表示調査研究：東京支部　2021年9月度定例会

テーマ

開催日

2021年9月25日（土）

会　場

オンライン

講師・ファシリテーター

中西百合　佐藤由紀子　水坂洋介　３名

企画運営担当

中西百合　佐藤由紀子　水坂洋介　佐竹陽一以上、FAJ会員)　4名

参加者数（会員）

14名

一般・見学者数

1名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

【※本テーマの主目的・検証したかったこと】
（１）「アリエナイ」SFのような想定から物事を考える「思考実験」が、不確実時代（VUCA）における課題発掘に向けた
気づきを生み出すことを参加者に体感していただく
（２）前回東北支部定例会の同テーマからのブラッシュアップが有効かを検証する

【※主目的・検証したかったことについての実施結果】
（１）ワーク中の話し合われた内容ならびに、アンケートを見ると体感していただくことができたと言える
（２）前回は「気になること」を出し合うワークでムードが暗くなり、アイデアが出にくかった。今回は質問の言い回しを
　変えたり、インストラクションを丁寧にすることで、アイデアが出るムードになった

【※実施内容（非参加者にもわかるように）】
１．オープニング
２．アイスブレイク
３．Work1 もしもの世界に対して思いつく限りの"気になること"を考える
　Aの世界について
　Bの世界について
４．Work2 もしもの世界で起こりえそうな状況を洗い出す
　Work1で選択した世界をより具体的な条件をつけて深掘りする
　洗い出した状況をカテゴリー分けする
５．Work3 起こりえそうな状況から課題・問題の発掘、及び解決方法
　Work2で洗い出したカテゴリーを起点に紐づく問題・課題を考える
　その問題・課題に対する解決方法と今できることを整理する
６．全体共有
　Work1はギャラリーウォーク形式で共有
　Work2は各グループにて発表者を決めてもらってワーク終了後に共有
　Work3は各グループにて発表者を決めてもらってワーク終了後に共有
7．ふりかえり
8．エンディング

【参加者の声】
・現実の課題と同じと感じた
・思考訓練・・・研修とかで使えそう
・課題から解決に持って行くことが難しい。焦点を絞ることも必要
・普段考えていないことなのでリミッターを外せる
・０ベース思考はやった事あるが、ありえない前提からスタートするのは新鮮でした、楽しかったです
・いい時間配分でじっくり考えりことができました。ありえない想定を想定するって視点広がっていいですね
・同じテーマで２チームずつの発表を聞けて、違いを楽しく聞くことができた。でもアプロートは違っても意外と結論は似てる部分が多かったのも面白かった
・深掘りの過程が楽しかった、チーム毎着眼点が違うのが興味深いと感じた
・「たら、れば」の使い方で、問題・課題・解決策が左右される。その違いは真逆になることもあると思いました。
・問いの出し方によって、たらればの世界のことでも、自分ごととして考えることができたのは興味深かったです。いかに自分ごととして考えてもらえるような問いを出せるというのは、現実世界でも使える学びでした。
・２チーム同じテーマで議論を深めたのですが、参加者の問題意識により、同じテーマでも出てくる対策や着眼点が変わってくる。でも、俯瞰すると同じようなところにたどり着いていて面白かった。面白いテーマで自由に空想しながら、課題解決を楽しめました
・視点の変化のふり幅を変えると、意外なところに気づく、これがオモシロイ
・ワーク1、2までは仮定の話ととらえられましたが、震災で停電なども身近だったので、ワーク3で現実味を帯びた感がありました
・時間が短く感じる楽しさがありました。非現実なことだからこそ素直に言えることもあり、一方現在抱える問題（地球温暖化）にも通じる対策でもありました。ファシリテーターとしては問題課題と解決がもう少しうまく切り分けられたら良かったです
・現実には起こらないような想定だけど、含まれている課題は今の現状の課題にも通じるところがあるよね、と思いました。いろいろな視点から考えるのは気づくことが多かったです
・課題をどの程度の粒度で設定するのかで解決方法を導き出せるかに差が出ると感じた

【企画側の気づき】
・同じプログラムを２回やることで若干ブラッシュアップできたのでいい機会がもらえた
・同じパートのMFを２回担当した。自分自身の言い方を工夫したりすることで自分自身の学びにつながった
・同じテーマでやっても全く違うワークになったのが面白かった

報告者

前田卓也

報告日

2021/10/11

テーマ４企画メンバーで、当日の振り返り♪　⇒またブラッシュアップして開催します★お楽しみに！！