2024年9月定例会レポート テーマ3『科学とゲームで対話する!「ダリの"め"」体験と鑑賞型対話』東京支部

調査研究:東京支部 2024年9月度定例会

テーマ3 定例会『科学とゲームで対話する!「ダリの"め"」体験と鑑賞型対話

開催日

 2024年9月28日(土)13:00~16:40

会 場

 かつしかシンフォニーヒルズ別館 会議室(コンチェルト) 

企画運営担当

 立花浩司,中澤義光,坂井奈穂子(FAJ会員 東京支部)

 【企画協力】
  古澤輝由(立教大学理学部 SCOLA)
  立教大学 理学部 SCOLA / SCOLA SIP 2期生

参加者数(会員)

 21名

一般・見学者数

 6名

テーマ詳細 プログラム内容 担当者振り返り 参加者コメントなど

【プログラム】

 ・アイスブレイク(レゴシリアスプレイ ダックワーク)
 ・鑑賞型対話ツール「ダリの"め"」体験ワーク
 ・AI画像生成体験ワーク
 ・「ダリの"め"」制作の背景・意図びらき
【アンケート結果】
・テーマの満足度 ★★★★☆(非常に満足:82.6%、満足:17.4%)
 
【参加者の声】
・時間があっという間に過ぎた
・非常に活発な意見交換ができました。ファシリのみっちゃんがとてもよく回していただきました
・生成AIを使って絵を作るのと、あえて二つの立場両方になって意見を述べるのが良かった
・学生がこういう企画が出来ることに感心しました
・先生の説明はテンポよく、とても聞きやすかったし分かりやすかったです。一つの絵を見て色んな見方があることが面白かったです。
・時間をかけてゆっくり楽しめました
・ワクワク感があった
・チェックインはやった方がいい
 
【企画側の気づき・感想】
「ダリの"め"」は,立教大学 理学部 SCOLAの主催イベントとして行われた際に体験したことがあり,その時に感じた尺の短さと,
尺の短さに起因する深掘りの浅さを,今回は定例会に組み込むことによって改善することを試みました.約1/4が非会員でしたが,
「ダリの"め"」ツールの目的として掲げていた「科学を傍観せず,他者の立場に立つことで,多角的な視点で未来について考える」
だけにとどまらず,「ダリの"め"」を経験することによってかんじた社会課題解決や組織の中でのコミュニケーションにおける
応用可能性を,参加者のみなさんそれぞれが,少なからずかんじることができたようです.
 
対話型鑑賞の考え方を基本に,手法を裏返しただけというのが「ダリの"め"」の特徴なだけに,今回の定例会での気づきをもとに
して,それぞれの持ち場での新たな発展の可能性がかんじられた定例会でした.

報告者

 立花 浩司

報告日

 2024/9/29