2020年6月定例会2レポート『はじめのい〜〜っぽ・第53回』東京支部

研究:東京支部 2020年6月度定例会

テーマ2『はじめのい〜〜っぽ・第53回』

開催日

2020年6月27日(土)

会 場

オンライン

ファシリテーター・企画運営

いっぽチーム :伊東瑞穂,大川雷電,佐竹正人,杉山貴史,今井祐子、干田尾恵子、黒岩康宏、(永井 則子)(以上FAJ会員8名)

参加者数(会員)

15名

一般・見学者数

1名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

はじめのい~~っぽ」は安全なファシリテーション実践の場を提供するテーマです。

安全な模擬会議の場でファシリテーター体験をしていただき、
スタッフや参加者からのフィードバック、プロセス振り返りなどの活動を通じて、
ファシリテーターとして成長するための学びや気づきが得られます。

第53回は初のオンライン開催です。通常、対面で行っている通り、模擬会議を通じて、今まで学んだことを実践する場を提供したいとおもっています。

模擬会議の場でファシリテーター体験をしていただき、スタッフや参加者からのフィードバック、プロセス振り返りなどの活動を通じて、ファシリテーターとして成長するための学びや気づきが得られることを目的とします。
オンラインならではの気づきを、是非積極的にスタッフ・参加者と共有し、今後の皆様の活動に反映していただければと思います。
いっぽが提供する安全な模擬会議は、、、
・失敗しても大丈夫!
・やりたいことがやれる!
・共に振り返り、学ぶ仲間がいる!

Q1. 本テーマの満足度 4.4
Q2. ファシリテーション・進行について 3.9
Q3. ワークショップ・講義の内容について 4.1
Q4. プログラムの構成、ワークショップデザインについて 3.9
Q5.これからファシリテーションをもっとやってみたい、勉強してみたいと思いましたか? 4.8

Q6. Q1-5についての意見陳述。
・課題の書き方があやふやなのは、意図的なのかどうか?
・振り返りがとても参考になりました。
・全員にファシリテーションの機会がるのがよかった。スタッフの方の発言が多かった。運営側のお話しを聞けるのは参考になるのでよかったのですが、もう少し参加者に話させてもらいたかった
・インストラクションをもう少しゆっくりやってほしかった
・ファシリーテーションの体験とリフレクションが得られとても勉強になりました。今回はコンフリクトが起きにくいテーマ設定だったと伺いましたので、チャンスがあればまた参加したいと思います。
・お題を考えていく中で、オンラインとリアルでの違いを気づくいい機会になりました。ありがとうございました。
・休憩がうまくとれなかった。オンラインは疲れるので、時間を延ばすとかも含めて考えたほうが良いと思いました。
Q7.オンラインの会議の進め方は、リアルな会議と比較してどう違いましたか?
・リアルもオンラインもファシリテーションは一緒。見える化だけが課題。見える化は必要。
・場合によりけりの場面はあるが、オンラインの方が、個人的には参加しやすい。技術的な点の改善は必要。
・リアルよりもオンラインは難しさを感じた。対面よりオンラインだと話に集中しずらかった。
・進め方大きく変わりないと思いましたが、長時間になるとリアルより疲れるように感じました
・大差ないような気がしましたが、会議の内容と参加者にも会議の中身の充実度は異なるものなのだなと感じた。
・視覚化がしやすい  リアル以上に、相手の考えや意見の背景を聞く意識が必要
・やりとりが1to1になりがちだと感じた
・見える化としてGoogle Slideの使い方が大事と気づきました。
・""顔が良く見えて面白いなと思っていますが、より疲れちゃうねと思いました。
・オンラインだと場の雰囲気が分かりづらいので、リアル以上に一つ一つ丁寧に確認する必要があると思いました。
・ファシリテーターとしての在り方は変わらないと思いましたが、オンランならではの気遣いが重要であると感じました。

