2026年7月定例会 報告書 テーマ3 ファシリテーションの力でAIを使いこなす:AI×ファシリテーション東京支部

東京支部 2026年7月度定例会

報告書 テーマ3 ファシリテーションの力でAIを使いこなす:AI×ファシリテーション

【テーマ】

ファシリテーションの力でAIを使いこなす:AI×ファシリテーション

【会場】 

きゅりあん

【日時】 

2026年7月25日(土)13時00分~16時45分 (開場 11時00分)

【定員】 

20名

【ファシリテーター】

 楯岡 かおる(FAJ会員 東京支部)

【企画運営担当】

鈴木克典、木村和郎、増平貴之、保谷朋子 (FAJ会員 東京支部)

【参加者数】

 20名

【本テーマの主目的・検証したかったこと】

ファシリテーションやコミュニケーションの知見が、AI活用(指示を出す、AIの言葉を読み解く両方)に使える、という事を、参加者自身でも気づく。

【主目的・検証したかったことについての実施結果】

冒頭、情報インプット前に、参加者自身でファシリテーションスキルのどの部分がAI活用に使えるか見つけてもらいたかったが、予想よりも、結びついていなかったようだったので、予定変更して、OARRとプロンプトの関係について説明した。 その後のワークでは、模造紙や発表で「対話の場で話される事はAIが出す情報と違って一時情報」「無意識にファシリテーションスキルをプロンプトに入れていた」等の意見が出て、主目的はほとんどの参加者に届いていた様子が観察された。

【実施内容】

オープニング・チェックイン

グループ対話・全体共有

情報提供(OARRとプロンプトの関係)

AIとの会話(個人ワーク)

今の会話についてグループ対話・全体共有 情報提供(AIの言語傾向・問いの力)

情報提供された事についてグループ対話・全体共有

情報提供(AIっぽい文書の見分け方、AIからの問いへの対応方法、大規模言語モデルの仕様をある程度制御できるプロンプトの書き方)

AIとの会話(個人ワーク)

今の会話についてグループ対話・全体共有

チェックアウト

クロージング

【アンケート結果】

・テーマの満足度 ★★★★☆(4.5)
・ファシリテーション・進行について ★★★★☆(4.5)
・プログラムの構成、内容について ★★★★☆(4.4)

参加者の声】

[テーマ・全体進行について]

・AIの仕組みや特性への理解が深まり、AIとの適切な付き合い方について新たな視点を得られた。

・OARRやプロンプト設計など、AIをより効果的に活用するための具体的な手法を学ぶことができた。

・AIをファシリテーションの視点から捉える発想が新鮮で、AIに代替されないファシリテーションの価値を改めて認識できた。

・インプット・ワーク・AIとの対話のバランスが良く、実践的で楽しく学べたという声が多かった。

・傾聴力や質問力、場の設定、自分自身の主体性の重要性を再認識した。

・今後は、AIの特性を理解した上で、より意図的・主体的に活用していきたいという意見が多く見られた。

    【企画側の気づき】

    生成AIに出すプロンプトや、AI側の問いに含まれる意味など、あらかじめ情報共有してから、過去のファシリテーションの場面を思い出してもらった方が理解が早いとわかった

    【ファシリテーターの感想】

    さすがファシリテーターの集まりだけあって、人間対話の重要性や、AIを使って出てくる言葉と人間対話で出てくる言葉の違い、投げかけによるAIからの返答の違い、など、通常のAI勉強会よりも、深い気づきが多かった。

    【報告者】

    東京支部 近山典子