『テーマ5:ちゃんぽん英語でOK!! 英語deファシリテーション第6回』
2021年1月23日(土)
オンライン
渡辺誠(FAJ会員)
大国兼道、鈴木愛子、杉山貴史 (以上、FAJ会員)
17名
3名
【※本テーマの主目的・検証したかったこと】
・中学生英語で意思疎通を図るファシリテーションを体験することで、グローバルファシリテーションへの取り組み意欲を醸成する。
・参加者同士が助け合うことで、言語の壁を越えてコミュニケーションを活性化し、対話を促進する。
・幸福度世界一、教育度の高い理由につながっているシンプルでパワーフルなフィンランド式ファシリテーションの有効性を体感する。
・コロナ渦において働き方が激変する環境の中で、ウエルビーイング(心身の充足感)が感じられる職場を共に創ることを考える。
【※主目的・検証したかったことについての実施結果】
・当日の資料などにもあるように、ブレイクアウトルームなどで活発な対話が行われた。
・英語ができる人とソコソコの人を名前に表示することで、場のリーダー、フォロワーの役割が明確になり、なごやかな雰囲気の中で進められた。
・シンプルで分かりやすいファシリテーションによって、過去の「英語deファシリテーション」に比べると、参加者の戸惑いが少なかったように感じた。
・
【※実施内容】
・ZoomとGoogle Slideの練習(開始前)
・オープニングー目的・プログラム・自己紹介・アイスブレーク・Gルール(英語がちょっと苦手な方(がんばるよのG): G_ 英語サポートできる方(そこそこ話せるS): S_を名前に付けてください。)
・フィンランドメソッド紹介と慶應義塾大学前野教授のインタビュービデオ視聴と対話
・「私が仕事をしていてイキイキできた要因」を個人で考え、ペア/グループで共有
・チーム案の検討/選択と発表、スタンプ評価
・フィンランド式ファシリテーションの効果
【企画側の気づき】
・参加者が英語で話すことへの抵抗が少なく、参加者にはすでにレディネス状態ができていた。
今後、いかに抵抗のある人を集めるかが課題だと感じた。
・英語でやると、敷居が高くなりがちなのでちゃんぽん英語でOK!英語にチャレンジしてみたい方と
ペラペラじゃなくても安心して参加出来るような伝え方をした。
また、サポートしますということも全面に出すようにしたのは、効果の高い配慮だった。
・英語でやるので、FAJだけでなく、グローバル委員会・IAFにも案内を出したので、参加者の幅が広がった。
・Facebookの自分のページでも、イベントの案内をして会員以外の方にも知ってもらえるようにしたことも功を奏した。
・英語にチャレンジしてみたくても中々機会が無い、一歩踏み出す勇気が無い人にも良い企画立ったと思う。
【参加者の声】
・オンラインかつ英語でしたが、スムーズに進行されていたと考えます。
・時間に厳格
・英語でのチャレンジ。フィンランド式とは具体的に⼀般のファシリテーションと何がどう違うのかの説明があると
より理解が深まると思います。
・フィンランドメソッドが学べたことはとても良かった。
・4人グループでの2回のセッションでは、話し合う方向性がメンバーで共有できず、沈黙が続き、ほぼおひとりの意見が
チームのアウトプットになってしまった。
・ファシリテーションの知識や経験が豊富な人とそうでない人がいる場合、⼀番理解が浅い人が気持ちよく参加できることを
心掛けて対話することが大切だということを学べた。
・意欲的で贅沢な定例会でした。ありがとうございました。
・参加者のレベルに合わせて、安⼼して参加できる雰囲気を作っていた。
・プログラムを英語にしている意義を感じられなかった。
特に、学んだこと、今後に活かしたいと思われたこと:
・英語でのオンラインファシリテーション/ワークショップのやり方
・少人数での相互理解
・職場をいきいきとするアクション
・英語に苦手意識の強い人をどのようにモチベーションづけるかという点
・話し合った内容としての職場をイキイキとさせる方法についても活かしたいですが、英語表現も勉強になりました。
大国兼道(FAJ会員)
2021/2/1