議事録担当(木村)
プロジェクタ、ポストイット A4用紙、A3用紙 ペン、飲み物の容器、正面スクリーン
4名/テーブル
何故、スケッチに来たのかを問いかける。参加者からの回答は、「気づき、普段、我流でスケッチしていると3分間で街角が、描けるようになるかも。」「書きながら気づきが得られるとうれしい。」など。スケッチの描き方を期待した人が4割程度。メインファシリテータ(以下MF)から、「何を感じたか、どんなことが起きたかということに気持ちを向けてください」とのガイダンスを行う。
場の状況:予定よりテーブルがひとつ少ない。
今日手持ちの、お気に入りの物を出してもらい、物になりきって自己紹介をしていただく。帽子、ペン(が多い)、扇、財布、定期いれ、時計、iPOD、デイバック、携帯、などなど。テーブルのなかで拍手がおきる。物を語っている場合が多い印象。
「あまり物になりきれず、自分のままで話していました。なりきるのは難しかった。」との参加者のコメントあり。
「スケッチは3分」という本から今回の企画を得たことを説明。スケッチのコツを紹介。
コツは5つ
ここでサブファシリテータ(以下SFが登場。SFが基本練習を行う。横線、縦線、四角、丸、楕円、を練習。例を見せながら、コツや注意点を伝授。
例:
SF「太くなったり、細くなったり、ヨレヨレしていませんか?まっすぐ線をひくのは難しいと思います。書き順はどうしますか?まず自分の思うように、次にいつもと違う書き順にしてください。角はつながっていますか?」
「次は2重丸にしてくださいね。内側と外側が等間隔になるように。」
MF、SFが楽しく掛け合いしながら進行、何故こうした練習がスケッチに役立つかを説明。
例:MF「例えば茶碗を加工とする時に、さっきの二重の円を書くと厚みがでますね。最初に書いたこの楕円が雨(ドロップ)の横がたになっていたら、どう見えますか?注ぎ口があるように見えますよね。ちょっとしたことで別の物になってしまいます。また、せっかく楕円が上手く描けても、底の角度が違うと茶碗に見えなくなります。」
その後、コーヒーの入ったカップの写真をスクリーンに写しながら、下記の流れに順番に線や影をついたスライドをみせていく。
例:今日は「3分でどこまでできるか」をやってみます。
例:「影は皿とコーヒーカップの際の一番濃い部分を描きました。あと丸みが出るように、おさらの内側にもまるく線をいれました。(3のちょっと影の絵をみせながら)だいたい今見ていただいている程度の絵で3分だというイメージをもってください。もっと時間があれば、さらに細かい部分を書いていきます。」
場の状況:テーブルひとつ減の状態ではじまっていたが、遅刻の人がはいってきたため、5人のテーブルが2つできる。
自分のお気に入りをスケッチする
"説明:どんな風に描くか?どんな角度から描くか?"
(スケッチ時間:3分)〜描き終わったら伏せておく〜
何故お気に入りなのか?→理由を箇条書きで書いてみる
ふりかえり→隣の人と簡単に振りかえり
参加者が書いた理由は、色、形、値段、機能など。
スケッチと箇条書きを見比べた後に感想を聞く。参加者の感想は、
「自分では書けてないと思っていたものが、他の人からみると描けていた。」
「線を意識して描いた。」「質感や光沢を出すのが難しかった。」
など
場の状況:5人のテーブルの人を分け、そのテーブルの中に、今回の企画メンバーが入り、4人のテーブルをひとつ増やす。
テーブルの上には飲み物のペットボトルや小瓶などがセッティングされている。
A4にペットボトルを描いてみる。グループで1つのペットボトルを描く。席をたたない、ボトルを触らないよう、ガイダンス。
(スケッチ時間:3分)
振り返り
割り箸の袋に描いてみる。グループで1つのペットボトルを描く。
(スケッチ時間:3分)
振り返り
参加者とMFのやり取りの例:
MF:「なにか面白いコメントありましたか?」
参加者:「角度によって、形、情報にこだわるなど、違いが面白いです。どんなことを伝えたいかで全く異なるので面白いと思いました。」
「小さい方が凝縮される分、線が減る、時間が少なくなる。2個目書き始めました。」
MF「どなたかふくろを開いてかいていましたね?」
参加者「面積と、書きやすい質感。中のクリームとストローがどうしても書きたくてがんばりました。」
MF「さわっちゃいけない」ルールを破りましたね〜。(笑い)
室内で題材を探す。題材を描く。
(スケッチ時間:3分)〜描き終わったら壁に貼る〜
書いた紙に自分の印をつけて、ホワイトボードに張ってもらう。休み時間中に他の人達がどんなものを描いたのか眺め、自分と近しいと思う絵を探しておくよう、ガイダンス。
場の状況:ホワイトボードに人垣ができている。絵は、「ホワイトボード」に「プロッキー」、「名札」に「時計」、「メンバー」
(5〜6人/1グループ)
自分と近しい絵を描いた人を探し出して、4人のグループを作る。
グループ名を決めてもらい、名前が決まったら、何故近しいのかを掘り下げてもらう。
参加者が、ホワイトボードにグループ名を書く。
グループ名:NPO,スクエア、やさしい人達、draw、Team Prockey, トッキー、ネームカードともの会、BWB、デパチカ、たのめーる
今日の全体を振り返って、何か発見があったかグループディスカッション(約10分)。
その後、グループとしての一押しの発見をA3の紙にまとめ発表。表現方法は自由。
テーブルを動かし、スクリーンを囲んで劇場型になるよう、全員移動。
以上
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