事業内容 | 調査研究:東京支部 2017年7月度定例会 | |
---|---|---|
テーマ | 新版・テーブルファシリテーターの振る舞いと心得 | |
開催日 | 2017年7月22日(土) | |
会 場 | 台東区民会館 8階 第二会議室 | |
講師・ ファシリテーター |
向山聡(FAJ会員)(FAJ会員) | 1名 |
企画運営担当 |
山口千咲、佐藤のりこ、加藤博敏
|
3名 |
参加者数(会員) | 24名 | |
一般・見学者数 | 2名 | |
テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメント など |
【概要】(告知文より)
「ファシリテーターとして実践をするキッカケをつかみたい」
「多人数を相手にするのは厳しいけれど、小グループ相手のファシリテーションならば取り組みたい」
といった方におすすめのテーマです。
多くの方々から
「実際の社会や地域で取り組んだ経験が無い」
「仲間うちでファシリテーターをやることはあるが、知らない人の間でやったことがない」
というお話を伺います。
反面、地域や行政では住民や市民の「話し合いに基づいて意見を集約する」機会が増えて、ファシリテーターの必要性はどんどん高まっています。
また、話し合いの規模が大きくなり、一人のファシリテーターでは話し合いを促進することが難しい事案も増えてきています。
テーブルファシリテーター(=少人数のグループをファシリテーションする役割の人)が求められているのです。
本テーマでは、終了後の8月、9月に実際に社会から求められているワークショップに
テーブルファシリテーターとしてチャレンジする機会も用意しました。
不安に思う点などをフォローする仕組みの中で、現場デビューをサポートします。
すでに同様のテーマに参加した後で、実際の地域ワークショップでデビューした方々も増えています。
このテーマでは、参加者全員にファシリテーターをして頂き、何をすれば良いか、困ったときどうするかを、実践体験しながら掴んでいきます。
終わる頃には
「私にもテーブルファシリテーターができる!」
「ぜひ、やってみたい!」
という気になっているはず。
日常でも、少人数の打ち合わせ進行をされる方には、自分の掴んだノウハウをそのまま活かしていくことができます。
既にテーブルファシリテーターの経験がある方には、あらためて役割を整理する機会となるでしょう。
昨年度までに取り組んだ「実践プロジェクト」で開発したワークショップ、刷新版で提供します。
ぜひ、本気の実践にチャレンジしてみてください。【参加者ふりかえりコメントより抜粋】 ・フィードバック形式が良い。プレゼントカードの土産が良かった。「アドバイスの考え方」も参考になった。 ・個人としてのアウトプット時間(A4)が良かった。 ・グーチョキパーでグループバランスを整えるのが良い。休憩を細かく確保しているのが良い。 ・実例や資料など、説明があるのが良い。副読本の資料まで配布頂いてありがたい。 ・OARRなど、説明時間があるのが良い。「短い時間でのファシ」は有効であった。 ・グループ間交流で、他グループの内容を疑似体験できた。プログラムの流れはスムーズだった。 ・TFの基礎が学べた。実践できるテーマであった。「ピンチシーンについて考える」というお題が良い。 ・試せる機会を用意して頂き、ありがたい。 ・指示書の内容(特に3-1)に理解しがたい部分があった。指示書を理解・読みこなす時間が欲しい。 参加者のレベル設定には今回も悩むこととなりました。「お試し参加なのでファシリテーションは初めてです」という方から「FAJに何年も参加しています」という方まで参加者の経験度の差が大きく、用語が良く理解できない・フィードバックができないというケースと「定例会を遊びに来た」などの違いが出ていて、適切とは言い難い状況でした。 とは言え、プログラムの特徴である「一人一人へのフィードバック」などは大きな効果があり、相互の気づきも生むことができたため、当初の狙いを実現できたと思います。 【アシスタント振り返り】 |
|
報告者 | 田代 翼 | |
報告日 | 2017年7月26日 | |
その他特記事項 |
|
←前のレポート | レポート一覧 | 次のレポート→ |