概要
「人はモノを作ると同時に新たな知を生む」という教育理論
“コンストラクショニズム”(※1)を基にしたレゴ®シアスプレイ®(LSP)(以下、LSP ※2)。
2001年レゴ社が新たな問題開発技法として開発され、2003年NASA(米国航空宇宙局)
で使われたのを機に米国、欧州に広がりました。
日本では2007年、東大のラーニングバーで初めて公開されました。
(
http://www.nakahara-lab.net/2007/03/lego_serious_play_2.html)
2008年、LSPを活用したコンサルティングと、専門のトレーニングを手がける
小さな会社(※3)が起業;博報堂とのキャリア開発プログラムの共同開発を
皮切りに、アシックス、コクヨ、トヨタ自動車、富士通、日立システムズ等の
企業、九州大学、早稲田大学(商学研究科)、グロービス経営大学院等でカス
タマイズしたプログラム(アイデアの共創、組織の改革や戦略創り、社会の
未来ビジョン創り等個々のテーマ)を提供しています。
今回は、その小さな会社の代表、LSPの第一人者を招請、
皆様に『アイデアの共創』というテーマに挑戦して頂きます。
※1コンストラクショニズム:
MIT Media Labの元教授シーモア・パパート氏が1960年代に提唱した、
教育理論。レゴ社のブロックの新製品開発にも応用されている。
※2レゴ®シアスプレイ®(LSP)::
上記“コンストラクショニズム”(*)を基にしたレゴ®シリアスプレイ®(LSP)。
2001年レゴ社が新たな問題開発技法として開発され、米国、欧州に広がりました。
日本では2008年から個人のキャリア開発、組織の改革や戦略創り、社会の未来
ビジョン創り等に活用されています。
※3「小さな会社」:
活動内容の一部を、下記のウェブサイトで垣間見ることができます。
事前にご照覧ください。
https://www.hitachi-systems.com/report/specialist/lsp/
〜蓮沼先生よりFAJ会員の皆さまに向けてメッセージ〜
「レゴ®ブロックをものつくりのTOYとして扱うのではなく、問題解決のTOOL
として活用する、LSPという特殊なアプローチ。
この度は、プロとしてファシリテーションに臨んで居られる方々にそのLSP
の手法と考え方の一端を、体験を通して、理解をして頂ければ幸いです。」
対象
・自身が所属する組織、職場などでファシリテーターとしての経験のある方
・ファシリテーションの現場経験があり、そこそこできている、
けれど更なるステップに昇りたいと考えている方
※FAJ会員限定(ファシリテーション実践者推奨)
メインファシリテーター・企画
メインファシリテーター
蓮沼 孝(株式会社ロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツ 代表取締役社長
LEGORSERIOUS PLAY 公認ファシリテータ)
ビジネスマンのキャリア開発、組織の改革、戦略策定に取り組む。
九州・アジア経営塾にシリアスプレイ®を使った経営幹部研修を導入。
創造性開発や組織開発を促進するシリアスプレイ®のポテンシャルに共鳴し、
デンマークでファシリテータ資格を取得し、企業や大学でのプログラム共同
開発・実践を行っている。
三菱商事で国内・米国にて輸出入業務に従事後、グロービス経営大学院にて
顧客開拓、論理思考や事業経営者養成のプログラム企画・開発、マレーシア
の複合事業会社で事業統括に従事した経験を持つ。
早稲田大学理工学部卒、米国ペンシルバニア大学ウォートン校大学院修了(MBA)
http://www.seriousplay.jp/
企画
野澤 しきぶ(FAJ会員)
懇親会
定例会の後に、懇親会を予定しております。
定例会後:泡の会
テーマ終了後、有志による「泡の会(懇親会)」を予定しております。
- 泡の会はFAJの活動とは別という位置づけです。(特に会計上)
- 集金総額とお店への支払総額に若干の差額が発生することもありますが、その差額は学生参加者(社会人学生除く)への補助とさせていただきますことをご了承ください。
- 泡の会参加予定でご連絡なく欠席の場合、キャンセル料をいただく可能性がございます。あらかじめご承知おきください。
ご質問やキャンセルのご連絡宛先
メールにて、tokyo-member@faj.or.jp 宛にご連絡下さい。
- キャンセルはなるべく開催日の2日前の正午までにお願いいたします。