対話のみえる化の方法、参加者の観察などは特に留意すること(注意が必要)と思いました。

オンラインツールの機能に慣れることも重要なんでしょうね。
Q8. 特に、学んだこと、今後に活かしたいと思われたことは何でしたか?ご自由にご記入ください。
・すり合わせと技術は重要だと思いました。バックグラウンドの共有が重要ですね。メンバーとの関係づくりに、オンラインではより注力する必要があると学んだ。
・質問のしかたや提案のしかたが勉強になりました
・ファシリテーションには型があると思いました。それをまずは身に付けるところから始めたいと思いました。
・振り返りの時間があったことがよかった
・オンラインでのファシリテーターの見え方
・会議で発言を遠慮し合うシーンへの対応をいくつか気付きがあったので実践してみます。
・ファシリテーションのスキルはリアルでもオンラインでも基本は同じと思いましたので、今後身につけて行きたいです。
・書きながらファシリテーションをしたいなって
・収束させていくところが、実際にどんな風にしていけばいいか体感することができた。
・参加者が話題に参加できているか、いまどのような状態にあるか、ファシリテーターは十分気を付けて、気遣いながら進めるということが大切であり、少しでも実践に活かしていきたいと思います。


■Keep:
・FBの観察はリアルよりリモートのほうがやりやすい。
・観察時のFBモニタ消しは有効だったように感じた。
・実質リアル紙でのグラフィックをやめたのは良かった。
・最後までながれてやれた
・1/3が他地域からの参加
・やったこと自体がよかった/リモートだから他地域から参加できた
・移動しなくてすんだこと(時短)
・トラブルが起きてもリカバリーができた。想定どおりに流れていった(通信が安定しないとき、カメラを切ってくださいとか
・ブレイクアウトルームへの出入りロス時間の設定は実情に合っていた。
・Breakoutルームの移動もスムースだった。
・Breakoutルームでの休みの間も結構しゃべっていた。(議題についてしゃべっている場合、オンラインとリアルの違いとかの雑談とか)
・カメラ切ったり、音声切ったりで休みの時に参加者がかなり主体的にうごいていた
■Progress:
・「休憩時間」等、現在がどういう状態かの表示は必要(MFは口頭で説明したが理解していなかった人複数)
・ケースに「勤務時間内不可」等の文言が必要(勤務時間内に設定可としたチームあり)
・パワポ資料に「発表用」「経緯説明用」「FG用(ページ増設可)の表示をして3種類用意しておけばインストが簡略化できる
・時間の戦略的予備は15分は欲しかった(開始時間を30分早めてもよかったかも)
・発表後の質問タイムでのスタッフの質問は参加者が出なかった場合に限る。
・ZOOM内時計は見にくい。特にFBタイムや休憩時間と合算してしまっていると分かりにくい。
・FB同志の打ち合わせをする時間がなかった。
・ひねったネタでなくふつーに流れていった。予定調和で終わった。
・Conflictが起きなかった。起こすトリガーがなったか
・Bは4人のうち、2名がお試し、1名が入ったばっかり。全然進んでいなかった。一人(まさこさん)、会社の文化が違う人がいた。そこに、コンフリクト。出たり入ったりの男性(ぞうさん)のフォローはいい感じ。
・Cは3人が慣れている、うまーく流れていった感じ。だった。投げかけて場を巻き込んでもよかったのか。若いほうのもりもりさん、が積極的にすすめてくれた。流れがわかっている人たちが多かったのでトラブルが少なかった。
・あまりにスムースに流れてつまらない一歩だった vs はじめてはこれでよかったのでは?
・「どうせ模擬会議だし」というところがあった。なりきりの演出がもっとあってもよかったのでは。
・ケースの中に対立のヒントがほとんどか書いていない。視点の違いがない。(家族含める、Weekdayとか入れるのか?、バランスが)
■Try
・成果物を作る段階で、中身のずれが発覚した。時間とか、そういった引っかかりをつくるところが必要だった。
・オンラインにおける、第一歩というのをわけたプログラムを検討する。
・場のメリハリを通常以上につけること。なりきりを強調する。
・ケースの中に対立のヒントがほとんどか書いていない。視点の違いを入れ込んでみる(家族含める、Weekdayとか入れるのか?、バランスが)
・グラフィックのわかりやすさに焦点をおくとか。
・XMINDを使ってみる(企画内でためしてみる)> グラフィッカー専任にするか。試してみるのはありか?
・プロセスをバッサリ切ってフォーカスをしぼって一歩のプログラムを組む
・Tryで一つのチーム6名とか? 模擬会議自体のは1セッション、12分は最低。
・MFの問いかけのあとの間が短かった。
・最後のCoのお知らせの時にRaidenの顔がみえなかった。顔がしっかりみえるように

報告者

地主光太郎(FAJ会員)

報告日

2020/6/30