2020年03月定例会テーマ3レポート『事実質問から考える質問力の鍛え方』東京支部

調査研究:東京支部 2020年03月度定例会

テーマ3

『テーマ3:事実質問から考える質問力の鍛え方』

開催日

2020年3月28日(土)

会 場

オンラインワークショップ

講師・ファシリテーター

 大嶋友秀、河野恵、東憲治(以上FAJ会員)3名

企画運営担当

立花浩司(以上、FAJ会員) 

参加者数(会員)

19名

一般・見学者数

1名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

【概要】あなたの現場や会社で、Why、Howの質問が、重視される傾向に有りませんか?
また、その質問から出た答えが、漠然としていて、事実を掴めなかったかった経験は有りませんか?
本ワークショップは、一般的に使われる5W1Hの質問と4Wの質問の違いを皆で考え、その活用法の違いや4W(事実質問)を活かすには、何が必要かを皆で学び合います。
【プログラム】
1、オープニング
2、チェックイン
3、ストーリーテーリング
4、ダイアログ
5、身の回りの物を使い事実質問演習1
~全体共有~
6、自分で考えたい問題を使い事実質問演習2
~全体共有~
7、ハーベスト

【参加者のコメント】
1、演習行って参加者のコメント
・How often、How longは事実質問なのか?
・事実確認だけだと共感が伝わりにくいと感じた
・関心を持つ、興味を持つことの表し方の一つとして「いつから」も使えるのでは
・事実質問でも聞き手と受け手の理解が異なることがある(例:When)
・事実質問は答え易い。
・使いやすさなどは事実質問なのか?
・事実質問ばかりだと尋問のようになりがち、プライベートでは感情を混ぜる方がよい、仕事では事実質問は有効
・Howの中にも事実を聞くものがある
・4Wでも事実質問にならないものがある
・「いつ」=未来であれば事実質問にはならない。
・「いつから」という質問は、悩みの理由につながるもので、パワフルな質問で関心をもって質問しなければ、単なる情報収集

2、ハーベスト時での参加者コメント
・事実質問では質問の目的を考えることが大切(事実の羅列を避ける)
・事実質問は感情が入らない
・Yes/Noの質問は自分の考えの確からしさを確認する押し付けになってしまいがち
・事実質問で相手の気付きを引き出す
・事実質問は気づきをあたえる、事実整理になる
・なぜなぜ分析よりも有効
・トレーニングしよう!練習しないと単なる確認
・先入観なく質問する
・あいまいな質問をしていた自分に気が付いた
・事実質問でも感情が乗る
・いつ、という質問はパワフル、だからこそ感情・配慮必要
・問いのリフレーミングを促す効果もある?
・事実質問で「思い出してもらう」
・Whyで聞きたい内容でもほかの表現で質問することもできる
・4Wは具体的で答え易い(Whyは丸投げ...)+好奇心!

報告者

東憲治

報告日

2020/04/02