2018年3月定例会5『グラレコのエッセンスを考え、描き、実践する!』東京支部

調査研究:東京支部 2017年3月度定例会

テーマ

『グラレコのエッセンスを考え、描き、実践する!』

開催日

2018年3月24日(土)

会 場

スクエア荏原中会議室

講師・ファシリテーター

大嶋友秀、中島 領子

企画運営担当

内藤 修、因 利嘉子、福光 純子、東 憲治(以上、FAJ会員)

参加者数(会員)

19名

一般・見学者数

1名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

【概要】・グラレコとファシグラ、グラファシの相違点
・グラレコの可能性
などについて、ダイアローグを通じて一緒に考えていきます。
タイのプロファシリテーター・IFVP理事「Tul Lekutai (トゥ・レクタイ)さん」グラレコ講座を、ダイジェストかつ日本語で再現します。
実際に手を動かして描いてみることで、自分の新たな力に気付くかも?
絵が苦手な方も、得意な方も、ワークを通じて見つかるものがきっとあります。
グラフィックレコーディングの世界への第一歩を踏み出してみませんか?

【プログラム内容】グラレコのダイアローグ

グラレコの実践 

1)描く

2)ビジュアルストーリーテーリングのとは

3)ビジュアルストーリーテーリング実践

4)振り返り

【参加者の声】

1)描くことからでなく、ダイアログから初めたのが良かった。

2)絵にして表すことが難しいことが分かった

3)グラレコ・グラファシ・ファシグラの違いが理解ができました。

4)Visual Storytellingの手法が良く分かった 

5)ストーリーを創り、理解する力がそもそも備わっていることが分かった。

6)休憩やバッファーが取れていて、急がずできた 

7)絵を中心にして期待通り 

8)下手な絵でも伝わることが分かる

9)ストーリーつくりは大切だね。

10)話し合いのプロセスを人に共有するうえで重要

11)顔の向きが変わったり、しっかりとした表情に変わると人物に躍動感が出てライブのようになります。

12)絵は線と形から書ける

13)自分のライフラインをグラレコしたいとの欲求が芽生えました。

14)概念などの藩士や意見交換により理解やモチベーションが向上しました。

15)参加されたかのチャレンジ精神が凄い

16)絵を描くことにより本音が出やすい

17)線や画で感覚に訴えることで二兎にツたることが出来ることを学べた

18)1日通じてグループWSと他人WSの時間配分が良く納得感を持って参加できた

19)このグラレコテーマはまた機会が有れば参加したい

【企画チームの振り返り】

1.良かった点;午前ダイアログした結果として グラフィックの概念(グラフィックファシリテーション・グラフィックレコーディング・ファシグラの差と目的を理解したうえで、午後のグラフィックレコーディングに入ることができ、参加者の満足度が上がる。ストーリーテーリングを作るうえで用意したカードは効果的だった。

2.課題点各要素の冒頭に機能や用法などの解説を入れるべきだった。その上で、手を動かす際には見本をなぞるだけではなく、その要素の機能を手元で確認するようなワークがあったら良かったのではないか

●Tulさんのワークショップは経験者対象だったが、普段絵を全く描かない人に伝える際スムーズに絵に入れるお絵かきのtipsのようなものがあったら良かったのでは。「グラレコ用の絵」(絵というより、厳密には記号に近い)特有の書き方があるので、それを伝えられたら良かった

●同様に、ストーリー(=時間の流れ、因果関係)の要となる図の構造化についても触れておく必要があった

●実際のグラレコの成果物をいくつか資料として共有し、イメージを持ってもらえたら良かったかも

挑戦点

▶︎各要素の冒頭部分に解説を加える。「見本をなぞる」以上の練習方法を考える

▶︎「ラクに早く描く」グラレコ用の絵をかくサポートとなるポイントを伝える

▶︎線や形を使った構造化の方法を伝える

▶︎資料としてグラレコの例を共有する

▶人数が20名募集だが、次回から30名募集にできそう。

報告者

東憲治

報告日

2018年3月31日(土)