2021年1月定例会2レポート『はじめのい~~っぽ 第55回』東京支部

調査研究:東京支部 2021年1月度定例会

テーマ

『テーマ2:はじめのい~~っぽ 第55回

開催日

2021年1月23日(土)

会 場

オンライン

講師・ファシリテーター

ファシリテーター:今井祐子(FAJ会員)

企画運営担当

いっぽチーム(FAJ会員)

参加者数(会員)

13名

一般・見学者数

3名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

【※本テーマの主目的・検証したかったこと】
 ① ファシリテーター初心者(経験者も)に対して、練習、観察できる場の提供をする
 ② 自身のファシリテーションの課題をみつける
 ③「企画スタッフ」人数が少なくても実施できるプログラムを作る(企画側)

【※主目的・検証したかったことについての実施結果】
 ① 模擬会議、振り返りのファシリテーターを体験してもらいました
 ② 皆様それぞれのいろいろな気付きが得られたようです
 ③ 今回は、定例で実施している「フィードバッカー」スタッフを作らない形でのプログラムを
  企画・実践しました。スタッフ人数は、メインファシリテーター・テクニカルの2名で対応

【※実施内容】
・いっぽについてのインストラクション
・ワーク:模擬会議 / 振り返り ~グループに分かれて実践
     模擬会議(ファシリテーター、参加者、オブザーバー役を決めて行う)
     振り返り(ファシリテーター、参加者、模擬会議を様々な立場の視点から振り返る中から
          ファシリテーターとして進める上での新たな気付きを得る)
 ※ワークではGoogleスプレッドシートを使用した
・共有タイム:別のグループメンバーと気付きのシェア
・クロージング:本日の全体振り返り

【企画側の気づき】
・プログラム振り返りより、通常プログラムの「フィードバッカー」が振り返りを担当するより
参加者同士で行う振り返りがよかった、という声も多く得られ、また違ったスタイルでの実施も
これからのブラッシュアップで形ができると思った。
・メンバーによっては、どう進めたらよいか戸惑う場面もあり、もう少し丁寧なガイドや次のアクション
を促す説明が必要と思う。
・スプレッドシートでの共同書き込みが難しいことや、自由度が低い声があり、別のツールを活用する方が
よいかも
・違う価値観を持つ人もいる。だからこそ、その人の背景(文脈)、価値観を掘り下げて聴いてみたかった。
自分が大事にしたい事を改めて認識ができました
・今回は、参加者同士が話す・ワークする時間をかなり多くとりました。その分、全体やメインファシリテーターとの
やり取りの割合が少なく、慌ただしくそして少し寂しく感じてしまいました。もっと余裕をもったプログラムと
参加者とのコミュニケーションも楽しめるプログラムブラッシュアップを行いたいです!!


【参加者の声】
感想など
・参加者が観察するのは良かった。時間管理が難しかった(時間が足りない)。
・参加しやすい内容でした。
・色んなタイプの方を知ることができました。自分のやり方を練習できる場となりました
・期待していた内容であった
・このプログラムはもっとよくなると思う
・はじめの一歩、人から話では聞いていましたが初体験でした。全員がF,GFを短い時間で経験できるのがよかった。
・時間が限られていて、かつ議論する内容も最初から最後まですべてだったので、聞きたいことがすべて聞けなかった。

気付きや学んだ事、活かしたい事
・オンラインにおける見える化のやり方
・やはり、場数と思いました。
・まずは慣れていきたいので、いい機会になりました。最後に皆さんにアドバイスもいただけて大変参考になりました。是非今後に生かしたいと思います。ありがとうございました。
・社内の会議に活かしたい
・会員さんのファシリテーションの考え方
・自分のスキルアップというより、Beingのほうが問題ですね。
・話し合いの一番最初の参加者とプロセスを共有すること
・会議の導入部分(ワーク1,2)の進め方が難しいなあと感じました。どうすればいいのかを考えている最中です。
・自分のファシリの特徴を活かしつつ、欠点を改めていきたい。

報告者

今井祐子

報告日

2021/2/6