東京支部4月定例会
■ 日時:2006年4月22日(土)13:00〜17:00
■ 場所:日本経営協会(NOMA)3F
■ 参加者:46名
■ 講師・話題提供者:
黒田由貴子さん 本会副会長(?ピープルフォーカスコンサルティング代表)
田村洋一さん、吉村浩一さん、そしてPFCチームのみなさん
■ 担当:池田、喜多
■ テーマ:「組織開発とファシリテーション
〜あなたは自分の組織を変えられますか〜」
概要:
組織開発に関する実例をまじえたお話。
そして、チームごとに社長・専務・営業部長・開発部長・教育課長・営業平社員・開
発平社員・社内教育をうけた平社員という役割ごとに
別れ、その後、1チームごとに全役割の人が配置されるようにシャッフルしました。
そして、ロールプレイを行い、それを踏まえた議論を行いました。
13:00 東京支部恒例の「定例会とは」のお話(池田さん)
13:10 チームごとに自己紹介
13:25 今日の定例会について「与えられる場ではなくみんなで作る場」であることが
目的であるというお話と、テーマの「組織開発」の部分について確認。
13:30 組織開発とファシリテーションについてPFCの活動内容で実例を示しながら
黒田さんのお話
そして、話題提供者のPFCメンバー皆様の自己紹介
14:10 ロールプレイのために役割を確認のためにグループワーク
14:40 10分休憩(チームの組み替えによる移動も含めて)
14:50 ロールプレイの説明
14:55 PFCメンバの皆様によるロールプレイの実施(見本として)
下記のようなやり取りが行われました。(事例を踏まえて役作りしての発言です)
登場人物(社長/専務/営業部長(営業)/教育課長(教育)/社員)
社長「どうかな?」
専務「社長は分かっていない、わが社のDNAを伝えたい。最近の人はさめている。」
教育「あの...」
営業「そんなことより、売上だ!」
専務「分かるけど、DNAも伝えていきたい」
社長「専務は私より社歴が長いので思いもわかるが...、
(社員へ)どうなんだね。」
社員「いつも言われているので理解している。そして、一生懸命、業務をこなして
います。」
教育「今、勉強会を重視してやっていますが、専務のいうようにもっと工夫が必要
です。」
専務「どんなふうにしたらいいかな?(社員へ)どうかな?」
社員「非常にためになっています。」
専務「では、勉強会が業績につながらないのはどうしてかな?」
教育「勉強会が影響して、業務が停滞して、上司に怒られることがあるようです。」
営業「怒ってはいない。スピリット、気合を入れているんだ。みんなでひとつのゴール
を目指すように気合をいれているんだ!」
社長「でも、結果が出ていいないね。私は会社が良くなるならなんでもするつもり
だが、どうすればいいかな?」
社員「部長からはっきり言われていないから、市場があいまいで、どうすればいいか
分からずみんなバラバラに動いている」
専務「社長がどうしたらいいか訪ねていたが、まず、社長が想いを伝えるべきでは
ないかね」
社長「最近、セミナーで現場で決めるのが一番と言われた」
(ここでタイムアップのため終了)
15:30 ロールプレイのグループワーク
15:40 ロールプレイを踏まえ「事例の会社の組織開発を推進するにはどうしたらいいか」
についてグループワーク
16:15 まとめの話
16:45 ポスターセッション(各チームの成果物を見て回り共有する方法)
そして、質疑応答。結構、コンサルティング関連の話題がでました。
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