として話し合いの時間終了を伝えても議論が終わらないケースがあり時間が伸びる要因となった。MFとしてしっかり場をつかめるようにしたい。
(後半MF)
・参加者には、最終的な目標である「使えそう、使ってみよう」と思える何かを見つけてもらうことができたのではないかと感じている。
・質問タイムでは途中から内容が深くなりすぎたためか、一部の参加者から発言が出なくなってしまったことから、MFとしてどう振舞えばよかったかを内省し、自分への宿題としたい。
・質問タイムの途中に一旦ブレイクして、お茶などの飲み物を提供したが、その提供時間中に初参加者が周りの参加者と活発に談笑しているのを見て、プログラムから離れた茶話会などのオフサイトミーティングの効果を垣間見れたのは大きな収穫だった。

【担当者振り返り】
参加者8名のうち、2名だけが初心者の参加者で、残りは初参加の運営メンバー等であった。そのため、たんぽぽワークショップのワーク内容とか経験者ながらの視点が入り、企画メンバーとしては普段経験のできない工夫があったり、後半では、発言しない人に意見を促す事の是非のような経験者でしか出てこない質問が出たりして非常に高度な議論になってこちらが勉強になったりしたが、一方、初心者のお二人にとって着いてこれない場であった。メンバーを配置替えするなど当日でもできることもあったのにできなかったことが悔やまれるし、その場を十分に対処できなかった我々はとても残念でならない。

報告者 古川哲、木村和郎、永野直樹
報告日 2017年6月7日
その他特記事項
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