2008年2月23日(土) 13:00〜17:00
日本経営協会(NOMA)2F
18名(うち見学0名、企画者5名)
・ファシリテーター:上原
・スタッフ:中野、河村
プロジェクター、はい/いいえカード、付箋、A3用紙、プロッキー、金色のモール、等
アイランド型×4島
以下によって、実生活上の課題にあたり、より適切な判断をするための一助となること
・言語情報のみを用いる、簡単なゲーミングシミユレーション(CGなどはありません)
・参加メンバの思考過程の、類似性や距離感を表出
・これまであまり関心のなかった事項や用語について、新たに関心を寄せるためのきっかけの提供
さあ、どうしようか・・・。どうすべきか、分からない。だけど判断しなきゃならない。
決して望んだわけでもないのに、葛藤する事態に立たされる。
そのような時に、頭の中でいろいろな想像を巡らせ未来を予想し、損得を天秤にかけて判断する、その過程を、参加者同士で持ち寄って共有化する(ワークショップ)。
・この目的の達成のために、ファシリテーションを工程として行います。
・したがって、ファシリテーションを行うことそれ自体は、主目的ではありません。
・ファシリテーションスキルの向上も、主目的ではありません。一工程、または付加目的です。
13:00〜 担当あいさつ、各グループで自己紹介(1テーブル4〜5名)
13:05〜 目的の説明
13:15〜 ワークショップを全員参加でお試し(ルールは一見複雑に見えるがやってみるとすぐにわかる)
13:30〜 ワーク�
グループごとにワークショップ、言語情報にもとづき、各自、「はい/いいえ」を判断。
判断にあたって一番重要視した事柄を付箋に書いてA3用紙に貼り付け、グループ内で似たような内容があれば元の付箋につける。
それらの似たようなグループの「共通要素」を見つけ出し、「表札」とする。
この作業を与えられる言語情報を変更することで状況を変えて、そのたびに「はい/いいえ」を判断することを繰り返す。
はじめは「はい派」であったが、状況が変わると「いいえ派」になるなど、言語情報から読み取れることやグループ内でのディスカッション等を通じて、いろいろと変化がみられた。
2:15〜 ワーク�、グループ発表にて共有、状況を変えてワークと共有を繰り返す。
3:00〜 休憩後、ワーク�に。ルールは同じだが、ワークにでは状況ごとに「はい派」と「いいえ派」でわかれてグループディスカッションを行う。
そして、「もし自分が反対の意見になるとしたらどのような条件が追加された時か」という「逆転条件」も新しい課題として追加。
以降、ワークと共有を繰り返す。同じ「はい派」でも重用視した事項が異なっていたり、途中で「いいえ派」に変わるなど変化が見られた。
16:25〜 全体振り返り、個別に1〜2分程度発表。
振り返りのテーマは「最も迷ったこと」「最も意外だったこと」「ファシリテーション以外で最も得たいスキル」のいずれか。
・逆転条件を発想するのが難しかった。自分の考えがしっかりしていないと難しい。
・グルーピングが難しかった。
・出題者の意図通り、迷うことができた。
・少ない条件での判断が難しい。
・コンビニのお題で意志(配る)と行動(どうやって?)との結びつけが難しかった。
・はじめから軸を立てておくことで迷うことがなかった
・目的志向でも前提条件で目的そのものが変わってしまう。
・同じ「はい」でも考え方が様々。同じ結論でも根拠が違った。
・判断の基準として人間重視であった(今回のテーマは災害時の判断)。
・同じ「公平」という点を重用視していても、人によって概念が違うので難しかった。
・サバイバルの知識
・文章力
・心理学
・問題解決するスキル
・初めてファシリテーションを体験したが、いろいろなツールを使ったりして楽しかった。
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