■ 企画チーム
FLY(石橋、高橋、古澤、佐藤、岡田、能美、坂本、田島、大藤、高岡、武藤)
■参加者人数: 31名(うち見学者 5名)
ファシリテーションに出会い、そこから様々な経験を通して自分のファシリテーション観が変化し、今の自分のファシリテーション観が形成されてきたかと思います。今回はその自分自身のファシリテーション観と「ファシリテーションとは何なのか?」という疑問を様々な視点を織り込んだアクティビティを通じて考え、自分にとってのファシリテーションを徹底的に再考するワークショップを行いました。
「RPG」とはロールプレイングゲームの略称で、今回は学校の中という設定をし、参加者の皆さんには学生という役割(ロール)で参加していただきました。ファシリテーションパーク(2007/12/15)にて、別の設定で「1」を行ったので今回は「2」となっています。
スタッフの位置づけ、学校という世界観、ワークシート、グランドルール等の説明
「自分がいたことによって場がよくなった経験」について考え、発表、徹底的に褒め合う。
「ファシリテーターにとって大事な要素」をポストイットでリストアップし、それらを「スキル」「マインド」「その他」にグルーピングする。リストアップした項目について自分はどのような傾向があるのかを考えるために自己採点する。また、出た項目からひとつ選びそれを本日の目標とし、参加者同士で宣言しあう。
「ファシリテーションに対する第一印象」と「ファシリテーションに対する今の印象」、そして昔から今に至るまでのプロセスで経験したことを考え、グループ内で発表しあう。
'給食'としてお菓子を配布。そのまま席ではなしの続きをしているグループが多かった。
等、約20の自分にとってFとは?という質問が書かれているワークシートを埋めていき、グループ内で共有する。自分では思いつかない視点などに気がつき、場が活発になった。ここでは全体でもシェアをする。
400字詰めの作文用紙にワークショップで考えてきたことをもとに「自身にとってファシリテーションは何なのか、なぜ学んでいるのか、どうしていきたいのか」などを自由に書く。かなり真剣で試験のような静かな時間でした。
今日一日ワークショップをやってみての振り返りをグループごとに行う。その後、席替えをし別のグループのひととも振り返りを行う。
今まで体験してきた中のワークショップに比べると個人ワーク(自分のファシリテーション観を内省するための、思い出して考えて書くワーク)が多かったことが特徴でした。その点に関してはアンケートからも
という感想をもらいました。また、参加者同士の内省した自分のファシリテーション観や思いを共有することで新たな発見をした、その上で「自分らしいファシリテーションでよい」という思いを持っていただけたようでした。
以上(議事録作成:武藤 茜)
←前のレポート | 一覧表へ | 次のレポート→ |