ファシリテーターの練習試合をしよう!
大井町 きゅりあん4F 第一特別講習室
5月23日 13時00分~17時00分
20名
久木野勉(FAJ 会員)
伊東瑞穂・尾上昌毅・永井則子・干田尾恵子(以上FAJ会員 東京支部)
14名
エーリッヒ・フロムは技術の習得には、「理論」と「習練」と「その技術が自分にとっての最大の関心事であること(ultimate concern)」が必要と述べている。 本ワークでは、参加者が模擬会議のファシリテーターを担当することによるファシリテーションの総合的な「習練」の場を提供する「はじめのいっぽ」をフレームを用いた上で、河川敷で草野球をするような気軽に練習の望める場の提供を試みた。 さらにその体験を通してファシリテートすることの意義・楽しさを体感し、そこから「最大の関心事(ultimate concern)」につながるような心境変化を促せないかを試みた。
アンケート結果からもファシリテーションの総合的な「習練」の場としては十分機能していたことが確認でき、場の盛り上がり方からはある程度気軽に参加できたのではないかと感じられた。 そこから「最大の関心事(ultimate concern)」につながることができたかは、明確には検証できなかったが、この定例会以前にFAJから関心が薄れていると語っていたFAJ会員何人かから、関心が戻ってきたとの言葉も聞くことができたため、「最大の関心事(ultimate concern)」に対しての何等かの影響力はあったのではないかと思われる。
13:00~ オープニング 13:10~ アイスブレイク(4象限自己紹介)
13:20~ ワークの説明 13:35~ メインワーク(模擬会議)
15:50~ 模擬会議プロセスの共有(ぐるぐるシェア)
16:20~ グループ内共有
16:30~ 全体共有
16:40~ クロージング 16:45~ 終了
・テーマの満足度 ★★★★☆(4.4)
・ファシリテーション・進行について ★★★★☆(4.2)
・プログラムの構成、内容について ★★★★☆(4.4)
■[本テーマの満足度/ファシリテーション・進行について/プログラムの構成、内容について]
メンバーのおかげもあり楽しかったです
普段リモート勤務なのでテーマがわかりやすかった
ファシリテーションの難しさに頭をかかえた、改善点が見つかったから。
初めて会う方と意見を出し合う体験ができたこと
テーブルファシリテーターがいて安心して参加できた。各テーマの振り返りが良かった。
「よかった点」合意形成まで体験、実践できたこと
人数が少なかったため二回ファシリテーションに挑戦できた。
初回の反省を踏まえて、二回目に改善版で再トライすることができた。
失敗経験含めて良かった。
" 自分のグループや他のグループの方達と何度も振り返りができた点
フィードバッカー中心ではなく全員でフィードバックしたのは新しかった。これはこれでエコな感じで良かったと思います。最初の回と最後の回を担当したファシリテーターに変わったのは面白かった。
新しい人が沢山いて良かった。運営の方もはいったらもっともりあがったかも
良かった点 分かりやすく段取りを説明して下っさたので、何をやるのかが明確だった点
とても話しやすいのしやすい雰囲気だった点
皆が参加できるような進行の仕方で、置いてけぼりな人がいなかった点
改善点 初心者には自由度が高すぎる(難しい)ような気もする点
ファシリテーターが出来たことや他のグループの様子がとても参考になった
この1時間の会議のゴールを提示してほしかった
ゴールを決めるのは15分では短かった
[特に学んだこと、今後に活かしたいと思われたことは何でしたか?]
はじめに目的を確認し目線をあわせて、その後論点整理をすること。
今回実践したアイスブレイク、フレーム 目的と目線合わせが何より大事であること。、
会の進め方や、目的目標を共通認識するために時間をしっかり使う。
話し合いで進み方に迷った時も板書に書く。
どう進めるか、何を話し合うかもファシリテーターが決めずに皆に意見を聞く。
場に訊くこと ゴールの解析度と時間配分
ゴールに係るメンバーの前提の確認の大切さ
今何について話し合いを行っているのかの軸合わせ
模造紙の使い方とプロッキーや付せんの色あわせ
総合的なファシリテーターの練習の場として模擬会議を4回行う「はじめのいっぽ」のフレームはとても有効であることを再確認できた。
新たな試みへを行うにあたってスタッフ間の意図の共有が不十分であったため多少の混乱が発生してしまった
「はじめのいっぽ」のフレームを用いたうえで気軽に練習をできる場の提供としての一定の成果は得られたと感じられた。
この先は「最大の関心事(ultimate concern)」に対する何等かの確認方法も確率できればと考えている。
ケース(模擬会議の議題)をもっと綿密に作り込む必要生や、模範となる話し合いのフレームとケース(議題)との整合性をとる必要生など課題点も確認できた。
【報告者】
久木野勉(FAJ会員)